【ニスの落とし方(油性・水性)】木・手・服・筆についたニスを取る方法


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DIYの影響もあり、自宅でニスなどの塗料を扱う人も増えましたね。

 

ニスの汚れって何となく取れづらい、ついたら落ちないイメージがないでしょうか?

 

本記事では、ニスの汚れの取り方を紹介しています!

 

ニスの落とし方

 

ニスは塗布することを目的とされているため、残念ですが簡単に汚れを取る方法というのはありません。また、乾燥して固まったニスはより落ちにくくなってしまいます。そのため、事前に心がけたい注意点は、1点目に塗料がついても良い服装や環境で作業すること、2点目は乾燥する前に早々対処することです。上記の点を踏まえて、実際の落とし方を見ていきましょう。ここではニスが付着しやすい物を想定して、落とす方法をご説明していきます。

 

木①

 

 

塗装を剥がす役割を果たしてくれる、ペイントリムーバーを使用した方法をご紹介します。商品によって落とせる素材が異なりますが、多くはアクリルやウレタン、エナメルなどの各種塗料を落とすことができますよ。どんな素材を落としたいか確認してから、用途に合ったペイントリムーバーを購入しましょう。

 

◆手順

①ペイントリムーバーを剥がしたいニスの部分に塗ります。

②しばらく時間を置きます。

③塗装面がふやけてきたら、ヘラなどを使って丁寧に剥がしていきます。

④目の粗いサンドペーパーで擦りながら整えていきます。

 

 

木②

 

 

DIYを頻繁に行う人であれば、ベルトサンダーを購入して使うのも一つの手です。ベルトサンダーとは自動運転するやすりのような物で、表面を研磨する機械です。自動なのでムラも少なく、綺麗な仕上がりになります。ベルトサイズや出力の幅が大きいものを選べば、研磨能力も高められます。集塵機能がついた商品もあるので、屋内で使用する場合にはゴミが出にくく便利ですね。

 


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手についたニスの汚れは、ネイルリムーバーを使用しましょう。ネイルリムーバーの多くは「アセトン」という特殊成分が含まれます。アセトンとは、マネキュアの様に水では落ちない物を落とす有機溶剤です。強い分解力がある一方で、使用し続けた場合は爪や手を傷める危険性もあります。そのため、最近ではアセトンフリーと記載して、アセトンが入っていないネイルリムーバーもあります。汚れ落としに使う際には、アセトンの有無を確認してから使用して下さいね。また、手肌が弱い人は手荒れを招く可能性があります。どうしても実践したいという場合は、使用後に十分な手洗いと保湿ケアを行って下さい。

 

手順

①ネイルリムーバーをティッシュに染み込ませます。

②ニスがついた手を①のティッシュでこすりましょう。

③石鹸を使ってしっかり手を洗って汚れを落としましょう。

 

服①

比較的新しくできた汚れの場合は、洗濯洗剤を使ってみましょう。洗濯洗剤なら服を傷めずにすみますし、安全性も高いですね。お子様の洋服についた汚れであれば、まずはこちらの方法を試して下さい。

 

手順

①衣類用中性洗剤を原液のまま、ニスの汚れ部分に直付けします。

②爪もしくは歯ブラシで細かくつまみ洗いをします。

生地を傷める危険性があるので、あまり力を入れすぎないことがポイントです。

③水ですすいで汚れが落ちたら、通常の洗濯をしましょう。

 

服②

乾燥して固まったニスを液体に戻すためにはシンナーを使用します。シンナーの強い力でニスを溶解し、液状化に戻す作業を行いましょう。シンナー使用時には注意事項を確認の上、手袋を着用して十分な換気を行いながら作業して下さい。シンナーがない場合は、油溶性の汚れに強い「ベンジン」や「アルコール」でも代用できますよ。他には、専用の「ニスうすめ液」を使いましょう。同様の効果が期待できます。

 

 

手順

不要な布2枚とシンナーを用意します。

②ニスがついた部分の裏に1枚目の布を当てます。

③2枚目の布にシンナーを染み込ませましょう。

④③の布を使って、汚れた部分を叩いて②の布に汚れを転写させるようにします。

 

薄くなるまで繰り返し行って下さい。シンナーは揮発性があるので、そのまま乾燥させて作業終了です。

 


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服③

「手についたニスの落とし方」で紹介したネイルリムーバーを、服に利用する方法もあります。手順①②を行い、汚れが落ちるまで作業を繰り返し行いましょう。汚れが落ちたら通常の洗濯をしましょう。ただし、デリケートな素材や色落ちしやすい素材はオススメできません。心配な場合は、ティッシュに染み込ませたネイルリムーバーを服の一部に押し当てて下さい。ティッシュに色が移る場合は色落ちする可能性があるので、やめておきましょう。

 

 

水性ニスの場合は水に溶けるため、水洗いできれいに落とすことができます。一方、油性ニスの場合は、少し手間がかかります。下記の方法を試してみましょう。

 

手順

①屋外で新聞紙を広げ、筆をふり、余分なニスを除去しておきます。

②新聞紙と台所用中性洗剤を用意しましょう。

③台所用中性洗剤を筆に染み込ませて、よく揉み洗いましょう。

④水ですすいで洗い流します。

⑤汚れが落ちるまで、③~④を繰り返して下さい。

⑥汚れを落とせたら、乾燥させます。

 

専用の「ニスうすめ液」を使用することで固まった筆が柔らかくなり、汚れを落とすことも可能です。ご紹介した方法で汚れが取れない場合は、専用剤を使うようにしましょう。これは筆だけでなく、これまで紹介した木や服にも利用できます。ただし、商品によっては木材や服を傷めてしまう場合もあります。注意しましょう。

 

 

ニスの種類

 

ペンに油性や水性の区分けがある同様に、ニスも成分の違いによって種類が分かれています。ニスには木材の表面を保護しながら、ツヤ出しする役割があります。他には、防腐、防カビ、防虫、他にも撥水などの効果も期待できます。

 

ニスには成分の違いで大きく分けると3つの種類があり、それぞれ特性が異なります。

 

水性ニス

アクリル樹脂を使用して作られています。工芸品など屋内用品に使われることが多いです。メリットは初心者向けで使いやすく、溶剤独特のキツイ臭いがない点です。塗布に用いたハケは水洗いできるので、後処理も簡単ですよ。一方、デメリットとしては、乾いた後の塗布膜が他のニスに比べると柔らかく傷付きやすい点です。そのため、床やテーブルなどには不向きと言えます。

 

水性ウレタンニス

ウレタン樹脂を使用して作られています。水性ニスと油性ニスの良い点を併せ持っています。主に屋内用品に使われ、水性ニスと比べると塗布後の膜は硬いです。メリットは、食品衛生法に適した種類もあり、食器などにも使用できる点です。小さなお子様がいるご家庭であれば、口に入れても安全なのが嬉しいですね。一方、デメリットとしては価格が比較的高いという点でしょう。

 

油性ニス

油性ニスのメリットは塗布膜が硬く、強い耐久性があるため屋外用品にも使用できる点です。安全性や使い勝手はやや下がりますが、値段は安い傾向にあります。デメリットは強い効力がある分、溶剤の臭いが強く、乾燥に時間がかかってしまう点です。また、商品によっては初心者が扱いづらい場合もあります。

 

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