ナイロンバッグやカバンのお手入れはできていますか?
黒ずみや白い汚れなど、知らないうちに目立つ汚れがついていることもありますよね。
また、目に見えていなくても汚れていることはあります。
本記事では、部分的な汚れの落とし方や全体のクリーニング方法をご紹介します。
汚れの落とし方
白い消しゴムでこする
簡単な汚れは、文具用の白い消しゴムでこすると、落ちることがあります。
まずは白い消しゴムで軽くこすってみましょう。
落ちない場合は、以下の方法を試してみてください。
手入れは中性洗剤で!
部分的な汚れであれば、中性洗剤(オシャレ着用洗剤)を使用してきれいにしましょう。
◆用意するもの
- 中性洗剤
- 水
- タオル
- 歯ブラシ、洗濯ブラシなど
中性洗剤は生地に優しいおしゃれ着用洗剤がオススメです。
◆手順
①全体のホコリを、手ではたいて落としていきます。
表だけでなく裏側のホコリもしっかりと落としておきましょう。
縫い目など細かい部分はブラシで軽くこすります。
ホコリを落としておくことで、「お洗濯」や「汚れ落とし」がしやすくなります。
あまり力を入れると生地を傷めてしまうのでご注意ください。
②中性洗剤と水を含ませたタオルで拭きます。
水で薄めた中性洗剤をタオルに含ませ、固く絞った後、叩くようにして汚れを落とします。
③風通しの良い日陰に干し、しっかりと乾かします。
カビは消毒用アルコールで!
カビが発生している場合は、消毒用のアルコールをティッシュやコットンなどに含ませ、優しく拭き取ります。
注意点として、変色や色落ちの可能性があるので、目立たないところで試してから行いましょう。
クリーニング方法
「部分的な汚れ落しではなく、全体をすっきり洗いたい!」というときは、丸ごと水洗いしましょう。
洗濯機で洗う方法と手洗い方法があります。
洗う際の注意点
◆色移り
バッグに二色以上のカラーが使われている場合、濃い色から薄い色へと色移りすること可能性もあります。
まずは目立たない部分で、色落ちしないか試してみてください。
◆熱
ナイロンは熱に弱いので、熱湯は絶対使わないようにしましょう。
ただし、ぬるま湯(40℃程度)であれば汚れが落ちやすく、生地への負担も抑えられます。
◆漂白剤
繊維の変色を防ぐため、漂白剤の使用も絶対に避けましょう。
洗濯機で洗う方法
洗濯機で洗うのは手軽ですが、型崩れの原因になることもあります。
心配な方は手洗いすることをオススメします。
◆用意するもの
- 中性洗剤
- 洗濯ネット
- タオル
◆手順
①外せる部品を全て外します。
底板やファスナーの引き手など、外れるものは全て外しておきましょう。
②バッグを裏返しにしてから洗濯ネットに入れ、洗濯機に入れる。
③中性洗剤を加え、洗濯をスタートさせます。
手洗いコースなど、弱水量で洗うコースを選びましょう。
洗濯機での脱水は型崩れの原因になるので、「脱水なし」に設定しておきましょう。
型崩れの心配がないようであれば、30秒ほど脱水を行っても大丈夫です。
④タオルで水気を取ります。
すすぎまで終わったら、バッグを取り出しタオルで水気を取ります。
リュックの背面パッドなど、水を含みやすい部分は手で押して水分を出してから拭き取りましょう。
⑤風通しの良い日陰に干します。
直射日光は生地を傷めるので、必ず日陰に干しましょう。
また、生乾きだと臭いやカビの原因になるのでしっかり乾燥させましょう。
⑥完全に乾いたら、①で外した部品を付けて完了です。
手洗い方法
洗濯機で洗うよりも生地に負担をかけずに洗うことができます。
少々手間はかかりますが、手洗いのほうが安心なのでオススメです。
◆用意するもの
- バッグが浸る大きさの容器(浴槽やシンクでも可)
- 中性洗剤
- 水
- タオル
◆手順
①外せる部品は全て外します。
洗濯機での洗濯同様、底板やファスナーの引き手などは外しておきます。
②容器に水と中性洗剤を入れ、バッグを浸けます。
汚れがひどいときは、ぬるま湯(40度程度)を使うと効果的です。
③②の中でバッグを押し洗いします。
【押し洗いのやり方】手洗いから脱水方法を詳しく紹介!洗濯機で洗うのはOK?
④汚れが落ちたら水を入れ替えすすぎます。
何度か水を替え、バッグから汚れた水が出なくなるまで続けましょう。
⑤水気を切り、タオルで水気を拭き取ります。
パッド部分などがある場合は手で水を押し出しましょう。
⑥風通しの良い日陰で干します。
⑦完全に乾いたら、①で外した部品を付けて完成です。

まとめ
・白い消しゴムでこすると軽い汚れなら落とせる
・部分的に洗う場合は、タオルに水で薄めた中性洗剤を含ませて拭く
・カビは消毒用アルコールを使うとよい
・洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れ弱水流コースで洗う
・洗濯機で洗うよりも手洗いで洗うほうが生地に優しい
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