【ステンレス鍋の手入れ】黒ずみ・焦げ・汚れ・空焚きによる変色の落とし方


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本記事では、ステンレス鍋の様々な汚れの落とし方を紹介しています。

 

ステンレス鍋の汚れ

 

毎日の調理で使う鍋。

 

アルミ鍋、ホーロー鍋、鉄鍋、テフロン製鍋などによって、向き不向きの料理も違いますし、特性も多種多様ですね。

 

その中でも、ステンレスとはSTAIN(汚れが)LESS(少ない)という意味があります。

 

しかし、ステンレス鍋とはいえども、毎日使っているうちに黒ずみや焦げ、くすみなど様々な問題が発生していきます。

 

ステンレス鍋のメリット・デメリット

ステンレスの詳しい特性を知らずとも、丈夫なイメージがあって普段使っている方もいるでしょうか。

 

まずはステンレス鍋のメリットとデメリットを学んでいきましょう。

 

◆ステンレス鍋のメリット

ステンレス鍋の最大のメリットは、サビにくい点です。

 

また、保温性が良く、焦げ付きが比較的少ないため、煮込み料理などの長時間調理する料理に向いているでしょう。

 

ステンレスは、主原料が鉄ですが、そこにクロムという素材を入れたことでサビにくくなっているのです。

 

クロムによって「不動態被膜」というバリアーが張られ、大気中の物質と結びついてサビが発生することを抑える効果を発揮します。

 

◆ステンレス鍋のデメリット

ステンレス鍋のデメリットは保温性がきく反面、熱伝導率が悪くなかなか温まりづらいという点です。

 

急いで温めて作る料理には不向きでしょう。

 

また、鉄を多く使って丈夫な分、アルミ鍋と比べても持つと重くなってしまいます。

 

ステンレス鍋が汚れる原因

ステンレス鍋が汚れてしまう原因について、いくつか挙げてみました。

 

ステンレス鍋は丈夫とはいえ、使用頻度や回数が多ければ、自然と劣化するのは仕方ないことです。

 

もし新品なのにすぐに焦げて、汚れが付着しやすい場合は下記のような原因が考えられるでしょう。

 

◆汚れがついたままにする、濡れたまま放置する

ステンレスは一般的にサビにくい素材ですが、汚れが残ったまま何度も使ったり、濡れたまま長時間放置することでサビやすくなる場合があります。

 

なかでも、ステンレスは油汚れに弱い傾向があるので、油を多く使った料理の後は注意が必要です。

 

◆ステンレス全面多層でない

ステンレス鍋は大きく分けると、ステンレス単層鍋、底面圧着本体単層、全面多層という種類があります。

 

単語だけ見れば少し難しく感じますが、ステンレスの厚さや、単層か複数層になっているかの違いです。

 

ステンレス単層鍋の場合は、ステンレスの厚さが薄い分、熱伝導が伝わりやすく、火加減の調整が非常に難しいのです。

 

また、底面圧着本体単層の場合は、鍋底と本体部分で温度差が生じてしまうことで、鍋肌部分のみが高温になりやすく、焦げ付きを発生しやすい傾向にあります。

 

火加減の調整に自信がない場合は、材質をチェックして、扱いやすい鍋を選ぶようにしましょう。

 

◆金属製のたわしやヘラを多用する

料理中に金属製のヘラを使ったり、汚れを落とすために金属たわしで磨きすぎると、表面に傷をつけてしまいます。

 

ステンレス鍋に限ったことではありませんが、使用器具や磨き方には注意しましょう。

 

◆空焚きする

空焚きや、内容物が少ないまま加熱すると、表面が焼けて茶色く変色する可能性があります。

 


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様々な汚れの原因と落とし方

 

ステンレス鍋には発生しやすい汚れがあり、汚れの落とし方はそれぞれ違ってきます。

 

ご家庭にある鍋がどの種類の汚れなのか確認して、適切な落とし方を学びましょう。

 

焦げ

お鍋に発生する汚れで一番悩みやすいのは、焦げ汚れでしょうか。

 

焦げが残った鍋は不衛生ですし、見た目もよくありませんね。さっそく、汚れの落とし方を見ていきましょう。

 

<落とし方①>

調理用器具の掃除で重宝される重曹を使った方法です。

 

ステンレスに付着した焦げの色素を浮き上がらせて落としてくれますよ。

 

必要なもの

・水

 

・重曹

 

・スポンジ(※金属たわしはおすすめできません)

 

手順

①鍋に焦げ付いた箇所が浸るほどの水を入れます。

 

 

②水の中に、重曹を溶かしいれます。水1カップに対して、重曹大さじ1の割合です。

 

 

③沸騰したら弱火にして、約15分煮沸してから火を止めましょう。

 

 

④半日程度、そのまま放置しておきます。

 

 

⑤お湯を捨てて、スポンジで擦り洗いします。

 

金属たわしなどで擦りすぎると傷をつける原因になりますので、使用しない方が良いでしょう。

 

 

⑥キレイに洗い流して乾燥させましょう。

 

<落とし方②>

身近な調味料であるお酢の効力を使って焦げを落とす方法もあります。

 

必要なもの

・水

 

・酢

 

・スポンジ

 

手順

①鍋に焦げ付いた箇所が浸るほどの水を入れます。

 

 

②水の中に、酢を入れます。水1Lに対して、お酢大さじ5杯が目安です。

 

 

③沸騰したら弱火にして、15分煮沸してから火を止めましょう。

 

 

④お湯を捨てて、スポンジで擦り洗いします。

 

<落とし方③>

先ほどご案内した酢に、台所用中性洗剤をプラスした方法もご紹介します。

 

基本的な手順は変わりありませんよ。

 

必要なもの

・酢

 

・台所用中性洗剤

 

・スポンジ

 

手順

①鍋に焦げ付いた箇所が浸るほどの水を入れます。

 

 

②水の中に、酢と中性洗剤を1:1の割合で入れます。

 

 

③沸騰したら弱火にして、15~20分煮沸します。

 

 

④お湯を捨てて、スポンジで擦り洗いします。

 

変色

 

 

鍋に発生する変色には種類があり、どれも健康に悪影響を与えるようなものではありません。

 

しかし、見た目も気になりますし、キレイな状態を保っておきたいものですね。

 

空焚き

空焚きによって、茶色や虹色に変色する可能性があります。

 

乾かす時間を短縮するために、鍋の空焚きをする人もいるかもしれませんね。

 

しかし、空焚きは鍋を傷める原因になるので、個人的にはおすすめできません。

 

黒ずみ・白い汚れ

黒ずみの原因は、タケノコやごぼうなどアクの強い野菜を調理することで、アクに含まれる成分とステンレスの鉄分が結合して変色を起こすことが原因とされています。

 

また、調理中に食材の塩分やカルシウムが固くなって、鍋に白い汚れをつけてしまう場合もあります。

 

変色を取り除くためには、クレンザーを使用する方法があります。

 

クレンザーを変色が気になる箇所に直接振りかけて、5分置いたらスポンジやナイロンたわしを使って擦り洗いするだけです。

 

終わったらしっかり洗い流して乾燥させて下さいね。

 

専用のステンレス用クリーナーなども販売されているので、利用してみても良いかもしれませんね。

 

 

くすみ

ステンレス鍋を使い続けると、どうしてもくすんでしまい、使い始め当初の輝きはすっかりなくなってしまいます。

 

全体的に白っぽく見えたり、茶色くくすむことも。くすみ汚れには重曹が最適です。

 

必要なもの

・水

 

・重曹

 

・メラニンスポンジ

 

手順

①鍋に焦げ付いた箇所が浸るほどの水を入れます。

 

 

②水の中に、重曹を適量入れて溶かします。

 

 

③約15分煮沸したら2~3時間置きっぱなしにします。

 

 

④お湯を捨てて、メラニンスポンジで擦り洗いします。

 

重曹の力に加え、メラニンスポンジの微細構造が細かな汚れを取り除いてくれます。

 

メラニンスポンジは、100円ショップやドラックストアでも販売しているので、家にストックがあれば楽チンですよ。

 

 

⑤キレイに洗い流して乾燥させれば、完了です。

 


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汚れの防止方法

 

利便性も高いステンレス鍋なので、せっかくであれば長くキレイな状態を保っていたいですよね。

 

使用時に気を付けるポイントを分かっていれば、傷ませずに重宝することができますよ。

 

金属製品を置きっぱなしにしない

ステンレスは元々サビにくい性質ですが、他の鉄製品からもらいサビすることがあります。

 

ステンレス鍋に鉄製の調理器具を入れっぱなしにすると、サビやすくなってしまいます。

 

また、金属製品のおたまなどで、鍋の底面を強くかき混ぜれば、傷みの原因にもなってしまうでしょう。

 

調理後はすばやく洗う

ステンレスは油分に弱く、調理中の塩分やアクが原因で変色を起こす場合があるとお話しました。

 

変色や黒ずみの除去は時間が経過するほど難しくなってしまいます。

 

調理後はなるべく早めに、しっかりと洗浄することが大事になってきます。

 

多層構造のステンレス鍋を選ぶ

あらかじめ扱いやすく、焦げや変色に強い素材のステンレス鍋も選べば、料理や洗い物の効率も上がりますよ。

 

重さはありますが、少し当たってもひっくり返る心配もありません。

 

 

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