目次
ゴミとしての分類
燃えるゴミに分類
カーテンは、基本的に燃えるゴミに分類されます。
素材が布やビニールで構成されていることなどが理由です。
カーテンの中には部品として金属製のものがあります。
しかし、部品が取れない、わずかな量しかない等であれば、そのまま燃えるゴミとなります。
もちろん、可能な限り金属部を取り外すのを忘れてはいけません。
付属の布製カーテンホルダーも燃えるゴミに捨てます。
資源ゴミに分類
カーテンは厚手や薄手といった特徴のほかに、内側のレースカーテンなどはカーテンの一種です。
レースカーテンの場合、分類としては・・・
・カーテンのゴミに分類する
・レース素材は古布の資源回収に分類する
といったものがあり、自治体ごとに回収の仕方が異なっています。
不燃ゴミに分類
カーテンの一種で遮光カーテンのように特殊な加工が施されたものがあります。
そのため、遮光カーテンは一部の自治体で不燃ゴミに分類される場合があります。
しかし、地域によっては、ゴミの分類表に特に指定がないこともあり、燃えるごみになるケースが多いです。
プラスチック製のカーテンを不燃ゴミに分別させる自治体もあるので要確認です。
また金属製のカーテンホルダーやカーテンレールランナーは不燃ゴミに捨てます。
粗大ゴミに分類
カーテンの中には、通常のカーテンとは異なっていて燃えるゴミに分類できないタイプがあります。
有名なのがアコーディオンカーテンやロールカーテンといった大きくて特徴的なカーテンです。
構造的な部分や素材そのものが裁断に向いていないなど、粗大ゴミに分類します。
また、カーテンレールは粗大ゴミに捨てる指定がされている地域があります。
ゴミとしての捨て方
燃えるゴミ(布地カーテン、レースカーテン)の処分
通常のカーテンとレースカーテンは、以下の手順で処分します。
◆必要なもの
・はさみ
・紙もしくはビニール袋
◆手順
①カーテン生地の金具を取り外します。
②ハサミで一辺50cmほどの正方形に裁断します。
③切ったカーテンをまとめて袋に入れます。
④後は、指定のゴミ袋に入れてゴミに出します。
ポイントはカットすることで捨てやすくし、散らばらないように袋でまとめることです。
厚手の生地は、大き目の裁縫バサミで裁断すると切りやすいでしょう。
古布回収
レースカーテンは古布回収になることがあるので、以下の手順で資源回収指定になっている地域の回収BOXや収集ステーションなどに出します。
◆必要なもの
・はさみ
・紙もしくはビニール袋
◆手順
①ハサミでレースの布を一辺50cmほどの正方形に裁断します。
②切ったカーテンをたたんでから袋に入れます。
③古布回収に出します。
資源回収に出すときの注意点としては、布のリサイクルを前提としています。
できるだけ保管状態を良くして、雨や湿気によるカビには特に注意しましょう。
粗大ゴミの出し方
通常サイズのカーテンとは異なり、アコーディオンカーテンやロールカーテンのようにサイズの大きいゴミの処理手順を紹介します。
◆必要なもの
・ビニールひも
・粗大ゴミのシール(処理券)
◆手順
①カーテンを閉じた状態で床におきます。
・ロールカーテンは巻いた状態
・アコーディオンカーテンはたたんだ状態
②左右対称のカーテンであれば、一つにまとめます。
③捨てる際に広がらないようにひもで縛ります。
④粗大ゴミの回収を役所の担当課に連絡します。
⑤粗大ゴミシールを貼って、指定の場所におくか、処理場に直接もっていきます。
粗大ゴミとして出すときのポイントは、何本まで一つの粗大ゴミとして扱われるのか(まとめていくつまで捨てられるか)を確認することです。
カーテンの場合、2セットくらいまでは大丈夫といったところもあったりします。
お住まいの地域で粗大ゴミの条件を尋ねてみるのがよいでしょう。
捨てる以外の処分方法
カーテンのリサイクル
購入時に引き取ってリサイクルに回すサービスを行う販売店あり、実店舗だけでなく通販店舗などでも宅配で送ってリサイクルに出すことができます。
買取できるか
カーテンは買取をご遠慮している買取店が多々あります。
古いカーテンはリユースしにくいため、圧倒的にリサイクルに回されることが多いです。
一部、良い素材のものやスタイリッシュな未使用品であれば買取依頼が可能です。
寄付
日本では、古いカーテンは捨てるしかないです。
しかし、海外の途上国ではそういったことはなく、カーテンとしてだけでなく布地としての再利用ができるなど、途上国の支援に貢献できます。
たいていは、寄付を募る団体に連絡して宅配で送るという手順で寄付が可能です。
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