バッグにカビが生えた、汚れてきた、嫌な匂いがするときは、洗ってスッキリさせたいですよね。
本記事では、布(ナイロン、コットン)、革(本革、合皮)の洗濯方法とエナメル加工の手入れ方法を紹介しています。
布
ナイロン
ナイロンバッグを丸洗いする場合は、オシャレ着用洗剤を薄めたぬるま湯の中で押し洗いすると、生地の優しく洗い上げることができます。
軽い汚れであれば、消しゴムでこするだけでもキレイになります。

綿(コットン)
帆布製・キャンバス地などは、やわらかく肌触りのよい綿(コットン)でできています。
綿素材のバッグはシワになりやすいため、素早く洗い上げるのがポイントです。
洗濯機を使用せずに、手洗い素早く洗いましょう。
手洗い
◆準備するもの
・容器(バッグが大きさの洗面器やバケツなど)
・洗濯用洗剤(生地に優しいおしゃれ着用洗剤がオススメ)
・大判タオル(ドライ用)
◆手順
①容器にぬるま湯を張り、適量の洗剤を加えて混ぜます。
②目立つ汚れがある場合はその部分に直接洗濯液を付け、ブラシで優しく叩いたり、指でつまむようにして洗っておきます。
③バッグを①の洗剤液に浸け、手のひらで優しく押し洗いします。
④洗濯液をぬるま湯に入れ替え、バッグを浸けて2~3回押し洗いします。
⑤手のひらで挟んで水気を切ります。
⑥水が垂れてこない程度に水気が切れたら、タオルに挟んで優しく水気を切ります。
⑦バッグの底面を上にして逆さに干します。
洗濯機
手洗いが面倒という場合は洗濯機を使うこともできます。
ただし、生地へ負担がかかりダメージを与えてしまいやすいことを理解しておきましょう。
◆準備するもの
・洗濯用洗剤(オシャレ着用洗剤)
・洗濯ネット
・大きめのタオル(ドライ用)
◆洗濯機で洗う手順
①洗濯用ネットに鞄・バッグを入れ、洗濯機にセットします。
②洗濯機の手洗いコースなど弱水流のコースを選択して、スタートさせます。
③脱水は30秒~1分以内で行います。
④日の当たらない風通しの良い場所で、形を整えて乾かします。
革
本革・合皮
本革は、通常の洗剤を使用して洗うと、革の光沢感が失われ傷む原因になってしまいます。
ただし、革製品専用の洗剤を使用することで、革製品でも洗濯可能になります。
丸洗いする程でもない場合は、革製品専用のクリーナーを使ってお手入れするのがよいでしょう。
合皮は革製品に似た見た目ですが、劣化しやすいというデメリットがあります。
ヒビ割れを起こしていたり、ボロボロになっているものは、洗うと余計に悪化してしまいます。