【カビの洗濯方法】洗濯機で洗うとカビはうつる?落ちる?【カビの生えた服・衣類】



 

本記事では、カビた服の洗濯方法を紹介しています。

 

衣類に生えるカビ

 

長い間、クローゼットに掛けっぱなしだった服、よく見ると白い粉や、黒いポツポツが付いていた…ってことはないですか。これらは、衣類に生えたカビです。カビが生えた服は、すぐにクローゼットから取り出して、カビを落とす必要があります。

 

カビが生えた服はどうしたらいい?

カビが生えた服は、すぐに洗濯などをして、カビを落としましょう! なお、カビが生えてしまったら、そのまま着るのは絶対にダメ。服を着ているうちにカビを吸い込んでしまい、気管支に悪い影響を与えることがあるからです。だからといって、見なかったフリをして、そのままクローゼットに仕舞いこむのはもっとダメ。服からどんどん胞子が飛んで、カビがクローゼットの中で蔓延してしまいます。

 

カビの種類

衣類に生えるカビには、主に、白カビと黒カビの二種類があります。

 

◆白カビ

・白カビの特徴

白カビは、白く粉が掛かったように生えるカビです。久しぶりに出したスーツやコートなどに生えており、一見、ホコリや砂で汚れているようにも見えます。しかし、服全体が白く汚れていたり、隣同士の服にも白い汚れが付いているならば、おそらく白カビだと思ってください。そっと鼻を近づけると、プンとカビ臭さを感じます。

 

・落としやすいかどうか

白カビは、カビの中では軽い種類であり、簡単に落とすことができます。白カビは、繊維の中にまで胞子が根付いていないことが多く、服を揺するだけでもサラサラと落ちていきます。ただし、蔓延する力は強く、白カビが付いた服を放っておくと、クローゼットの中で次々とカビが広がっていってしまいます。

 

◆黒カビ

・黒カビの特徴

黒カビも、衣類に生えるカビです。Yシャツや運動服などを着た後、洗わないまま片付けてしまうと、翌年には黒カビが生えていることがあります。黒カビの見た目は、黒い点々のようであり、染みのようにしっかりとこびり付いて生えています。

 

・落としやすいかどうか

カビの胞子が、繊維の奥にまで根を張っているため、とても落としにくいカビです。黒カビがビッシリと生えている場合は、自宅で洗濯などを繰り返しても、完全に落とすのはむずかしいです。

 

カビた服を洗濯機で洗ってもいい?

◆そのまま洗濯機で洗うのはNG

カビが生えた服、洗濯機にポイっとしたくなる気持ちは分かりますが、できれば避けたい方法です。というのも、カビの胞子が、洗濯機の中に広がってしまい、次に洗濯する服やタオルに移っていくことがあるからです。汚れを落とすための洗濯機で、カビが付いてしまうなんて、とても残念ですよね。なので、洗濯機に、カビが生えた服をそのまま入れるのは厳禁。できるだけカビを落としてから、最後に洗濯機を使うのが、賢い洗い方です。

 

◆洗濯槽クリーナー

・カビは洗濯槽クリーナーで洗浄!

カビが生えた服、うっかりと洗濯機に入れてしまったときは、洗濯槽クリーナーの出番です。洗濯槽クリーナーとは、洗濯槽の中の汚れを取り除いて、スッキリ洗い上げてくれる、洗濯機用の洗浄剤です。洗濯槽に溜まった水垢や繊維クズを落とせるほか、カビなどを除菌する作用もあります。塩素系と酸素系とがあり、子どものいる家庭や敏感肌の人は、酸素系を使うのがお薦めです。

 

 

・洗浄方法

洗濯槽クリーナーを一袋ぜんぶ、洗濯機に放り込んでから、洗濯機を槽洗浄に設定するだけです。槽洗浄機能が付いていない洗濯機では、普通洗いを数分行ってから、3~4時間放置します。放っておくと、洗濯槽の中から、黒いモワモワがたくさん浮いてきます。この黒いモワモワをすくい取ってから、普通洗いを最初から行えば終了です。あちらこちらから出現する、黒いモワモワの量には、ビックリすること間違いなし。汚れと一緒に、カビの胞子も取り除けるので安心です。

 

 

白カビの簡単な落とし方

晴れた日に屋外で行う

白カビの場合は、外で服をはらうだけでも落とせます。まず、カビを吸い込まないように、マスクや眼鏡を付けましょう。そして、よく晴れた日に、屋外で行うのがいいです。また、カビ取り中に着ていた服は、終わったらすぐに脱いで、洗濯しておきましょう。

 

布団タタキで叩く

服を掛けたハンガーを持ってから、その手をできるだけ遠くに離します。もう片方の手で布団タタキを持ち、服をパンパンと叩きます。風が吹いているときは、自分が風上に来るように立って行いましょう。白カビが目立たなくなったら、服のシワを整えてから、天日干しにして日光消毒します。

 

ブラッシングではらう

洋服用のブラシがあるときは、ブラッシングで白カビを落とすことができます。ただし、いちどカビに使ったブラシは、次に使うときには気持ち悪いものです。そんなときは、使い古しの歯ブラシなどで代用しましょう。服の表面を、サラサラと撫でるようにして、小刻みに動かして、カビをはらい落とします。

 

ドライシート、粘着シートで吸着する

クイックルワイパーなどのドライシートを使って、カビを落とす方法があります。服の表面を撫でるように使うと、白カビがスイスイと、シートに吸着されていきます。コロコロ転がして使う粘着シートも、カビがよくくっ付くのでお薦めですよ。なお、ほこり取り用のハンディモップなども使えますが、カビが付着することを考えると、使い捨てできるもののほうが便利です。

 

エタノールでぬぐい取る

白カビを拭き取るときには、消毒用エタノールを使ってください。服の裏側に、タオルなどで当て布をしてから、エタノールを染み込ませた布で拭き取ります。白カビの上で、軽く押さえるようにして、トントンと叩きながらぬぐい取りましょう。エタノールでは殺菌ができるので、これ以上のカビの繁殖を抑えることができます。

 

 

黒・白カビの落とし方

漂白剤

◆カビには漂白剤!

黒カビや、落ちにくい白カビには、とにかく漂白剤を使いましょう。漂白剤は洗浄パワーが強く、白カビならばほとんど落とすことができます。一方、深く根付いてしまった黒カビの場合は、落としにくいことがあります。しかし、もし完全に落とせなくても、カビの色を薄くする効果や、これ以上の繁殖をくい止める殺菌効果などが期待できます。

 

◆漂白剤の扱い方

衣類用の漂白剤の中でも、酸素系漂白剤を使うのがお薦めです。利用できる服の素材が幅広く、繊維を傷めにくいという長所があります。なお、漂白剤を扱うときには、ゴム手袋をはめるとともに、目や口に溶液が入らないように注意しましょう。

 

◆浸け置き洗いの洗い方

・水に漂白剤を溶かして浸す

洗面器などに水かぬるま湯を張り、漂白剤を溶かします。漂白剤の分量は、ボトルの表示を見て、浸け置き洗いのとおり計ってください。その中に、カビが生えた服を浸して、30分程放置します。

 

・こすり洗い

カビが生えた部分を、歯ブラシなどを使ってこすり洗いします。丈夫な素材のときは、手でつまみ洗いを行ってもOKです。少し洗ったら、また同じ水に浸して30分置きます。その後、こすり洗いと浸け置きを交互に繰り返します。

 

・お湯を足すと効果的

カビの落ちが悪いときは、途中でお湯を足してください。お湯は、50℃から60℃のものを使うと、殺菌効果が高まります。なお、熱いお湯を使うときには、ヤケドや飛び散りに充分ご注意ください。最後に、水を軽く絞ってから、洗濯機でいつもどおり洗えば完了です。

 

重曹

◆重曹を使うとき

漂白剤が使えない素材の服では、重曹を使ってカビ落としができます。ただし、この方法では水を使うため、水洗いができない服に行うのは、あまりお薦めできないです。とくに、スエードなどの革素材の服では、水気が残ると、染みなどになるリスクがあるので用心してください。

 

◆洗い方

重曹に少量の水を足して、ペースト状にします。重曹と水を、だいたい3:1の割合で混ぜるのが目安です。このペーストをガーゼなどに取ってから、カビが生えた場所を拭き取ります。その後、乾いた布でから拭きをして、重曹をよくぬぐい取っておきます。

 

クリーニング

いろいろな方法を試してもまだ、カビが落とせない・・・というときには、クリーニングに出してしまいましょう! むやみやたらに多くの方法で洗ったとしても、取れないカビは取れません。かえって、服の繊維を傷めるだけのときもあります。このようなときは、クリーニング店にお願いして、プロの手でカビ落としを行ってもらうほうが無難です。

 

カビの防止方法

収納環境を見直そう

カビが生えた服が見つかったときには、ショックなのはもちろん、カビを落とすのも大変です。ですが、カビが生えたということは、クローゼットやタンスの環境が良くないという証拠。服のしまい方や収納の方法を、いちど見直す機会だと思いましょう。

 

換気・掃除を定期的に

換気をするためにも、クローゼットの扉を、たまに開け放す習慣を付けましょう。開けっ放しはお行儀が悪いですが、空気がこもって、カビが蔓延してしまうよりは絶対にマシです。ついでに、ホコリなどが溜まっていないかチェックをして、から拭きなどで掃除を行うといいです。

 

着た服は洗濯する

いちど着た服を、何度か着回すクセがついている人は、頻繁に洗濯するように改善しましょう。冬場などは、汗などの汚れが少なく、一回で洗うのが面倒になることも。しかし、目には見えなくても、服には汗や皮脂、食べこぼしや雑菌などの汚れがビッシリと付いています。洗わずに置いておくと、これらの汚れがカビの栄養となり、カビが繁殖する手助けとなってしまいます。

 

除湿剤で湿気取り

◆湿気が高くなる理由

湿気が高い環境では、カビが生えやすくなります。しょっちゅう服にカビが生える家では、タンスやクローゼットの中に、湿気が残っている可能性が高いです。たとえば、梅雨の時季は、家全体の湿気が高くなっています。さらに、服をビッシリと詰め込みすぎたり、半乾きの服を畳んで収納すると、湿気を溜め込みやすくなります。

 

◆除湿剤を置く

湿気が気になるときには、除湿剤を置くのが一番。除湿剤は、1個100円もせずに買えるので、収納のあちこちに点々と置いておくといいです。除湿剤の容器に水が溜まっていたら、こまめに新しいものに取り替えましょう。

 

除菌スプレー

◆カビの連鎖を絶つ

いちどカビが生えた場所では、清掃したとしても、またカビが生えてきやすいです。それは、ほんのわずかながら、カビの胞子が残っているということ。これからカビを生やさないためには、カビの胞子を根こそぎ退治し、連鎖を絶っておくことが大切です。

 

◆除菌スプレーで掃除

日頃の掃除などで、カビの胞子を殺菌することを心がけましょう。そのためには、普通の水拭きではなく、除菌スプレーを使った水拭きをお薦めします。除菌スプレーは、クローゼットの床や壁などにシュッと吹きかけてから、キッチンペーパーなどで拭き取って掃除しましょう。

 

◆ドーバーパストリーゼ

こちらのドーバーパストリーゼは、除菌や防カビ、ウィルス対策などに使える除菌スプレー。酒造会社が作ったアルコールからできており、食べても大丈夫なぐらい、安全性の高いスプレーです。タンスなどに除菌スプレーをする場合は、洋服や下着などに付着して肌に触れることがあるため、身体への害が少ないスプレーを使うのがお薦めです。なお、アルコール度数が高いので、乾くのも早いです。

 

 

防カビ剤

◆防カビ剤を置く

洋服にカビを生やさないためには、クローゼットやタンスの中に、防カビ剤を置いておくことも効果があります。防カビ剤は、収納スタイルに合わせて、置き型や吊るし型などを選んでください。

 

◆バイオ押し入れのカビきれい

こちらの、バイオ押し入れのカビきれいは、押し入れやクローゼットの天井に貼り付けて使う防カビ剤です。微生物の力で、カビが生えにくい環境を作り、カビの繁殖を抑えてくれます。化学薬品を使っていないので、寝室や子ども部屋のクローゼットなどに、安心して使用できます。