【パンツ(下着)の洗濯】黄ばみ・尿汚れ・おりものの落とし方!洗剤やセスキソーダを使ったシミ取り方法【ショーツ】

 

下着の素材と洗濯

 

下着の素材

下着の素材は、通気性のいい綿や肌触りがいいポリエステルなどで作られたものが多いです。

 

綿や化学繊維、混綿などで作られた下着は、丈夫なので洗濯がしやすいです。

 

一方で、女性向けの高級ランジェリーは、シルクやウールなどの素材で作られたものがあります。

 

これらデリケートな素材には洗濯機などで洗えないものがあるため注意が必要です。

 

レースを使った下着や、リボンやビーズなどで装飾された下着についても、洗うときには注意が必要です。

 

洗濯表示

下着には必ず洗濯表示のタグが付いています。

 

洗い方に迷ったときはこの洗濯表示を確認してから洗うのがよいでしょう。

 

ほとんどの下着は、洗濯機や手洗いで洗うことができます。

 

 

下着の洗い方

洗濯機で洗う方法

◆日常使いのパンツは洗濯機で

毎日履くパンツは、綿や化学繊維などで作られたものがほとんどです。

 

これら日常使いの下着は、深く考えずに洗濯機にポンと入れて洗ってしまいましょう。

 

多くの下着は普通洗いの設定で洗うことができます。

 

高級ランジェリーなど手洗いの洗濯表示があるときは、手洗いモードやドライモードで洗うのがよいでしょう。

 

◆洗濯ネットに入れて洗う

下着の素材によっては、洗濯ネットに入れて洗うと傷みにくくなります。

 

女性用のショーツはレースなどの飾りが多いため、洗濯ネットに入れて洗うのが無難です。

 

洗濯ネットには、複数枚の下着を一緒に入れても大丈夫です。

 

注意
黒や赤など濃い色の下着は他の下着に色移りすることがあります。

 

濃い色の下着は、別に分けて洗濯ネットに入れるほうがよいでしょう。

 

下洗いするメリット

洗濯機に入れる前に下洗いをしておくと、汚れの落ちが良く、黄ばみが残りにくくなります。

 

また、おりものや尿などの汚れが洗濯槽に残ってしまうのを防ぐことができます。

 

子どものパンツは尿や便が付着していることはたびたびあります。

 

このまま洗濯機に入れると便などに含まれる雑菌が洗濯槽に残ってしまうため清潔とは言えませんよね。

 

洗い方

下洗いは、洗面器に張ったぬるま湯に下着をしばらく浸しておくだけでOKです。

 

いつもより汚れが気になるときには、ほんの少量の衣類用洗剤を溶かしてから下着を浸しておきます。

 

汚れがひどいときは、汚れた部分をつまみ洗いしてください。

 

数十分ほど浸したら下着を取り出して、他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗います。

 

◆洗うタイミング

お風呂に入るとき、脱いだ下着をすぐに下洗いで浸します。

 

入浴後に下着を取り出して、すぐに洗濯機に掛けることができます。

 

入浴時でなくても、下着を脱いだタイミングですぐに下洗いを行うのが好ましいです。

 

手洗い方法

 

洗濯機で洗うことができない下着は、手洗いで洗いましょう。

 

洗面器などにぬるま湯を張り、おしゃれ着洗い洗剤を溶かしてから下着を浸します。

 

はじめに、手で優しく押し洗いをしながら、全体の汚れを落としてください。

 

とくに汚れた部分は、洗剤を直接塗ってから軽くこすり洗いをします。

 

その後、洗面器のぬるま湯を入れ替えてすすぎ洗いを行ってください。

 

 

ウタマロ石けん

◆ウタマロ石けんとは

黄ばみが残った下着には、ウタマロ石けんの出番です。

 

ウタマロ石けんは皮脂などの頑固な黄ばみに効果があり、驚くほどスッキリと汚れを落としてくれます。

 

ただし、下着の色に応じてウタマロ石けんを使い分ける必要があります。

 

 

◆白い下着には固形石けん

白い下着の黄ばみには、ウタマロの固形石けんを使ってください。

 

固形石けんは蛍光増白剤が含まれており、白い下着をより真っ白に整えてくれます。

 

ブリーフや子どものパンツに付いた尿汚れなどに効果的で、驚くぐらい白さが戻ります。

 

生成りや単色の下着では白くなりすぎて、色抜けなどが生じることがあります。

 

◆色物下着にはリキッド

生成りや色物の下着には、ウタマロリキッドを使うといいです。

 

ウタマロリキッドは無蛍光なので、色抜けなどの心配がありません。

 

固形石けんよりも汚れを落とす力が少し弱いです。

 

 

◆洗い方

下着をぬるま湯などに浸してから、汚れた部分に固形石けんを塗ります。

 

その後、手でもみ洗いやつまみ洗いをします。

 

汚れが落とせたら、そのまま洗濯機に入れて通常通り洗ってください。

 

漂白剤

◆酸素系漂白剤を使う

頑固に染みついた黄ばみには、衣類用の漂白剤を使うのがお薦めです。

 

下着は傷みやすいため、生地に優しい酸素系漂白剤を使うのがよいでしょう。

 

◆シャボン玉・酸素系漂白剤

 

デリケートゾーンに身に付ける下着に漂白剤を使うことのはちょっと…

 

という方にお薦めなのが、シャボン玉・酸素系漂白剤です。

 

無添加石けんで有名なシャボン玉石けんが作っているので、人にも衣類にも優しい洗浄剤です。

 

こちらの酸素系漂白剤は、洗濯だけでなく掃除や食器洗いなど、様々なシーンで活用できるのでとても重宝します。

 

下着に使うときは水などに溶かして、浸け置き洗いをするといいです。

 

粒子が細かいので溶けやすく、色柄物にも安心して使用できます。

 

◆洗い方

①洗面器に40℃ほどのお湯を張り、漂白剤を溶かします。

 

漂白剤の分量は、浸け置き洗いの表示の通りです。

 

 

②①に汚れた下着を入れて、30分~1時間ほど置いておきます。

 

下着を浸すときは、汚れた部分がお湯の中に潜るようにうまく配置しましょう。

 

 

③汚れが薄くなったら下着を取り出し、洗濯機に入れていつも通り洗濯してください。

 

セスキ炭酸ソーダ

◆セスキ炭酸ソーダで洗えるもの

おりものなどの汚れが気になるときは、セスキ炭酸ソーダを使って洗う方法があります。

 

ここで注意したいのが、セスキ炭酸ソーダに適した素材とそうでない素材があるということです。

 

下着の素材は綿などが、セスキ炭酸ソーダで洗うのに適しています。

 

注意
ウールやポリエステルなどの素材は適しておらず、生地が縮んだり傷んだりする可能性があります。

 

 

◆洗い方

・セスキ炭酸ソーダの分量

洗濯機の中に直接、セスキ炭酸ソーダを入れて洗う方法を紹介します。

 

汚れた下着がたくさんある場合、いっぺんに洗うことができるので便利です。

 

セスキ炭酸ソーダの分量は、水30リットルに対して大さじ1杯程度です。

 

・洗い方

①洗濯槽の中にセスキ炭酸ソーダを入れてから、洗濯機を運転させます。

 

 

②普通洗いなどの設定で2~3分動かして、水をよく攪拌させます。

 

 

③一度洗濯機を停止させ汚れた下着を浸してから、2~3時間置いておきます。

 

 

④洗濯機をいつもどおり動かして、洗濯を行えば終了です。

 

ランジェリー用洗剤

◆ランジェリー用洗剤

経血汚れは、普通の洗剤で洗ってもなかなかスッキリとは落とせません。

 

そんなときは、ランジェリー用洗剤を使ってみましょう。

 

ランジェリー用洗剤の多くは、経血汚れに特化しています。

 

赤や褐色に染まった下着の汚れがあっという間に落ちるのでとても便利です。

 

クエン酸で洗う昔ながらの方法よりもはるかに楽で、洗い上がりもキレイです。

 

下着の汚れがよく落ちるのがランジェリー用洗剤の強みです。

 

頑固な汚れに困ったときには、一度試してみる価値はあります。

 

◆サラサーティ・ランジェリー用洗剤

 

サラサーティ・ランジェリー用洗剤は、経血やおりものの汚れをスッキリと落とすことができます。

 

使い方は、水に洗剤を溶かして20分浸け置きするだけでOKです。

 

ゴシゴシ洗う必要がないので、とても簡単です。

 

また、時間が経った経血汚れにも効果があります。

 

下着に洗剤を直接馴染ませてから、洗濯機で洗う方法もあります。

 

経血で下着を汚しやすく、毎月の洗濯に悩んでいる人にお薦めの洗剤です。

 

 

下着の汚れ

汚れの原因

パンツやショーツ、トランクスなどの下着はどうしても汚れるものです。

 

肌に直接触れるものであるため皮脂や汗が付着します。

 

また、身に付ける場所が場所なだけに、尿や便などの汚れが付着することがあります。

 

女性の場合は、おりものや経血などで汚してしまうことも多いです。

 

黄ばみ

下着の汚れを放っておくと黄ばみが残ってしまいます。

 

おりものや汗の汚れは付いてすぐは色が目立ちませんが、徐々に黄ばみに変わりやすいです。

 

黄ばみは普通に洗濯しただけでは落とせないので、どんどんと色が濃くなっていく厄介な汚れです。

 

経血汚れ

経血汚れはすぐに落とすことが大切です。

 

一度乾いた経血は落としにくく、色残りがしやすいです。

 

お気に入りの下着に褐色の汚れを残さないためには、気付いたらすぐに洗うことが肝心です。