【リュックの掃除】汚れ(カビ,黄ばみなど)の落とし方【洗濯・洗い方】



 

本記事では、リュックの掃除方法や汚れの落とし方を紹介しています。

 

リュックの汚れ

リュックは汚れやすい

ハイキングや山登りなど、アウトドアで使う機会が多いリュックは、とにかく汚れやすいです。背中に背負っているので、泥などの汚れに気付きにくく、知らないうちに鳥のフンが落ちていることさえあります。通勤、通学や、子どもの登園用など、日常使いするリュックも、汚れやすいという点では同じ。土埃や雨などの汚れが付いたり、リュックの中でお弁当の汁がこぼれて、染みとなってしまうことがあります。また、リュックの背面に、背中の汗が染み込んで、黄ばみや臭い、カビなどの原因となることもあります。

 

リュックの素材

リュックは汚れやすいため、掃除や洗濯をしやすい素材で作られていることが多いです。よく使われているのが、キャンバス地などの綿素材や、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維です。これらの素材には、水洗いがしやすく、軽くて丈夫であるという長所があります。また、ファッション性が高いリュックでは、ファーなどの毛皮や、スエードなどの革で作られているものもあります。

 

掃除や洗濯の前に

リュックの掃除や洗濯を行うときには、まず、素材や洗濯表示を確認しましょう。一般的に、綿やナイロンなど、布地で作られたリュックは、水洗いできるものが多いです。中には、洗濯機でジャブジャブと洗えるリュックもあります。一方、水洗いができないリュックでは、クリーニングに出すか、洗濯以外の方法で掃除するかの方法で、キレイにします。

 

 

水洗いできないリュックの掃除方法

消しゴム

ちょっとした汚れならば、消しゴムで落とすことができます。普通の文房具の消しゴムを使い、汚れた部分をこすって、汚れを落とします。JIBなど、ヨット用のセイルクロスを使っているようなリュックには、とくにお薦めの方法です。一方、キャンバス地のような、織が粗い布地では、消しゴムでこすることで繊維が傷付いてしまうことがあります。

 

メラミンスポンジ

 

激落ちくんなどのメラミンスポンジを使って、汚れを落とす方法です。メラミンスポンジに水を含ませて、軽く絞ってから、汚れた部分をこすってください。ナイロンやポリエステル、セイルクロスなど、表面がつるつるとした素材にお薦めの落とし方です。こちらの方法も、キャンバス地などの綿素材のリュックには、あまり効き目がありません。

 

中性洗剤

 

中性洗剤を使った水拭きで、汚れを落とす方法です。水洗いが好ましくないリュックでも、さっと水拭きをするぐらいならば、それほど心配しなくても大丈夫です。洗面器に水を張り、食器洗い洗剤などの中性洗剤を、少量溶かします。その中に、タオルやガーゼを浸してから、固く絞り、汚れた部分を軽くこすってください。汚れが取れたら、別のタオルを水に濡らして絞り、水拭きで洗剤を落とします。

 

クリーニング

◆布製

水洗いできないリュックを、まるごとキレイにしたいときには、クリーニングに出して洗うのがお薦めです。布素材でできたリュックは、近所のクリーニング店などで対応できることがほとんど。値段は、洋服よりもやや高く、千円以上かかることが一般的です。ですので、安物のリュックでしたら、わざわざクリーニングに出すまでもないかもしれません。

 

◆革製のリュック

革素材のリュックは、レザー専門のクリーニング店で洗うことができます。やはり値段は高めで、数千円から一万円ほどかかることも。サイズや状態によっても、値段は変わりますので、先に見積もりを出してもらうと安心です。

 

洗濯方法

洗濯の前に

◆付属物の取り外し

リュックに付いている付属物は、取り外します。たとえば、ネームタグやキーホルダー、お守りなどです。その他、ファーや革素材などで、取り外せる部分がある場合には、取り外してください。

 

◆中身を空っぽに

リュックを裏返して、中身が空っぽになっていることを確認します。ポケットや、チャックの中などもひっくり返して、何も残っていないことを確認しましょう。ポケットなどに、お金やティッシュ、飴玉などを残したまま、洗濯してしまうと、洗濯機の中が大惨事になってしまいます。

 

◆土などを払い落とす

登山などのアウトドアに使ったリュックでは、土や細かい石、草木などがくっ付いていることがあります。洗濯する前には、リュックをユサユサと振って、簡単に汚れを落としておきます。リュック内部に砂が入り込んでいるときは、リュックを裏返した状態で、よく揺すってください。なお、縫い目に入り込んだ砂などは、歯ブラシを軽く当てて、払い落としておきましょう。

 

洗濯機で洗う方法

洗濯表示を見て、弱洗いや手洗いのマークが付いているものは、洗濯機で洗うことができます。

 

◆洗濯ネットに入れる

リュックを洗濯ネットの中に入れます。洗濯ネットは、リュックを入れても余裕があるぐらい、大きいサイズのものを選んでください。また、絵柄などがプリントされたリュックでは、裏返した状態で洗濯ネットに入れるほうが、プリント剥がれなどの心配がないです。もちろん、リュック表面の汚れが気になる場合は、裏返さずに入れてもOKです。

 

◆洗濯機で洗い、脱水は短めに

洗濯機を、手洗いモードやドライモードなどに設定して、洗濯します。リュックの汚れがひどいときには、弱洗いモードにして、洗濯時間を短めに設定しましょう。また、脱水時間が調整できる洗濯機ならば、通常よりも少し短く、1~3分に設定するのがお薦め。脱水が長いと、リュックがシワシワになり、パリッと仕上がりません。リュックは、アイロンを掛けにくい形であるため、できるだけシワを作らずに脱水するのが賢明です。

 

◆脱水にかけないときは

型崩れしやすそうなリュックは、脱水をせずに、洗濯機から出すほうがいいです。その場合は、大きめのバスタオルなどでリュックを包み、水気を吸い取らせてください。水気を吸い取らずに、そのまま干すと、水気が溜まったところが重くなり、重みで変形したまま乾いてしまうことがあります。

 

◆形を整えて干す

干すときには、形をきれいに整えてください。チャックは全開にして、中を開けた状態にして干したほうが、乾きが早いです。リュックの中に水気が溜まり、乾きが悪いときには、途中で逆さにひっくり返して、吊るし干しするといいです。また、ニット用の平干しネットの上に置いて、乾かすのもお薦めです。

 

 

手洗い方法

①中性洗剤を溶かす

バケツやたらいなどに、ぬるま湯を張ってから、中性洗剤を溶かします。中性洗剤は、エマールなどのおしゃれ着用洗剤を使うといいです。その中にリュックを浸してから、押し洗いをします。

 

 

②押し洗いで汚れを落とす

両手を使って、ぎゅうっと重みを掛けるようにして、押し洗いを行ってください。とくに汚れがひどい場所は、歯ブラシなどを使って、軽くこすり洗いをしてください。しばらく押し洗いをすると、汚れでぬるま湯が濁ってきます。

 

③すすぎ洗い

濁ったお湯を捨ててから、きれいなぬるま湯に入れ替えて、すすぎ洗いをします。押し洗いをしては、ぬるま湯を入れ替えることを、2~3回繰り返します。押し洗いをしても、お湯が濁らなくなるまで、すすぎ洗いを繰り返してください。

 

④水気を切って干す

すすぎができたら、リュックを取り出して、よく水気を切ります。バサッと大きく振りかざすと、型崩れすることなく、水気がよく切れます。まだ残っている水分は、バスタオルなどに包んで吸い取らせてください。その後、形を整えてから、陰干しで乾かします。干し方は、洗濯機のときと同じです。

 

 

カビや染みの落とし方

 

カビや染みなどで汚れたリュックは、通常の掃除や洗濯に、次のような方法をプラスして洗ってみましょう。

 

重曹

 

水100㎖につき、重曹スプーン1杯を溶かして、重曹水を作ります。この重曹水は、100均などで売っているスプレーボトルに入れてから、使うと便利です。カビができた部分などに、重曹水をスプレーしてよく馴染ませてから、タオルなどで拭き取ってください。

 

漂白剤(ワイドハイター・ガンコなシミ用)

洗濯機で洗うことができるリュックでは、サクッと漂白剤を使うのが楽です。たとえば、スプレータイプの漂白剤では、汚れた部分を狙い撃ちして、カビや汚れを落とすことができます。こちらのワイドハイター・ガンコなシミ用は、リュックに直接スプレーしてから、洗濯機に入れて洗うだけ。浸け置きをする必要がないので、リュックの型崩れや色落ちなどが生じにくいです。

 

 

カビ取りスプレー(カビホワイト)

リュックに生えたカビを落とすのに効果的なのが、衣類用のカビ取りスプレーです。たとえば、カビホワイトは、アルコールと天然由来の成分で作られた、カビ取り専用のスプレーです。使い方は、リュックのカビ部分にスプレーしてから、15分放置するだけ。仕上げに、水拭きで汚れを拭き取り、天日干しで乾かせば、カビも臭いもスッキリと落とせます。布製だけでなく、革製のリュックにも使うことができます。