羽毛枕のお手入れ
羽毛枕は基本的には水洗いしません。
羽毛枕の特徴である弾力性が失われることがあります。
また、乾かし方が不十分だとカビの発生やダニの付着、臭いの原因ともなります。
干して風を通すことが一番良いお手入れ方法です。
陰干しする
日光に当てるとボリュームが減ることがあるので、陰干しがおすすめです。
陰干しだけでも、臭いやダニ対策に十分効果が期待できます。
干した後に、軽く揉んでおくと内部の汚れた空気が出て、新しい空気を取り込んでくれます。
品質を保つためにも、定期的に陰干ししましょう。
天日干しする
本来はおすすめできません。
陰干しだけでは物足りなさを感じるのであれば、短い時間の天日干しを試してみてください。
長くても1時間程度にしておきましょう。
掃除機を使う
表面のほこりが気になる時には、ブラシ付きの掃除機で吸い取りましょう。
強く押し付けずに、表面をなでるように優しくかけます。
羽毛枕の洗い方
水洗いをする際には、ダメージに配慮した洗い方をしましょう。
また、頻繁に洗濯することも避けた方が良いです。
洗濯するのであれば、年1回程度にしておきましょう。
可能であれば、クリーニング店にお願いしてドライクリーニングで洗うのが好ましいです。
洗濯方法
ぬるま湯とデリケート素材用の洗剤を使って、手洗いします。
①羽毛枕がすっぽりと入るところにぬるま湯をはり、洗剤を入れます。
※羽毛へのダメージを防ぐために、デリケート素材用の洗剤がおすすめです。
②羽毛枕は浮かんでしまうので、ぬるま湯に全体が浸るように軽く押して沈めます。
③お湯をかえて、すすぎます。洗剤が出なくなるまで、ぬるま湯を変えながらすすぎましょう。
④手を離したら浮かんでくるので、浮かんできたら沈めることを数回繰り返して洗います。
乾かし方
羽毛枕は手作業で脱水することは難しいです。
大きめのタオルで水気吸い取っていく方法もありますが、時間とタオルをたくさん使うことになります。
脱水は洗濯機を使用した方が良いでしょう。
①洗った後の羽毛枕を洗濯ネットに入れます。
折り畳まずに入る大きさの洗濯ネットを使用してください。
②洗濯機の脱水を短めに設定します。
③脱水後、干します。陰干しが好ましいのですが、かなりの日数がかかります。
ボリュームダウンのダメージは避けられませんが、中までしっかりと乾かすためには天日干しの方が確実です。
浴室乾燥機がある方は、浴室で乾燥させるのもいいですね。
さいごに
羽毛枕は水洗いをおすすめできませんが、洗う場合は洗い方に気をつけましょう。
洗濯方法としては、ぬるま湯で手洗いが基本となります。
羽毛枕の良さである、ボリュームや弾力が失われないような洗い方をしましょう。
乾かす際には、内部の羽がしっかり乾くように時間をかけて乾かしてください。
少しでも水分が残ったままで使用すると、カビが発生したり、臭いやダニが付着したりする原因となります。
洗いたいほど汚れてしまう前に、週に1回は陰干しをするなど小まめにお手入れをしておくことも大切ですね。