【風水】プリザーブドフラワー【飾る・置き場所(玄関、寝室、トイレなど)】

プリザーブドフラワーの意味

風水的な意味

◆風水的な効果

プリザーブドフラワーには、風水的な効果は期待できないと考えられています。

 

風水では、生花や観葉植物など、生命のあるお花については、運気を上げるアイテムだとされています。

 

そして、方位などに応じて、目的に応じたお花を飾ることで、良い運気を引き寄せることができると考えられています。

 

しかし、プリザーブドフラワーについては、生命のないお花とみなされるため、運気を引き寄せる力はあまり期待できません。

 

しかし、風水に適した色を、方位に補足するためのアイテムとして、プリザーブドフラワーを使う分には効果があるという解釈もあります。

 

 

◆プリザーブドフラワーとドライフラワー

ドライフラワーが、枯れて「死んだ花」というイメージが強いのに比べると、プリザーブドフラワーは、鮮やかな発色としなやかな感触が持ち味であり、生花に近い存在です。

 

そのため、風水では、プリザーブドフラワーはドライフラワーより、好意的に捉えられています。

 

最近では、プリザーブドフラワーには、生花や観葉植物の何分の一かの弱いパワーながら、運気を上げることができるとみる解釈もあります。

 

◆プリザーブドフラワーと風水の歴史

プリザーブドフラワーは、最近になって開発された、まだまだ新しいお花です。

 

プリザーブドフラワーというものが生み出されてから、せいぜい30年足らず。

 

日本に紹介されてから、も、20年程しか経っていません。

 

それに比べて、風水は数千年も昔から、中国で伝えられてきた歴史があり、数多くの解釈から成り立っています。

 

風水は、長い歴史の中で、その時代に合わせて変化を遂げてきています。

 

そのため、歴史の浅いプリザーブドフラワーについても、風水上の位置づけや解釈などが為されているのです。

 

◆風水におけるプリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーがポピュラーとなった今日では、風水での解釈も、好意的に捉えるものが現れつつあります。

 

プリザーブドフラワーは、お花が長持ちするため、生花の代わりとしてインテリアに使うことが多いお花です。

 

最近では、風水にこだわりが強い中国や日本などでも、プリザーブドフラワーが一般的になってきました。

 

したがって、風水を取り入れながらも、インテリアのひとつとして、プリザーブドフラワーを飾るお家が多くなっています。

 

そのため、風水上の解釈でも、プリザーブドフラワーを飾ることを否定しないものが増えてきています。

 

◆花の色と風水

風水では、方位別に、相性のいい花の色があります。

 

そして、その方位にふさわしいお花を飾ることで、お家全体や、住む人の運気を上げることができるとされています。

 

方位ごとに、上がる運気の内容が違っており、その方位や運気に応じて、合わせるお花の色が決まっています。

 

◆北には暖色系

水の方位である北は、寒く冷えやすいイメージがあるため、暖色系のお花が向いています。

 

ピンクやオレンジ、アイボリーなどの、温もりを感じる色合いのお花を選びましょう。

 

バラやカーネーション、ガーベラなど、優しい色合いのお花がお薦めです。

 

これら暖色系のお花を置くと、愛情運や恋愛運が高まるとされています。

 

◆東には青色

日が昇る東は、若さや成長、成功などを表す方位です。

 

東の方位と相性がいいのは、ディープブルーなど青色系のお花です。

 

東に青色のお花を飾ると、仕事運や試験運など、自らの成長を高めることができます。

 

ムスカリやヤグルマギクなど、深い青色をしたお花がピッタリ。

 

青色のお花には、心を静める作用があり、集中力を高めるのにも役立つでしょう。

 

◆西には黄色

西の方位は、金の方位と言われ、豊かさや娯楽などを表します。

 

西の方位にお薦めなのが、黄色系のお花です。

 

黄色やゴールドのお花を飾ると、金運アップに効果があるとされています。

 

黄色いお花としては、ヒマワリやミモザ、スイセンなどがあります。

 

また、一緒に白い小花を飾ると、金運アップの効果を補強してくれます。

 

黄色いお花のサブとして、カスミ草やスズランなどを飾るのがいいでしょう。

 

◆南には黄緑や白色

火の方位とされる南は、美や芸術、知性などをつかさどります。

 

南の方位と相性がいいのが、黄緑や白など、爽やかな色のお花です。

 

そのため、ホワイトやグリーン系のバラや、ハーブなどの観葉植物を置くのがいいでしょう。

 

美しい外見を保ちたい人や、自らの才能を開花させたい人に、お薦めの組み合わせです。

 

種類

◆バラ

バラは、色によって、風水的な意味が変わってきます。

 

たとえば、情熱的な赤いバラは、人間関係や恋愛運を高めてくれると言われています。

 

また、オレンジのバラは、直感を高めるとされ、宝くじやギャンブルなどで勝ちたいときにお薦めです。

 

なお、黄色のバラは、金運アップの力があるとされています。

 

◆ひまわり

ひまわりは、太陽のような見た目がそのまま、快活なパワーを感じさせてくれるお花です。

 

風水の考え方でも、ひまわりを、パワーがあふれるお花だと捉えています。

 

陽の気が強いひまわりは、金運アップを願うときには効果抜群です。

 

西の方位に、白い小花とセットで飾るか、白い陶器の花瓶に飾るのが吉です。

 

また、南西に飾ると、女性運や家事運が良くなるほか、北に飾ると、旅行や子宝に恵まれやすくなります。

 

◆カーネーション

風水では、カーネーションはとくに、浄化作用の高いお花とされています。

 

そのため、悪い気が溜まりやすいトイレや鬼門などに飾ると、空間を浄化して、運気を上げることができます。

 

また、東の方位に赤いカーネーションを飾ると、恋愛運が上昇し、西の方位に黄色いカーネーションを飾ると、金運をアップさせることができると言われています。

 

飾り方

プリザーブドフラワーは、アレンジしたものを飾るのが一般的です。

 

通常、プリザーブドフラワーは、バスケットアレンジやリースなど、アレンジメントの形で販売されていることが多いです。

 

そのため、アレンジメントそのままを、壁に掛けたり、棚やテーブルに乗せるなどして飾ります。

 

また、花材として、プリザーブドフラワーを手に入れることもできます。

 

この場合は、お花の部分だけで作成されたものを、購入するのが一般的です。

 

お花はアレンジメントに加工するほか、ガラスポットに入れるなどして、そのまま飾ることもできます。

 

 

プリザーブドフラワーの置き場所

寝室

寝室に、プリザーブドフラワーを飾るときには、一緒に、運気が上がるアイテムを置きましょう。

 

寝室とは毎日の疲れを取る大切な場所であり、良い気が溜まるように努めたほうがいいと、風水では考えられています。

 

そのため、良い気を引き寄せるような、アイテムを置くのが理想的です。

 

一方、プリザーブドフラワーは生花ではないため、良い気を呼び込む力があまりありません。

 

風水の解釈によっては、生命のないプリザーブドフラワーには、悪い気が溜まりやすくなると考える人もいます。

 

そのため、観葉植物や、香りのするアロマキャンドルなど、運気が上がるアイテムを一緒に、寝室に置きましょう。

 

また、プリザーブドフラワーを、クリアケースなどに入れて飾るのもお薦めです。

 

ケースを被せることによって、お花から生じる悪い気を、緩和することができると考えられています。

 

玄関

お家の顔である玄関は、良い気を呼び込むために、最も気を遣うべき場所です。

 

そのため、風水にこだわっている人は、玄関には、プリザーブドフラワーをあまり飾りません。

 

というのも、プリザーブドフラワーを玄関に飾っても、風水的なメリットが少ないからです。

 

ですが、風水には、自分が好きなものや癒やされるものを、身近に置くことで、運気を上げることができるという考え方もあります。

 

その考えでみると、玄関にプリザーブドフラワーを置くことで、出入りのたびに目の保養となったり、心を癒やすことができるならば、飾るメリットがあるとも言えます。

 

また、プリザーブドフラワーがあると、玄関という空間を華やかに彩ることができるため、お家全体の印象も、明るくパワフルなものに感じられるでしょう。

 

トイレ

悪い気が溜まりやすいトイレは、生花を飾るのが一番です。

 

しかし、生花は持ちが悪く、頻繁に変えるとお金がかかるため、プリザーブドフラワーで代用しているお家も多いでしょう。

 

ですが、プリザーブドフラワーには、生花のように良い気を引き寄せる力は、あまり期待できません。

 

また、トイレは湿気が高い場所であるため、湿気が苦手なプリザーブドフラワーにとっては、飾るのに適した環境とは言えないでしょう。

 

ちなみに、トイレにプリザーブドフラワーを飾るときも、クリアケースに入れるのがお薦めです。

 

湿気を防いだり、臭いやホコリなどが付きにくくなるので、プリザーブドフラワーを長持ちさせることができます。