【カナブンの駆除・対策】寄せ付けない方法や退治・撃退法など【洗濯物・家(部屋)の中・ベランダ】



 

本記事では、カナブンの駆除方法や寄せ付けない方法などを紹介しています。

 

カナブンを駆除・退治する方法

放置でもOK

◆知らんぷりで飛んでいく

カナブンには害がないため、もし見つけても、絶対に駆除しなければならないわけではありません。自分たちに直接の被害がなければ、知らんぷりをして放置しておけばOKです。近くに寄ってきたカナブンも、その場所に魅力がなければ、プイと離れて飛んでいってしまうでしょう。

 

◆駆除するときは生かしたままで

駆除する必要がないとはいえ、極度の虫嫌いの人にとっては、そばにカナブンがいるだけで気持ちが悪いかもしれません。部屋にカナブンが入ってきたときには、ブンブンと飛ぶ音が気になって眠れなくなることもあるでしょうし、ベランダを飛び交うカナブンが、洗濯物に留まったまま畳まれてしまうことだってあります。このようなときには、できるだけカナブンを虐めない方法で、そっと駆除しましょう。基本的には、カナブンを生かしたまま、外へ逃がす方法をお薦めします。

 

窓を開けて放置

部屋に入ってきたカナブンを駆除するときには、窓を開けて放置するのが、手っ取り早いです。真っ昼間では、とくに何もしなくても、開け放たれた窓から、外へと逃げて行ってくれることが多いです。風や光、匂いなどで、外界がある方向を感じ取っているのでしょう。

 

ティッシュでつまんで外に出す

カナブンがなかなか出て行かないときには、ティッシュでつまんで、外に出してあげましょう。壁に留まっているタイミングを狙って、背後からそっと近づき、ティッシュで優しく包みます。そのまま、窓の外に手を出して、ティッシュをブンと振れば、カナブンが飛んでいきます。

 

新聞紙ではらってビニール袋の中へ

ティッシュで包むのは、カナブンの感触がして気持ち悪い!という人は、ビニール袋の中に入れて捕まえてください。新聞紙や本を使って、壁に留まったカナブンを、ビニール袋の中に払い落とします。カナブンを入れたビニール袋は、口を開けたまま、外に放置しておけばOK。いつの間にか、カナブンが逃げて行きます。

 

光で誘導して逃がす

◆夜のカナブンに効果的

夜のカナブンには、光で誘導するのが効果的です。夜間に、部屋やベランダに入ってきたカナブンや、アウトドアで集まってきたカナブンに試してみてください。

 

◆逃がし方

いちど部屋の電灯を消して真っ暗にしてから、カナブンを導きたいほうへと電気を付けていきます。たとえば、窓から逃がす場合には、窓側にある照明を付けて、窓の近くへとカナブンを誘ってください。照明を分けて付けられないときには、懐中電灯やペンライトがあると便利。道しるべのように懐中電灯を照らしながら、窓側へとカナブンを誘導して、外へ逃がしてあげましょう。

 

蚊取り線香

蚊取り線香を焚いておくと、カナブンが近寄りにくくなるようです。蚊取り線香の煙には、虫が嫌がる臭いや成分が含まれています。一般的には、蚊を寄せ付けないための蚊取り線香ですが、蚊以外の虫にも、それなりの効果はあると言われています。カナブンがやってくるのは夏場が多いため、蚊除けのために蚊取り線香を焚いておけば、カナブン対策にもなるかもしれません。

 

コバエがホイホイ

虫駆除用として販売されているトラップで、カナブンをおびき寄せる方法があります。市販のトラップには色々なものがありますが、その中でも利用しやすいのが、コバエがホイホイなどの小バエ用トラップです。コバエがホイホイは、数百円と値段が安く、小ぶりなので置いておいても邪魔にならないです。ただし、小バエ用のトラップなので、落とし穴が小さく、トラップ内にカナブンを捕えるのは難しいです。コバエがホイホイにおびき寄せられたカナブンは、ティッシュで包んで、外に逃がしてあげましょう。

 

 

 はえ取り紙

ブンブンと飛び交うカナブンがうるさいときには、はえ取り紙を使ってみましょう。はえ取り紙とは、リボン状の長い紙に、粘着剤が付いたものです。天井や鴨居から吊しておくと、ハエなどの虫が、自ら粘着剤にぶつかってきて、捕えることができます。はえ取り紙の粘着は強いので、カナブンにも効果てきめん。いちど留まると、逃れることは難しいです。ただし、はえ取り紙で捕まえたカナブンは、外へ逃がしてあげることはできません。殺生するつもりで使ってください。

 

 

手作りトラップ

カナブン用のトラップを、手作りする方法を紹介します。

 

◆用意するもの

・空のペットボトル

・果汁ジュース

・砂糖(大さじ1~2杯)

・お酢(大さじ1~2杯)

・焼酎(大さじ2杯)

 

◆作り方

①ペットボトルの上部に、カッターを使って、大きめの穴を開けます。ここが、カナブンが入ってくる入り口となります。

②果汁ジュースに、砂糖、お酢、焼酎を混ぜ合わせます。

③混ぜ合わせたものを、ペットボトルに入れれば、トラップの完成です。

④甘い香りに誘われたカナブンが、ペットボトルの穴から中に入ります。しかし、焼酎で酔っ払ってしまい、果汁ジュースの中に溺れてしまう仕掛けです。

 

殺虫スプレー

どうしてもカナブンを仕留めたいときには、殺虫スプレーを使う方法があります。キンチョールなどの殺虫スプレーは、虫にオールマイティーに使用でき、カナブンにも効き目があります。しかし、殺虫スプレーを使うと、確実にカナブンを殺傷してしまいます。ですので、無害でいいヤツのカナブンには、あまりお薦めしたくない方法です。

 

カナブンが気になるときの対策

柔軟剤の香りを変える

お家のベランダによくカナブンがやってくるなと思ったら、洗濯物の匂いに引き寄せられている可能性があります。カナブンは甘い香りを好むため、柔軟剤などの香りに寄ってくることがあるからです。カナブン対策としては、バニラやベリーなどの甘い香りの柔軟剤を避け、香りを変えてみるのも手です。

 

お庭に腐葉土や木製チップを置かない

お庭に、腐葉土や木製チップが敷いてあると、カナブンが卵を産みにやってくることがあります。腐った葉や朽ち木がある環境は、カナブンの幼虫にとってパラダイス。うってつけの産卵場所が見つかったとばかり、卵を産み付けてしまいます。幼虫が成虫となると、当然、カナブンが増えてしまい、お部屋などに侵入してくる恐れがあります。そのため、家の周りやお庭に、幼虫が育ちやすい環境を作らないことが、カナブン対策となります。

 

カナブンとは

 

夏の夜によく見掛ける

 

夏になると、どこかから飛んでくるカナブン。夜のコンビニ前や、街灯などの周りで、ブンブンと飛んでいるのを見掛けたことがあるでしょう。夜には、積極的に飛び交っているカナブンですが、昼間には、公園や茂みの中でひっそりと過ごしています。そして、活動するのは、主に夏場だけです。

 

カナブンと遭遇する場所

山あいの家で、夜に窓を開けっ放しにしていると、カナブンが部屋の中に侵入してくることがあります。開放型のベランダにも、カナブンが入ってくることが多く、洗濯物を取り込むことにギョッとすることがあります。また、キャンプなどのアウトドアで、夜にライトを付けていると、カナブンなどの虫がたくさん集まってきます。

 

カナブンの生活

カナブンは、樹液をエサとしており、カブトムシのように樹に張り付いて過ごしています。樹液の他にも、熟した果実などの、甘い匂いが大好きです。カナブンの幼虫は、落ち葉や朽ち木を食べて育ちます。

 

カナブンは駆除する必要なし!

◆カナブンは悪さをしない、エコな虫

カナブンと遭遇したときに、退治しなきゃ!と慌てたことありませんか。でも、カナブンは噛みません。悪さをしませんし、不潔というわけでもありません。実は、カナブンは、人間にとって害のない虫です。というのも、カナブンは、畑の作物を荒らしたり、お庭のお花を食べ散らすことはありません。反対に、腐った葉や木の分解を促してくれるので、土壌を豊かにしてくれる、エコな虫なのです。

 

◆カナブンが駆除されるのはコガネムシのせい?

カナブンは害がないため、急いで駆除する必要はありません。では、どうして、カナブンを駆除しようとする人がいるのでしょうか。実は、カナブンが駆除される理由に、コガネムシに似ているということがあります。コガネムシは害虫として知られており、見た目が似ているカナブンは、コガネムシと勘違いされて駆除されてしまうことがあるのです。

 

カナブンとコガネムシ

コガネムシは害虫

コガネムシは、田畑の作物や、ガーデニングのお花などにとって、害虫です。コガネムシの幼虫は、土の中で過ごしながら、植物の根を食べて成長していきます。成虫となって、地上に出てきたコガネムシは、葉や花をムシャムシャと食べてしまいます。このように、作物やお花を食べてダメにしてしまうので、コガネムシは害虫だと言われています。

 

コガネムシは大量発生する

コガネムシが嫌われる理由として、大量発生しやすいという点があります。コガネムシには、仲間のフンの臭いを嗅ぎつけて、わらわらと集まってくる習性があります。集まってきたコガネムシは、この場所で卵を産み、幼虫が増えていきます。そのため、数匹のコガネムシが見つかると、あれよあれよという間に、何百匹もの大群に増えていることがあります。一方、カナブンにはこのような習性はなく、大量発生することは少ないです。

 

カナブンとコガネムシの見分け方

◆カナブンの特徴

・光沢がなく、茶色、緑色、青色をしている

・全長2㎝ほどで、コガネムシよりやや大きい

・頭部は四角く、羽の付け根の三角形が大きめ

・コガネムシよりはゆったりとした動き

 

◆コガネムシの特徴

・金属のような光沢があり、緑色をしている

・全長1.5㎝ほどで小ぶり

・頭部が丸くて半円型

・動きや飛び方が素早い