【アセテート・トリアセテート素材の洗濯方法を紹介】


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アセテート・トリアセテートの特徴

 

 

天然原料であるセルロースから得られる成分に、酢酸などの化学薬品を用いて繊維状に加工した半合成繊維をアセテートやトリアセテートといいます。

 

アセテートよりも酢酸の度合いが高いものをトリアセテートといいます。

 

メリット

絹のような風合いや肌触りがあり、吸湿性吸水性が適度にあります。

 

程よい弾力性もあり、ふっくらとした毛のような風合いもあります。

 

アセテートよりも酢酸の度合いが高いトリアセテートは親水性が低下するため、乾燥時間が短く、水が染み込みにくいのでシミになりにくいというメリットがあります。

 

デメリット

一番のデメリットは、熱と摩擦に弱いことです。

 

洗濯や取扱いにはこの点に十分に注意する必要があります。

 

水に濡れると強度が更に低下します。

洗濯によってシワができやすく、濡れた状態でついたシワは取れにくいです。

 

またアルカリ性のものに弱いので、洗濯や染み抜きを行うときには注意しましょう。

 

洗濯方法

 


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アセテートやトリアセテートは、水に触れることによって強度が落ち、シワの原因になるので、できるだけ短時間で手洗いをしましょう。

 

手洗い方法

①洗面器やタライに40℃以下のぬるま湯をはります。

 

②洗濯表示に従った洗剤を規定の量入れて溶かします。

※アルカリ性の洗剤を使うことはできません。

 

③洗濯するものを洗濯液に浸けて優しく押し洗いをするか、振り洗いをします。

 

■振り洗いとは

摩擦に弱い生地などは振り洗いをします。

 

洗濯液に浸けたままの状態で、衣類を前後や左右に振り動かします。

 

アセテートやトリアセテートはもともと摩擦に弱く、水に浸かることで更に強度が落ちるため、この洗い方が適しています。

 

④水を替えてすすぎます。

 

⑤バスタオルなどで水分を吸い取るか、脱水機で一分以内の脱水をします。

※脱水のときについた小ジワは伸びにくいので短時間で終わらせます。

 

洗濯のポイント

■ドライ洗濯の場合は必ずドライ洗濯用の洗剤を使いましょう。

 

■柔軟剤はほとんどのものが使えます。

静電気を防止するためにも使用しましょう。

 

■洗濯機で洗濯するときは必ず洗濯ネットに入れましょう。

 

■脱水時間は短く、乾燥機は使わないようにしましょう

 

■染み抜きに除光液やシンナーを使わない。

生地が溶けてしまいます。

 

■塩素系の漂白剤や、粉末の酸素系漂白剤は使用できません。

 

アイロンでシワを伸ばす方法

 


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アセテートやトリアセテートは熱に弱いため、基本的には「低温」でアイロンをかけます。

 

熱を加えるとその形が固定される性質を持つため、アイロンをかけるときにシワにならないように気を付けましょう。

 

アイロンをかけるときには必ず当て布をします。

 

さいごに

 

 

アセテートやトリアセテートは、天然素材のような特徴を持ち、化学繊維のような特徴も持っています。

 

熱や水に弱いという難点もありますが、アセテート独特の風合いや性質はいろいろな場面で重宝されています。

 

メリットはもちろん、デメリットも把握しておけば、取扱いがより簡単になりますね。

 

 

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