【ゴム・パッキンの臭い取り方法】匂いの原因や消臭方法(酢、重曹など)【ゴム製品(ゴムマット、パッキンなど)の臭い消し】 



 

私達の生活で見かけないことがないほど身近な存在のゴム製品。

 

タイヤやゴムマットに、サーモスなどの水筒のシリコンパッキン、お弁当のシリコンカップなど多岐にわたります。

 

しかし、そんなゴム製品の弱点といえば臭いではないでしょうか?

 

特有のゴム臭を嗅いでいると、気持ち悪くなってしまうなんてことも…

 

ゴム製品は臭いが染み付きやすく、取れづらいという難点があります。

 

食品用に使われることも多いので、食品の臭い移りに悩む人も多いのでは?

 

本記事では、ゴム製品の臭いの取り方を紹介しています。

 

臭いの原因

 

ゴムには天然ゴムと合成ゴムがあり、原料と製造方法の違いで分類されることをご存じでしょうか?臭いの原因はこの原料に由来しています。天然ゴムはゴムの木の樹液を原料としており、合成ゴムは天然ゴムに加えてプラスチックや石油などを混ぜて製造しています。ゴム製品の臭いの元は、このゴム木の樹液の臭いであるとされています。原料であるゴム木の樹液が含まれているので、ゴム製品も同様に強く臭う場合があるのです。こうしたゴム製品に含まれる成分物質が、空気中に気化してしまうことで、私達はゴム臭を感じることになります。ちなみに、合成ゴムは製造時に天然ゴム(ゴム木の樹液成分)の割合が低くなる分、比較的臭いが少ないです。

 

 

ゴムの臭い取り方法

 

ゴム製品の臭いを苦手とする人は多いですよね。中には臭いのせいで体調が悪くなってしまう人もいらっしゃいます。そうならないためにも、今からご紹介する方法で解決しましょう。ゴム製品は多くの種類がありますので、商品別に臭い取り方法をお伝えしていきます。

 

ラバーマット・ゴムマット

おろしたてのラバーマットやゴムマットは強いゴム臭がしますよね。人によっては車酔いする原因になってしまう場合もあります。事前に対策をしていきましょう。

 

◆日陰干しで風通しさせる

ゴム製品は風通しすることで徐々に臭いが減っていきます。一気に臭いはなくなりませんが、継続して行うことで臭いが和らげることができるでしょう。車のボンネットにマットを乗せておくのも良いですね。ただし、風通しさせる時には日光の当たらない場所を選んで下さい。ゴム製品は直射日光に当たることで、溶けたり劣化する原因になります。注意しましょう。

 

食品用中性洗剤で洗う

食品用中性洗剤を使って洗いましょう。ゴムマットの表面に油や化合物が浮き出ている可能性があり、その成分を洗剤で取り除けば臭いも軽減されます。大きめの容器にぬるま湯と食品用洗剤を入れて溶かし、その中にマットを入れながら洗いましょう。最後は洗剤が残らないようにしっかり水洗いし、乾燥させて下さい。

 

重曹水に浸ける

匂い消ししたいものを、重曹水に浸けてみましょう。重曹には高い消臭効果があります。臭いが強い場合は、重曹の割合を増やす、浸け置き時間をのばす、などの工夫をしてみて下さい。

 

 

・手順

①1Lのお湯に対して大さじ1杯の重曹を入れて重曹水を作ります。

②ラバーマットを重曹水に浸けましょう。

中敷きを外して中にも重曹水を入れると良いでしょう。

③重曹水に1時間ほど浸けたら、軽く水で流してから陰干しで自然乾燥させます。

 

 

水筒や、圧力鍋のシリコンパッキン、シリコンカップなど

 

 

飲み物や食べ物を入れておく容器なので、臭い移りは避けたいところ。また、口に入れるものなので、できるだけ安全な臭い取り方法を実践したいですね。食品用のゴム製品は、使い続けるうちに食品自体の臭いも移ってしまいます。そんな時も、下にご紹介する方法を試してみて下さいね。

 

煮沸消毒

臭いを取りたいものを、10~15分ほど煮沸消毒しましょう。食品用ゴム製品なら多くは耐熱性があるので、溶ける心配はないと考えられます。(ただし、商品によって耐熱温度は異なりますので、必ず確認しましょう。)臭いが強い場合は、煮沸する際に重曹を入れて下さい。重曹はお湯に入れることで、強アルカリ性に変わります。手肌への影響もありますので、必ず手袋を着用して下さいね。

 

重曹+お酢

お湯(40~50℃)500mlに重曹とお酢を各大さじ2杯入れ、2時間浸け置きしましょう。最後は水で洗い流します。臭いがあまり取れていない場合は、この作業を繰り返し行うようにして下さい。重曹とお酢はどちらも強力な殺菌効果があります。その上、口に入れても害がないものなので、安心して使うことができますね。

 

お湯と茶がらしを使う

お湯1Lに対し、緑茶の茶がらし50~60gを入れたものに1~2時間浸け置きしましょう。緑茶に含まれるポリフェノールに消臭効果が期待できます。

 

レモンを使う

消臭用品でも度々利用される柑橘系の成分を利用した方法です。レモンがない場合は、ポッカレモンやミカンを代用しても良いかもしれません。

 

・手順

①レモンを絞り、レモンの皮を刻みます。

②耐熱容器にシリコンカップと①を入れていきます。

③2~3分電子レンジで温めます。

電子レンジの種類や使用年数によっても温まり方は違います。心配な場合は、様子を見ながら徐々に温め時間を追加していって下さい。

④1~2時間時間を置いた後に、水で洗い流しましょう。

 

牛乳を使う

牛乳を入れた耐熱容器に、臭いをとりたいものをつけて電子レンジで温めましょう。シリコンカップなどの入れ物の場合は、八分目までそのまま牛乳を入れましょう。(※加熱中の転倒には注意が必要です。)牛乳は温めすぎると吹きこぼれる可能性があります。電子レンジによっては、飲み物専用の温め設定がありますので利用してみても良いでしょう。

 

お米のとぎ汁につける

お米のとぎ汁に半日~1日浸け置き、その後洗剤でしっかり洗いしましょう。できれば最初にといだ濃い色のとぎ汁を使うのが効果的です。昔よりとぎ汁には、界面活性剤に類似する成分が含まれ、消臭効果もあると言われています。

 

希釈したキッチンハイタ―を使う

キッチンハイタ―は除菌もできて、臭い取りに有効的です。1000倍ほどに希釈したものに浸けて、30分ほど時間をおいて下さい。最後は水でしっかりすすぎ洗いしましょう。濃度を高すぎると、キッチンハイタ―の塩素臭が残る可能性があります。臭いの度合いに応じて、割合や浸け置き時間は調整して下さい。

 

酸素系漂白剤を使う

 

お湯(40~50℃)50mlに対して、大さじ2杯の酸素系漂白剤を入れて溶かします。その中に、臭いを取りたいものを2時間ほど浸けましょう。浸け置きが終わったら、しっかりと水で流せば、臭いだけでなく汚れやカビも取ることができます。隙間などにまだ汚れが残っている場合は、綿棒や歯ブラシで擦ると良いです。

 

臭い取り専用洗剤を使う

 

食品のシリコンゴム製品についた臭いを取ってくれる洗剤もあります。元々のゴム臭というよりは、食品の臭い移りを取り除く効果を実感できる商品のようです。シリコンケースなどは経済的で利便性もある一方で、臭いや色移りも気になりますよね。この機会に試してみてはいかがでしょうか?

 

ゴム手袋

「ラバーマット・ゴムマット」の臭い取りでもご紹介した方法です。重曹水を作り15分ほど浸け、陰干しでしっかりと乾かしましょう。ゴム手袋は指先部分が乾燥しづらいので、裏返して乾燥させると良いですよ。

 

長靴・レインブーツ

長靴やレインブーツ、農作業用の作業靴などもゴム臭が強いですね。そんな時も重曹を使いましょう。1Lのお湯に対して大さじ1杯の重曹を入れて重曹水を作ります。作った重曹水に、臭いをとりたいものを浸けましょう。約1時間浸けたら、軽く水洗いして陰干しで乾燥させましょう。乾燥不足があると、今度は雑菌臭を引き起こす場合があります。靴の内側に新聞紙をつめておくことで、より早く乾燥させることができますよ。

 

水洗いできないゴム製品

水で洗うことができない製品の場合は、今からご紹介する方法を試してみましょう。

 

アルコールスプレーを使う

 

市販の消臭用のアルコールスプレーや、アルコールをスプレー容器に入れてスプレーしましょう。

 

粉末状の重曹をそのまま使う

使い古した靴下や茶こしパックに大さじ2杯の重曹を入れ、臭いを取りたいものの上に置きます。使い終わった重曹は洗濯やお掃除に有効活用することができますよ。