ゴミとしての分類
瓦はこぶしぐらいの大きさに割って『陶磁器・ガラスゴミ』として無料で回収している自治体や、割らずに『粗大ゴミ』として有料で回収している自治体があります。
また、古い瓦にはアスベストが含まれている可能性があります。
アスベストが含まれているか否か調べる方法は、専門業者に調査を依頼しなければならなりません。
そしてその費用は数万円かかります。
費用を掛けずに処分したい方、自分で処理をすることが心配な方はご自身でクリーンセンターに持ち込みましょう。
一方、自治体で回収困難なゴミとして指定されている地域もあります。
必ずお住まいの自治体のホームページで確認をしましょう。
廃棄方法
瓦を処分するにはやや手間がかかります。
市町村の自治体で回収している地域では、一般的に下記の方法で処分をしましょう。
まず、瓦を割って陶磁器・ガラスゴミとして捨てる場合の瓦を割る方法をご紹介いたします。
ゴーグル、軍手、ハンマー、袋、新聞紙を用意します。ゴーグルと軍手を装着し、瓦を新聞紙にくるみ袋に入れます。
そして袋の上からハンマーでたたき割ると破片が飛び散らずに安心して割ることができます。
それらを自治体で決められたゴミ袋に入れて、ゴミステーションへ出しましょう。
次に、市町村の自治体で回収困難なゴミとして指定されている地域では、産業廃棄物として都道府県の自治体へ処分申請をしなければなりません。
瓦は、自治体によってコンクリートくず、陶磁器くずといった産業廃棄物の種類に分類されています。
産業廃棄物として処分するには、業者を通して都道府県に申請しなければならず、処分責任は業者にあるということです。
業者に瓦の処分を依頼すると、その費用は数万円掛かりますが安全に処分することができます。
お住まいの地域で、瓦の処分を取り扱っている業者をホームページやタウン誌で調べて依頼することをおすすめいたします。