【メタルラックのサビ取り】簡単な落とし方や防止方法、錆止めスプレーなど



 

丈夫なメタルラックは重い物を置いてもびくともせず、長年使い続けられるものです。

 

プラスチック製などと違い、熱や日光による変色や劣化が少なく、強度が高い点も魅力的ですね。

 

ベランダに鉢植えを置く棚として、調理器具の収納としてなど、使い方も様々。

 

お使いになっているご家庭も多いと思います。そんな重宝されるメタルラックですが、気付けばいつの間にかサビができていることはありませんか?

 

ずっと使い続けていると、表面にブツブツできて新品当初の光沢感はなくなり、くすんだ印象を与えてしまいます。

 

本記事では、メタルラックのサビの落とし方やサビ取りグッズを紹介しています。

 

メタルラックのサビ取り

なぜサビる?

金属製品は空気に触れて、空気中と金属製品の物質が結びついて、表面上にサビとして現れます。空気がある空間で、条件が揃えばサビてしまうのは仕方ないこととも言えます。サビを進行させないためには、乾燥した環境を保つことが重要です。そのため、湿気や熱気が溜まる場所、水気が多い場所にメタルラックを置いている場合は要注意。また、もらいサビといって、他の金属製品のサビが移ってサビることもあります。サビた缶詰入りの保存食品や調理器具をラックに置いたままにすると、そこからサビてしまうこともあるでしょう。

 

サビの種類

古びた印象を与えるサビですが、全てが悪者とは限りません。実は私達にとっても有益なサビも存在します。有益かそうでないか見分ける方法として、サビの色が指標の一つになります。

 

外にあるトタンやドラム管などが赤茶色くなっている光景を思い出してみましょう。これは赤サビです。赤サビは腐食スピードがとても速いがために、どんどんその物を腐食させてしまいます。サビた箇所はボロボロと崩れやすく、物としての強度も下がる傾向があります。例えサビを落としても、元通りの耐性は望めない可能性が高いでしょう。

 

一方で、同じサビでも黒サビは有益であると知られています。黒サビは新しくサビが生えないような抑制力を持っています。例えば、南部鉄器はサビを発生させないために、わざと黒サビをつけられています。鉄器等ではよくこの手法が使われているそうです。

 

 

サビの取り方

 

サビも出来始めであれば取れやすいですが、腐食が進んでこびりついてしまうとなかなか取れません。サビの取り方として、初期のサビはタワシなどを使って削り落とし、難しい場合はサビ専用品を使い、効果的に落とす必要があります。メタルラックのサビの度合いに応じて、下に紹介した落とし方を試してみましょう。

 

歯磨き粉を使う

初期のサビであれば歯磨き粉を使って落とすことができます。歯磨き粉は研磨剤が含まれており、サビを落とす役割を果たします。使い古した歯ブラシでこすって水ですすぎましょう。歯磨き粉以外では、重曹やクレンザーが研磨力が高いものとして知られています。

 

サビ取り消しゴムを使う

ダイソーなどの100均でも販売している、サビ取り消しゴムを使う方法があります。研磨力がある硬い石が使用された商品です。ダイソーで販売されたものは、ゴシゴシとサビを落とす用の粗めの石と、仕上げとして細かく削れる石の2種類がセットになっています。

 

 

ワイヤーブラシやスチールタワシを使う

軽度のサビなら、ひたすらこすれば取ることができます。メタルラックの繋ぎ目はスポンジなど大きいサイズのものでは擦りづらいです。ワイヤータイプのブラシや、自分で形をかえられるスチールタワシがあると便利でしょう。下に紹介したワイヤーブラシは材質が異なる3種類セットになったもので、サビの度合いに応じてブラシを変えていきます。頑固なものには真鍮、傷をあまりつけたくない場所にはナイロンでこすります。自転車や水回り、ガスコンロなどにも使え、このセットで家のあらゆる場所を掃除できますよ。

 

 

酢(クエン酸)と塩を使う

サビ落としには、お酢やクエン酸などの酸が持つ「還元作用」を利用すると効果的です。「還元作用」とは酸化した金属から酸素を切り離し元に戻す作用をいいます。掃除専門業者でも、蛇口など頑固なサビ落としとして「酸」を利用した薬剤が使われているため、効果が期待できそうですね。

 

必要なもの

・酢

・塩

・水

・ラップもしくはキッチンペーパー

・スポンジや歯ブラシ

・雑巾

 

 

手順

①クエン酸と塩を1:1の割合で混ぜ合わせ、適量の水を加えます。

②歯ブラシやスポンジに①の溶液を取り、サビた部分にたっぷり塗りましょう。

③塗った部分にラップもしくはキッチンペーパーを貼り付け、30分~1時間待ちます。

ラップやキッチンペーパーを貼り付けることで、乾燥を防ぎ、浸透力がアップします。

④時間が経ったら、スポンジや歯ブラシを使ってサビをこすります。

汚れ磨きとしてラップも効果的です。貼り付けていたラップを丸めて使っても良いでしょう。

⑤雑巾で落としたサビを取り、仕上げとして磨いていきます。

濡れたままにしておくと、新たなサビの原因になるので、必ず最後に雑巾やタオルでしっかりと拭きましょう。

 

重曹ペーストとクエン酸を使う

研磨力の高い重曹は粉末で使うことも多いですが、メタルラックなど網目状のものには、粘度が高い重曹ペースト(軽度のサビであれば重曹スプレーでも可)を使います。ペースト状にすれば、密着しやすく使いやすいです。ここに、サビ落としに有効的な「酸性」のクエン酸を組み合わせて、効果を高めます。

 

必要なもの

・重曹

・クエン酸

・水

・歯ブラシ

・ラップもしくはキッチンペーパー

・雑巾

 

手順

①容器に、重曹とクエン酸を1:1の割合で混ぜ合わせ、水をごく少量加えてペーストを作ります。

もったりした粘度が高いペーストにすると、ラックの網目から落ちづらくなります。

(※粘度の調整が難しい場合は、代わりに重曹スプレーを全体的に噴射してもかまいません。)

②①で作成したペーストを、歯ブラシでサビの部分に塗布します。

③ラップやキッチンペーパーを上から貼り付け、そのまま1時間待ちます。

④少し時間を置いた後、歯ブラシで軽くこすり、サビを落としていきます。

⑤水に濡らして硬く絞った雑巾で、落としたサビを取り除いていきます。

重曹がうまく取り除けていないと、時間が経過した時に粉っぽく白いものが残ることがあります。何度か繰り返し、キレイに取り除きましょう。

⑥乾いた雑巾やタオルで水気をしっかり取り、乾燥させます。

 

サビ取り専用品を使う

あまり時間をかけずに効率よくサビを取りたい方には、専用品がオススメ。下に紹介した商品は頑固なサビでも軽くこするだけで取ることができた、という声もあります。サビ落としは根気よく力を入れて落とすイメージがあるので憂鬱になりますが、専用品の力で簡単にサビ落としをしてみてはいかがでしょうか?

 

必要なもの

・スチールタワシ(ない場合は雑巾でOK)

・サビ取り専用スプレー

・雑巾

・マスクやゴム手袋

 

手順

①雑巾もしくはスチールタワシにサビ取りスプレーを噴射します。

サビ取り剤のニオイが気になる場合、マスクとゴム手袋を装着して下さい。

スプレーの飛散防止として、背面に雑巾などをあてがいながらスプレーすると良いでしょう。

②①を使って、サビた箇所を軽くこすっていきます。

③仕上げとして、乾いた雑巾で磨きましょう。

④しばらく乾燥させます。

サビ取り作業後、すぐに収納物をしまわず、しっかり乾燥させることでサビ防止に繋がります。

 

 

 

サビを防止する方法

 

面倒なサビ落とし作業をしないですむよう、サビを防止する方法を行いましょう!

 

湿気や水気を遮断する

サビを防止するためには空気や水気を遮断すると良いとされます。私達の生活で酸素を遮断することは難しいですが、湿気や水に触れないようにすることはできますね。乾燥剤をメタルラックに置いたり、壁際から少し離して空気の通り道を作ってあげることも防止法になります。また、濡れた物や水滴が残った物は乾燥させてから置くようにしましょう。

 

サビ止めスプレーを使う

サビを実践的に防止できる方法として、サビ止めスプレーがあります。さきほど酸素を遮断するのは難しいとお話ししましたが、空気が触れる接地面に塗装を施すことでサビができにくくすることができます。速乾性が高いものや、長期効果が持続するものなど商品特長はそれぞれ異なります。どのような場所でメタルラックを使っているかを考えて、自分に合った商品を選んで下さいね。