【墨汁の落とし方】床・壁の染み抜き、墨の付いた服の洗い方を紹介!



 

小学校時代に経験した習字の時間。

 

初めて使う子供にとっては扱いづらい物なので、顔や服に墨汁の汚れが飛び散り、帰宅後にこっぴどく親に怒られた記憶があります。

 

墨汁は食品のシミなどと違って取れづらいので、ついてしまった場合は諦めるしかないと思う人も多いでしょう。

 

でも待って下さい!

 

諦める前に試してほしい落とし方があります。

 

本記事では、頑固な墨汁の落とし方について紹介しています。

 

墨汁の落とし方

墨汁の汚れはなぜ落としづらいのか?

墨汁がどんな物からできているかご存知でしょうか?

 

墨汁は松などの木や植物油を燃やしてススにし、ニカワで練り固めて液状化したものです。

 

最近では、炭素や合成樹脂を混ぜ合わせた墨汁も出回っているようですね。

 

墨汁の汚れが取れづらい理由は、性質と粒子の大きさが関係しています。

 

墨汁は水にも油にも溶けない「不溶性」の性質なため、通常の洗濯でも汚れを落とし切れません。

 

また、墨汁はススが原料なので、とても細かい粒子を粘り気のある液体に溶かしこんでいます。

 

そのため、洋服などの繊維に入り込むと一気に染み込んでしまいます。

 

 

汚れを落とす際の注意点

 

墨汁は通常の汚れよりも落としづらい特殊な汚れだと分かりましたね。

 

少しでも汚れを綺麗に落とすためには下記の点に注意していきましょう。

 

◆とにかく早い対処を

墨汁がついてしまったときには、とにかく早く対処することが重要です。

 

時間が経って繊維や素材に染み込んでしまうと、どんどん落とせなくなってしまいます。

 

なるべく乾く前に対処できるようにしておきましょう。

 

水で洗うのは時と場合による

墨汁がついてしまった時にすぐに対処できるお手入れ用品と環境があれば、水を使ったシミ抜き方法も可能です。

 

しかし、学校の授業中やお稽古事など外出時に発生した場合、水で洗うだけではシミがさらに広がって被害範囲が増えてしまいます。

 

外出時での水洗いは避け、そのまま持ち帰るようにしましょう。

 

 

洋服についた汚れの落とし方

 

洋服についた汚れは、乾燥するとより一層落とせなくなります。

 

できるだけ早めに対処することが大事です。

 

比較的新しい汚れと乾いた汚れでも、落とし方の方法は異なります。

 

さっそく見ていきましょう。

 

米粒を使う

米粒を汚れの箇所にすりこませるようにしながら、墨汁を取り除く方法があります。

 

米粒のデンプン質が墨汁を吸い込んでくれますよ。

 

炊き立てや温かいお米の方がより効果が高まります。

 

墨汁の汚れを吸い取ったら、付着した米粒はお湯に浸して振り落とすイメージで洗い流すと取れやすいですよ。

 

米粒の代用として、水のりやデンプンのりを使用しても良いでしょう。

 

歯磨き粉やクレンザーを使う

水や油に溶けない墨汁は、歯磨き粉やクレンザーの研磨作用を利用すると効果的です。

 

タオルを汚れた服の下に敷いて、歯磨き粉やクレンザーをシミの汚れにつけて水に濡らした歯ブラシで擦り洗いします。

 

汚れが薄くなるまでこの作業を繰り返して下さい。

 

最後に固形石鹸で擦り洗いし、ぬるま湯ですすぎましょう。

 

服の種類によっては、生地を傷めて擦った部分の生地が薄くなる可能性があります。

 

注意
綿やポリエステル製であれば問題ないと考えられますが、デリケートな素材の場合は注意して下さい。

 

キッチンハイターを使う

乾いた墨汁にはキッチンハイターを使いましょう。

 

ただし、色柄物だと色落ちしてしまいますので、白い衣類のみに使うようにして下さい。

 

また、漂白力が強い薬剤なので、どうしても生地が傷む危険性があります。

 

キッチンハイターには液体タイプと泡タイプがありますが、繊維の奥まで染みわたりやすい泡タイプがオススメです。

 

 

汚れの箇所にキッチンハイターを噴射し、30分時間を置きましょう。

 

最後はお湯で洗い流します。

 

汚れが落ちていない場合は何度か繰り返してみて下さい。

 

他の薬剤としては、マジックリンでも良いでしょう。

 

水で2~3倍希釈したマジックリンを汚れにかけて、固形石鹸を擦りつけて揉み洗いします。

 

シミが広がる前に水で洗い流しましょう。