【煤(すす) の落とし方】炭汚れの取り方、掃除方法【服、鍋、壁紙、マフラー、天井など】



 

すす汚れは、燃えかすが原因でできる汚れのことです。

 

ロウソクや囲炉裏を使っていた昔では、室内のいたるところにすす汚れが溜まっていました。

 

火を使うことが少なくなった今では、ガスコンロやバーナーを使うキッチンがすす汚れの溜まりやすい場所となっています。

 

また、暖炉のあるお部屋やバーベキューを行うときにも、すす汚れが生じやすいですよね。

 

本記事では、すす汚れの落とし方を紹介しています。

 

すす汚れ

すす汚れが付くもの

火の近くに置くものには、すすが付着しやすいです。

 

たとえば、鍋やフライパンなどの調理器具やガスコンロには、すす汚れや焦げ付きが付きもの。

 

コンロ周りの壁や天井、キッチンに近いカーテンなども、すすで汚れることがあります。

 

また、暖炉のあるお家ではカーテンやソファーなどのすす汚れにも注意が必要です。

 

ガラス窓が付いた薪ストーブではお部屋にすすは舞い散りませんが、ストーブの中がすすで真っ黒に汚れがちです。

 

また、バーベキューで使った調理器具や衣服などがすすで汚れることもあります。

 

すすは落としにくい?

すす汚れは落としにくい厄介な汚れです。

というのも、水で洗うと汚れが広がってしまい、洗剤で洗っても効き目が少ないからです。

 

すすを除去するには、汚れたものの素材に適した方法で、根気よく落とすことが必要です。

 

鍋やコンロに付いたすすの落とし方

 

毎日の調理やバーベキューなどで鍋やコンロなどに付いた、すすの落とし方について紹介します。

 

重曹

◆使えるもの

重曹は、すすを落とすときに効果的です。

 

鍋やコンロなどの金属類やガラス類、衣服などの布地など幅広い素材に使える方法なので、落とし方に迷ったらまっさきに試してみてください。

 

バイクのマフラーに付いたすすを落とすときにも重曹は便利です。

 

 

◆こすり洗いでの落とし方

①鍋に付いたすす汚れの上に、重曹をそのまま振り掛けてから水を少量垂らします。

 

 

②スポンジなどを使って、汚れた部分をこすり洗いします。

 

重曹はたっぷりと使うのがポイントです。

 

重曹は、油と混ざったすす汚れに効き目があり、研磨剤代わりにもなって汚れを落としてくれます。

 

◆煮込み洗いでの落とし方

・使えるもの

ステンレス製やホーロー製の鍋では、重曹を煮込んで洗うという方法があります。

 

重曹プラス熱湯のパワーで、こびり付いたすす汚れや焦げ付きがみるみるうちに落ちていきますよ。

 

ただし、この方法はお鍋の内側に汚れがある場合に限ります。

 

注意
アルミ製の鍋で行うのはNGです。

 

アルミ製の鍋は重曹などのアルカリに弱く、黒ずみなどが生じるリスクがあるからです。

 

・落とし方

①鍋いっぱいに入れた水の中に、スプーン1~2杯の重曹を加えてから加熱して沸騰させます。

 

 

②沸騰したら火を止めて、しばらく置きます。

 

 

③お湯が冷めたら、スポンジを使ってすす汚れの部分をこすって洗います。

 

クリームクレンザー

◆使えるもの

お鍋やコンロのすす落としに便利なのが、キッチン用のクリームクレンザーです。

 

クリームクレンザーを使うと、そんなに力を入れなくても頑固な汚れがスルスルと落ちていきます。

 

研磨剤が入っていますが、傷が付きにくくすすぎも簡単です。

 

 

◆通常の落とし方

クリームクレンザーを汚れた部分に付けてから、スポンジなどでこすり洗いします。すすなどの汚れが浮いてきたら、水洗いや水拭きなどで、クレンザーを流してください。

 

◆アルミホイルを使った落とし方

ガスコンロなどの頑固なすす汚れには、アルミホイルを使う方法がお薦めです。

 

①アルミホイルは適当な大きさにちぎり、クシャクシャにして丸めます。

 

 

②汚れた部分にクリームクレンザーを垂らしてから、丸めたアルミホイルでゴシゴシこすります。

 

 

③汚れが浮いてきたら、水拭きなどでクレンザーを流してください。

 

メラミンスポンジ

◆使えるもの

落ちにくいすす汚れには、とにかくメラミンスポンジを使ってみましょう。

 

鍋やコンロなどにこびり付いた汚れが、あっという間に落とせます。

 

とくにお薦めなのが、バーベキューで使った焼き網などのすす汚れです。

 

油でびっしりとこびり付いた焦げ付きにも、驚異的な研磨力を見せてくれます。

 

 

◆落とし方

メラミンスポンジを水で濡らし軽く絞ってから、すす汚れの部分をこすり洗いします。

 

軽くこするだけで、黒い汁とともに汚れが浮き出てきます。

 

注意
コーティングされたフライパンなどでは、メラミンスポンジが使えない材質があります。

 

注意
落とす前には商品付属の説明書やフライパンの表示などを確認してください。

 

 

衣服に付いたすすの落とし方

衣類やソファ、カーテンなどの布地に付いた、すすの落とし方を紹介します。

 

応急処置

すすが付いてすぐの場合は、手で軽く叩くか、ハンカチではらい落とすなどして、余分なすすを落としておきましょう。

 

コロコロ(転がす粘着シート)で、吸着させて取るのもOKです。

 

ここで注意したいのが、ウェットティッシュや濡れた雑巾などですすを拭いてしまわないことです。

 

すすが繊維の中に入り込んでしまい、よけいに落としにくくなってしまいます。

 

重曹

すすで汚れた部分を、重曹で拭き取る方法です。

 

重曹に少量の水を加えてペースト状にしたものをスポンジなどに取ってから、汚れた部分をゴシゴシと拭き取ります。

 

あまり強くこすると、繊維の中にすすが入り込んでしまうので注意してください。

 

ウタマロ石けん

衣類汚れに万能なウタマロ石けんは、すすを落とすときにも利用できます。

 

すす汚れの部分を濡らしてからウタマロを塗り付けて、つまみ洗いしてください。

 

使い古しの歯ブラシを使って、軽くこすり洗いするのも効果的です。

 

歯ブラシでこするときは、毛先ですすを掻き出すイメージで跳ねるようにして動かしましょう。

 

 

漂白剤

◆使えるもの

キッチン付近に掛けたカーテンなどは年月とともにすす汚れが付き、全体的にうっすらと黒く色付くことがあります。

 

このような広範囲な汚れは、重曹や石けんを使った部分洗いでは対応しにくいです。

 

大きな黒ずみ汚れや大物を洗うときには、漂白剤を使う方法が手っ取り早いです。

 

漂白剤は衣類用の酸素系漂白剤を使うといいでしょう。

 

◆落とし方

漂白剤を使うときは、浸け置き洗いで洗いましょう。

 

①洗面器などに水を張ってから、漂白剤を浸け置き洗いの表示どおりの分量で溶かします。

 

カーテンなどの大物を洗うときには大きなたらいを用意するか、洗濯槽や浴槽を活用して浸け置きを行うのがお薦めです。

 

 

②①の中に汚れた衣類などを浸して30分~1時間置きます。

 

 

③取り出して、洗濯機などで水洗いを行います。

 

クリーニング

どうしてもすす汚れが落ちないときや水洗いできない素材のときは、クリーニングに出してみるのがおすすめです。

 

なクリーニング店に依頼するときはすす汚れであることを伝えて、染み抜き加工のオプションを付けるとよいでしょう。

 

 

天井や壁に付いたすすの落とし方

ハタキ、ハンディモップ

天井や壁の隅に付いたすすは、ハタキやハンディモップなどで落とすことができます。

 

ハタキなどは静電気で吸着するタイプのものを使うとすすがよく付きます。

 

また、すすが付くと黒く汚れるので、洗えるタイプのハタキなどを使うのがお薦めです。

 

ちなみに、こちらのほこりキャッチャーはマイクロファイバーなので吸着力が強く、水洗いで繰り返し使えます。

 

持ち手がグイっと伸びるので、天井などの高い部分の掃除にも便利です。

 

 

ハウスクリーニング

自分では掃除したくないぐらい、キッチン周りやお部屋がすすで汚れてしまったという方にはハウスクリーニングがオススメです

 

手に負えなくなったときは、ハウスクリーニングの力を借りたほうが早いです。

 

ハウスクリーニグでは、プロのスタッフたちが専門の洗浄剤などを使って、すすなどの生活汚れを落としてくれます。

 

壁紙などの材質や色に合わせて、丁寧に掃除を行ってくれるのでとても安心です。

 

数万円単位での費用が掛かりますが、すす以外の汚れもスッキリと落とせるので便利です。