【ホットプレートの洗い方】掃除方法、カビ・焦げ・油汚れの落とし方【お手入れ方法】

基本的な洗い方

熱いうちに拭き取る

使った後のホットプレートは、熱いうちに汚れを取ることが大切です。

 

まだ余熱が残るうちに汚れを拭き取ることが、お掃除を楽にするコツです。

 

プレートが冷めるとともに油が固まって焦げがこびり付き、汚れが落ちにくくなります。

 

布で拭き取る

ホットプレートをキレイにするときには、柔らかい布で拭き取るのが基本です。

 

といっても、焼き肉後のプレートは油でベトベト、焦げで真っ黒の状態です。

 

雑巾などで拭くと汚れてしまい、水洗いしてもなかなか落とせません。

 

キッチンペーパーで拭き取る

ホットプレートの汚れには、キッチンペーパーを使うのが一番です。

 

油の吸収が良く、焦げや残りカスをまとめてすくい取るにも便利です。

 

キッチンペーパーを菜箸やトングでつまんで掃除すると、手が汚れずヤケド防止にもなります。

 

焼き肉の後などで油がたっぷりと溜まっているときは、新聞紙やキッチンペーパーをプレートに敷いて、油を吸い取らせてから掃除を行うといいです。

 

 

着脱式の洗い方

 

水洗いのやり方

◆プレートを取り外す

プレートが着脱できるタイプでは、水洗いで汚れを落とすことができます。

 

使ってすぐのプレートはとても熱いので注意しましょう。

 

しばらく置いて、冷めた頃にプレートを取り外してください。

 

◆ぬるま湯で優しく洗う

大きめの洗面器があれば、ぬるま湯を張ってプレートを浸しながら洗うといいです。

 

柔らかいスポンジを使い、お湯と汚れを馴染ませるようにして優しく洗ってください。

 

汚れが落ちたら、立てて乾かします。

 

濡れたときは少しヌルヌルした感じが残っていても、乾くと気にならなくなるので大丈夫です。

 

中性洗剤を使う洗い方

◆洗い方

頑固に油がこびり付いているときは、ぬるま湯だけではスッキリと落としにくいです。

 

このようなときはほんの少しだけ、食器洗い洗剤を使ってみましょう。

 

スポンジに少量の洗剤を含ませてから、汚れのひどい部分だけを優しくこすり洗いします。

 

◆注意点

ホットプレートはテフロン加工などのコーティングが施されているため、中性洗剤などの使用をお薦めしていないことがあります。

 

といっても、たまに少量の洗剤を使う程度ならばすぐにコーティングが剥がれてしまうわけではないので安心してください。

 

洗剤で毎日のように洗ったり、強くこすり洗いするのは避けたほうが無難です。

 

非着脱式の洗い方

 

非着脱式は卓上で洗う

着脱できないタイプは、卓上に置いたまま掃除を行います。

 

調理時のままホットプレートを動かさず、下に新聞紙などを敷いた状態で行うと汚れの飛び散り防止になります。

 

また、着脱できないタイプでの洗い方は着脱できるタイプでも行うことができます。

 

わざわざ水洗いをしたくない人は、着脱できないタイプの洗い方を試してみましょう。

 

水を沸騰させて汚れを取る

◆調理カスなどを拭き取る

ホットプレートの中で水を沸騰させて、汚れを浮かせる洗い方です。

 

食べ終わった後のプレートはキッチンペーパーで簡単に拭き取り、大きなゴミを取り除いてください。

 

◆水(氷)を少量入れる

プレートに水を少量入れます。

 

くれぐれも、水は入れすぎないようにご注意ください。

 

沸騰したときにお湯が飛び出さない程度に、薄くお水を入れれば充分です。

 

水の代わりに氷を数個入れて汚れを浮かす方法もあります。

 

◆水を沸騰させる

温度を強めに設定して一気にお水を沸騰させます。

 

ブクブクとお湯が泡立ってくると、あぶくと一緒にこびり付いた汚れも浮いてきます。

 

頑固な焦げ付きなどはお湯でふやけている状態で、菜箸や竹串などでつつくと取りやすいです。

 

◆お湯を捨てる

汚れが浮いたら、プレートの中のお湯を捨てます。

 

ただし、ホットプレートを持って、お湯を注ぎ出すのは止めてください。

 

機械の中にお湯が入り込んだり、お湯が掛かってヤケドをするリスクがあります。

 

プレートの中に新聞紙やキッチンペーパーを敷いて、お湯を吸い込ませながら捨てていくのがよいでしょう。

 

◆汚れを拭き取る

お湯がなくなったら、キッチンペーパーや布でプレートをよく拭き取って終了です。

 

一度でキレイにならないときは、沸騰させて拭くという作業を何回か繰り返しましょう。

 

重曹水を沸騰させて汚れを取る

◆メリット

お水の代わりに重曹を溶かした水を使う方法です。

 

水だけのときよりも、油汚れが落としやすくなります。

 

また、重曹を使うことで臭いが取れやすくなるというメリットもあります。

 

焼き肉やビビンバ、キムチ焼きそばを作ったときなど、臭い残りが気になるときにお薦めの洗い方です。

 

◆重曹水を作る

 

重曹はあらかじめ、水に溶かしておきます。

 

コップ一杯の水に、スプーンひとさじの重曹を目安としてください。

 

・重曹水を沸騰させる

重曹水をプレートに入れてから、ホットプレートを高温にして沸騰させます。

 

重曹水が泡立ってきたら、菜箸や木べらなどで焦げをこそぎ落としてください。

 

汚れが浮いたら、お湯を捨てた後汚れを拭き取ります。

 

・水を沸騰させてから拭き取る

重曹を使っているので、簡単な水洗いが必要です。

 

水洗いができない非着脱タイプでは、プレートにお水を入れてもう一度沸騰させてください。

 

お湯を捨てたら、汚れをよく拭き取って終了です。

 

 

NGなお手入れ

固いもので洗う

ホットプレートはテフロン加工などのコーティングが施されているため、固いもので洗うのはNGです。

 

たとえば、底が固いスポンジやタワシ、歯ブラシなどで洗うと、プレートが傷付きコーティングが剥がれやすくなってしまいます。

 

メラミンスポンジもコーティングを削ってしまう可能性があるため、使わないほうがいいです。

 

漂白剤を使う

頑固な汚れを取りたい気持ちは分かりますが、ホットプレートに漂白剤を使うのはNGです。

 

コーティング加工が剥がれてしまい、サビやすくなることがあります。

 

クリームクレンザーを使う

焦げ付きをゴシゴシ洗おうとして、クリームクレンザーを使うのはNGです。

 

クリームクレンザーには研磨剤が入っているため、プレートをこするとコーティングが剥がれてしまうこともあります。

 

クリームクレンザーで洗ったプレートは食材がくっ付きやすくなり、使い物にならなくなる可能性もあります。

 

基本的に、研磨剤が入ったものでホットプレートを洗うのはNGです。

 

汚れの防止方法

こまめに拭き取る

ホットプレートを使うときに心がけたいのが、こまめに油を拭き取ることです。

 

プレートに油や焦げカスが溜まったら、調理中でもすぐに拭き取りましょう。

 

これを繰り返すだけでも、使用後の汚れ方がグッと変わってきます。

 

調理中のプレートは熱いので、キッチンペーパーを菜箸に絡めて食材の間を動かしながらサッと拭き取るのがいいです。

 

アルミホイルを敷いて焼く

非着脱タイプのホットプレートでは、いかにプレートを汚さずに調理するかが掃除を楽にするコツです。

 

できるだけプレートを汚したくない人にお薦めなのが、アルミホイルを敷いて調理する方法です。

 

魚焼きホイルやフライパン用ホイルを使えば、プレートの油汚れや焦げ付きが気になりません。

 

食べた後は、クシャっと丸めて捨てるだけなので後始末がとても楽です。

 

魚焼きホイルは、普通のアルミホイルを使うよりも食材がくっ付きにくく調理しやすいです。

 

 

ホットプレート

便利だけど汚れやすい

ホットプレートは焼き肉やお好み焼きに欠かせないですよね。

 

たこ焼き専用のホットプレートやお一人様用のミニホットプレートなどもあり、今や家庭の必需品です。

 

しかし、油汚れや焦げ付きが落としにくいのがホットプレートの難点です。

 

調理してすぐに洗うフライパンと比べ、油や焦げを付けたままジュウジュウと焼き続けるので、汚れがこびり付いてしまいます。

 

着脱式・非着脱式

ホットプレートは、プレート部分が着脱できるタイプと着脱できないタイプとがあります。

 

◆着脱式

家族サイズのホットプレートはほとんどが着脱できるタイプです。

 

よく見かける、平面プレートとたこ焼きプレート、焼き肉用の波型プレートの3点がセットとなっているものは、当然着脱ができます。

 

たとえミニサイズであっても、ブルーノのようにたこ焼きセットが付いているものは着脱できると考えてOKです

 

 

◆非着脱

着脱できないタイプのホットプレートは、ミニホットプレートでたまに見かけます。

 

ミニホットプレートは、お皿一枚ほどのサイズの小さなプレートのこと。

 

調理をするのは面倒ですが、たまに暖かいものを食べたい独り暮らしの学生や高齢者に人気があります。

 

お値段は、ニトリで千円程度、他メーカーでも千円台と安く、ホットケーキやベーコンエッグならば充分に焼けます。

 

重量は1㎏ほどと軽いので、海外旅行や留学先に携帯する人もいます。

 

 

ふたつの違い

着脱タイプと非着脱タイプの最大の違いは、水洗いできるかどうかです。

 

着脱できないタイプでは、ジャブジャブと水洗いすることはできません。

 

プレートのすぐ下には電気系統があり、水分がこぼれると壊れてしまうことがあるからです。

 

プレートを交換することができないので、プレートがダメになったら丸ごと買い換えるしかないです。