【メッシュスニーカーの洗い方】汚れや砂埃の落とし方【メッシュ靴をキレイに!】

メッシュスニーカーの洗い方

 

靴を洗うには、手洗いで行う方法と洗濯機で洗う方法があります。

 

ここで注意してもらいたいのが、

 

注意
スエード生地や革素材が使用されたメッシュスニーカーは基本的に水洗いできません。

 

メッシュとスエードをコラボさせた商品はナイキやニューバランスなどで販売され、生地の切り替えがオシャレだと根強い人気があるようです。

 

ご家庭にあるメッシュスニーカーがスエードや革を使っている場合は、水洗い以外の方法でお手入れする必要がありますね。

 

では、さっそく洗い方を説明していきます。

 

手洗い

手洗いは生地や靴の形を傷めずに綺麗に汚れを落とせます。

 

洗濯機で洗うことに抵抗がある場合はこの方法を試してみましょう。

 

◆必要な物

・水

 

・固形石鹸もしくはスニーカー専用洗剤

 

・歯ブラシ

 

・バケツ

 

・タオル

 

手順

①バケツに水を入れて、スニーカーを浸します。

 

 

②水に固形石鹸もしくはスニーカー専用洗剤を入れて、泡立たせます。

 

 

③汚れが気になる場所を歯ブラシで擦り洗いしましょう。

 

メッシュ生地の間や内側は汚れがつきやすい場所なので入念に洗いましょう。

 

 

④洗い終わったら、水でよくすすぎます。

 

 

⑤タオルなどを使って水気を取り、日陰干しして乾燥させましょう。

 

全面メッシュ生地の場合は、特に干し方に注意が必要です。

 

メッシュは水分を含むとへたりやすいので、中に新聞紙をつめて乾燥させると形が整いやすくなります。

 

もしくは洗濯機の脱水機能を利用して、ある程度の水分を飛ばしてから日陰干しで乾燥させれば時短になりますよ。

 

洗濯機洗い

色々な手間を省けて簡単なのが、洗濯機を使った方法です。

 

必要な物

・洗濯用洗剤

 

・洗濯ネット2枚

 

・タオル2枚

 

手順

①中敷きや靴紐はあらかじめ外しておきましょう。

 

外して洗濯することで、細部まで洗うことができますよ。

 

②全体の汚れを軽く落とします。

 

スニーカーの裏に小石や土が詰まっているときは、歯ブラシで取っておきましょう。

 

注意
小石や土が入ったまま洗濯機にかけると、洗濯機の故障を招く可能性があるので注意して下さい。

 

③①で取っておいた中敷き・靴紐と、スニーカーを片足ずつ、それぞれタオルで包んでから洗濯ネットに入れます。

 

タオルで包むことによってクッションの役割を果たしてくれるので、洗濯槽を傷つけず洗濯中に音が出るのを防ぐことができます。

 

また、片方ずつ入れることで、摩擦による生地の劣化を防ぐ効果がありますよ。

 

準備が面倒!という方は靴専用洗濯ネットを使うのも一つの手です。

 

 

④洗濯ネットに入れたスニーカーを洗濯機に入れます。

 

除菌・洗浄効果を上げるため、洗剤は普段より少し多めに入れましょう。

 

また、水位は「高」に設定するのがオススメです。

 

たっぷりの水の中でスニーカーを洗うことによって、摩擦による傷みを減らすことができます。

 

⑤洗い終わったら、風通しの良い日陰で干します。

 

靴専用ハンガーがあれば、さらに効率的に乾燥させることができます。

 

 

 

 

汚れの落とし方

 

メッシュ生地は通気性が良い反面、砂や泥が入り込みやすいです。

 

また、軽くて足に負担がかからないのでランニングシューズとして使用している方も多いのでは?

 

そうすると、汗や皮脂汚れも気になりますよね。

 

ここではそれぞれに合った汚れの落とし方を見ていきましょう。

 

砂や泥による汚れ

砂や泥による汚れは「不溶性汚れ」として分類されます。

 

一般的な洗剤では、汗や皮脂汚れが原因の「水溶性汚れ」の他に、食品の油などの「油溶性汚れ」には効果的ですが、不溶性の汚れには効果がありません。

 

そのため、この不溶性の汚れに適した洗剤を使用する必要があるのですが、それが固形石鹸なのです。

 

固形石鹸を使った洗い方を見ていきましょう。

 

必要な物

・固形石鹸

 

・スポンジもしくは歯ブラシ

 

・バケツ

 

・タオル

 

・ぬるま湯

 

 

手順

①中敷きや靴紐はあらかじめ外しておきます。

 

 

②砂や泥は乾いた状態になるのを待ちます。

 

湿った状態で洗うと、砂や泥が繊維に入り込み、洗う範囲が増えてしまいます。

 

 

③乾いた砂や泥を落としましょう。

 

 

④バケツにぬるま湯を入れて、靴を浸します。

 

固形石鹸はぬるま湯で泡立てると活性化して洗浄効果が高まるとされています。

 

 

⑤スポンジもしくは歯ブラシで固形石鹸を泡立て、汚れた箇所を洗います。

 

歯ブラシがメッシュに引っかかって洗いづらい場合は、柔らかいスポンジで代用しても構いません。

 

頑固な汚れには歯ブラシが効果的ですが、スポンジを使うと強い摩擦にならないため素材を傷めませんよ。

 

 

⑥洗い終わったら、お湯でしっかりすすぎます。

 

 

⑦タオルで水気を取り除き、日陰で乾燥させましょう。

 

皮脂汚れ

汗や皮脂による軽い汚れであれば、中性洗剤と重曹を使用してみても良いでしょう。

 

重曹を使えば消臭効果もあるので、臭い取りも同時に行えますよ。

 

中性洗剤や重曹でも歯が立たない場合は、酸素系漂白剤を使って洗う方法もあります。

 

靴によっては生地や加工を傷める原因や色落ちの原因にもなりえるのであまりオススメはできません。

 

必要な物

・ぬるま湯

 

・中性洗剤

 

・重曹

 

・スポンジもしくは歯ブラシ

 

 

手順

①中敷きや靴紐はあらかじめ外しておきましょう。

 

 

②ぬるま湯に中性洗剤もしくは重曹を溶かし、靴を浸します。

 

 

③1時間ほど漬け置きします。

 

 

④スポンジや歯ブラシを使って汚れを擦り洗いし、しっかりすすぎましょう。

 

 

⑤タオルを使って水気をとり、日陰干しで乾燥させましょう。

 

黄ばみ・黒ずみ汚れ

使用期間が長くなると、どうしてもスニーカーのソールやゴム部分が黄ばんだり、黒ずむことがあります。

 

汚れの原因は、摩擦などによる劣化や酸化が原因です。

 

綺麗に落とし切ることはなかなか難しいですが、メラミンスポンジを使って汚れを薄くすることはできますよ。

 

メラミンスポンジで黄ばみや黒ずみが目立つ部分を擦っていくだけです。

 

メラミンスポンジの代わりに、消しゴムを利用しても汚れを軽減させることができます。

 

他には、歯磨き粉をつけた歯ブラシでソールやゴム部分を磨き、濡れたティッシュやタオルで拭き取る方法もあります。

 

 

 

汚れの防止方法

 

靴は歩いているうちに自然と汚れてしまうものですね。

 

だからといって諦めず、汚れを防止する方法を実践して、少しでも綺麗な状態で毎日靴を履けるようにしましょう。

 

防水スプレーをかける

汚れが付く前に防水スプレーをかけておくと、汚れの付着を軽減できます。

 

スエード生地とコラボした商品が多いメッシュスニーカーですが、スエード生地専用のスプレーもありますよ。

 

 

 

 

使用後は汚れを落としておく

メッシュ生地は砂埃が溜まりやすいので、使用した後に固く絞った雑巾などでサっと汚れを落としておくとキレイな状態を維持できます。

 

使用後は乾燥させる

汚れや臭いの原因は、汗や湿気がこもったことで雑菌が繁殖するからです。

 

元々通気性が良いメッシュ生地ですが、より長持ちさせるためにもケアは必要です。

 

使用した後は日陰干しで乾燥させたり、乾燥剤を入れて湿気を取り除くと良いでしょう。

 

靴箱にしまう

メッシュ生地はホコリやゴミが入りやすいです。

 

空気の出入りが激しい玄関先に置いておくよりも、きちんと靴箱にしまっておいた方が衛生的で綺麗に保管できますよ。