【浣腸】効果・副作用や使い方、ダイエット方法、でないときの対処法、市販品を紹介

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浣腸と聞くと、「便秘の時に使用するもの」というイメージがありますが、実際はそれだけではなく様々なシーンでも使用されています。

 

本記事では、浣腸の効果副作用使い方出ないときの対処法浣腸ダイエット市販品を紹介しています。

 

浣腸とは

浣腸とはどういうもの?

浣腸は、便秘のときなどに排便を促すことを目的として使用する薬品です。

 

容器の中に排便を促す薬液が入っており、容器に付いた小さなノズルを肛門に差し込んで使用します。

 

肛門から直接薬液を注入すると、腸の動きが活発になるとともに腸壁が滑りやすくなり、下痢のような状態を作ることができます。そのため、カンカンに詰まった固い便であってもスムーズに排便することができます。

 

浣腸は一般的にグリセリンを主成分として作られています。

 

グリセリンは、化粧品や石けんなどにもよく含有されている人体にも安全な物質です。

 

ヌルヌルとして粘度があり、吸水性があるという特徴を持っています。

 

このグリセリンを肛門から入れると腸内がヌルヌルとした液体に満たされて、便の滑りが良くなります。

 

そして、腸内の水分を吸ったグリセリンが重みを持つと腸が動いて絨毛運動が活発となり、押し出されるように排便されるという仕組みになります。

 

下剤や整腸剤との違い

下剤や便秘薬と浣腸の大きな違いは、即効性があるかどうかです。

 

市販の下剤では便意をもよおす時間が予想できないため、いつ排便したくなってもいいようトイレの近くにいる必要があります。

 

また、下剤はじわじわと効いていくものもあり、実際に排便されるまでに時間を要することもあります。

 

下剤と浣腸はどちらも強制的に便意を促すためのものですが、瞬時に排便したいときは浣腸のほうが効果的です。

 

他にも排便を促すものとして整腸剤があります。

 

整腸剤は乳酸菌などで腸内環境を整えることにより、自然に排便できるようになることを目的としています。

 

そのため、下剤などよりもさらに効き目が穏やかとなり、必ずしも排便に繋がるわけではありません。

 

すぐに排便させる効果はありませんが、毎日の便通をスムーズに整えるためには便利です

 

効果とメリット

 幅広い年齢層の便秘を解消

浣腸は種類に応じて、赤ちゃんからお年寄りまでの便秘を解消する効果があります。

 

対応する年齢によって、浣腸に含まれる薬液の容量や肛門に差し込むノズルの長さなどが違う浣腸がそれぞれ販売されています。

 

飲む下剤などが使用できない赤ちゃんや寝たきりのため便秘しがちなお年寄りには、浣腸を使うことで辛い便秘を解消することができます。

 

赤ちゃんやお年寄りは食事や運動などで自然に便秘を改善することが難しいので、浣腸の力を借りて強制的に排便することが必要なときもあります。

 

 

赤ちゃんはまだ臓器の発達が未熟であり、便秘以外の病気が原因で便が出なくなることもあります。

 

安易に浣腸に頼るのは避け、医師に相談するのがよいでしょう。

 

即効性がある

浣腸には、薬液を肛門に入れて3~10分程度で排便でさせる効果があります。

 

市販の下剤が排便までに時間がかかるのに比べ、浣腸の場合はすぐに効き目があらわれます。

 

即効性があるので、下剤がじわじわと効くのを待ちきれないときや排便する時間が限られているなど、今すぐに便を出したい人には効果的です。

 

頑固な便秘を早く解消したいときだけでなく、病院の検査や手術前など、体内から速やかに便を出す必要があるときにも活用されています。

 

タイミングを選べる

浣腸には、自分でタイミングを選んで排便できるというメリットがあります。

 

例えば、大事な会議や試合前など、事前に便秘を解消して体調を整えておきたいときには便利です。旅行や発表会など、長い間トイレに行けない状況が続くときでも、浣腸を使用しておけば急な便意に焦ることがありません。

 

時と場所を選んで便を出すことができるので、自分のお通じのタイミングをコントロールできるメリットがあるのです。

 

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副作用

腹痛や血圧上昇、めまい、悪寒など

浣腸を使用した直後に、吐き気冷や汗腹痛などを感じることがあります。

 

これは浣腸の薬液で腸を刺激することで、急激に腸が動き出すためではないかと考えられています。

 

腹痛については一時的なものであることもあり、便を出すことで治まることが多いです。

 

悪寒は、薬液が冷え切っていた場合に腸の毛細血管が収縮してしまい、血圧が上昇するため起こります。

 

めまいは、一度に大量の排便を行うことなどにより、副交感神経が過大に活動して急激に血圧が低下することが原因とされています。

 

浣腸の後は体調が急変することもあるため、子どもや老人などに行う場合はトイレのそばで付き添うなどの配慮が必要でしょう。

 

浣腸が癖つく

浣腸に頼り続けると浣腸癖がついてしまうこともあります。

 

浣腸癖とは、自然に排便する力が弱まってしまい浣腸を使わないと便が出にくくなることを指します。

 

浣腸癖は排便できたときのスッキリ感や、便秘のつらさから解放される気持ちよさから、必要以上に浣腸を使ってしまうことが原因で生じます。

 

しかし、浣腸を行い過ぎたことだけが原因で排便する力が弱まるというわけでもありません。

 

どちらかというと、浣腸で簡単に便秘が解消できてしまうために便通を良くするための努力を怠ってしまうことに原因があります。

 

便秘を解消するには、食物繊維を良く摂るなど食生活の改善を行うとともに、こまめに体を動かすなどの運動を行うことが大切です。

 

安易に浣腸の力だけに頼るのではなく、自分の力で排便できるように、体質や腸内環境などを整えておくことも心がけましょう。

 

効果が薄れてくる

浣腸の回数を重ねるうちに薬液による刺激に腸が慣れてしまい、排便効果が薄れてくることがあります。

 

浣腸は一回目の使用時が特に効き目があり、数分も我慢できずに排便してしまうほどです。

 

しかし、便秘をすぐに解消できる便利さから常用していると次第に腸が刺激に麻痺してきます。

 

そうなると、一度の浣腸では排便につながらないなど効果が弱まってくることもあります。

 

 

浣腸は強制的に下痢を引き起こして排便させるため、便通としては不自然なかたちです。

 

即効性があるからと安易に使い続けてしまうと、自然な便通を妨げてしまうこともあるので注意しましょう。

 

肛門や腸の粘膜が傷つく

浣腸を使用するときは、肛門や腸を傷つけることがないように注意してください。

 

浣腸を挿入する前にベビーオイルなどで肛門周りの滑りを良くしておくと、肛門が傷つくことを防ぐことができます。

 

また、浣腸容器のノズルの長さが自分の肛門管サイズに合っていないと、腸壁に触れて粘膜を傷つけてしまうことがあります。

 

肛門管のサイズは個人差があるため、ノズルの挿入時に痛みや抵抗感がある場合はノズルの長さを調整するのがいいでしょう。

 

短めに差し込みたいときは、ノズルの途中を指でつまみながら挿入することで、指の部分より深く差し込むことを防ぐことができます。

 

注意点として浣腸後や排便時に肛門からの出血や痛みを伴うときは、粘膜などを傷つけてしまった可能性があるので病院などを受診するようにしましょう。

 

また、浣腸を温めてから使用する場合は、薬液が高温になりすぎないように注意してください。

 

浣腸を温めるときの温度はだいたい40度以下が適温とされています。

 

それ以上の温度だと腸粘膜への刺激が強すぎるため炎症を起こすこともあります。

 

善玉菌が流出する

浣腸を行うことで腸内の善玉菌などが流出してしまい、腸内環境が乱れることもあります。

 

善玉菌は腸を健やかに整えてくれる腸内細菌です。

 

腸内には善玉菌と悪玉菌が生息しており、両者がバランスを取りながら腸の運動をサポートしています。

 

特に善玉菌は腸の消化活動を促進したり免疫機能の活性化を行うなど、腸を健康に保つためにはなくてはならない存在です。

 

ところが浣腸を行うと、下痢のようにドバッと便が流れ出るため、腸内の善玉菌なども一緒に体外に排出されてしまいます。

 

善玉菌が少なくなると腸内を良好な環境に保ちにくくなるため、下痢をしやすくなったり風邪をひきやすくなったりすることもあります。

 

浣腸を使用した後は、失われた善玉菌を補うためにもヨーグルトなどビフィズス菌や乳酸菌が含まれた食べ物を積極的に摂るようにしましょう。

 

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浣腸を使用するときの注意点

浣腸を使用して排便することで、一時的に便秘を解消することができます。

 

しかし、浣腸は薬液で下痢の状態を作り強制的に排便を促しただけであって、根本的に便秘が解消できるわけではありません。

 

浣腸はあくまでも便を出すためのひとつの手段です。

 

ですので、浣腸を使うことだけで満足せずに、生活習慣を改めるなど便秘をしにくい体質へ変えていくことも心がけましょう。

 

食べ物や運動、規則正しい生活などに心を配ることで、自然に便通がくる体質へと近づけることができます。

 

浣腸は、何日も便秘が続いている、体力がなく自力では排便できないという場合に使うのが効果的です。

 

 

一回の浣腸で効果が現れなかったときでも定められた用法や用量を守りましょう。

 

原則一日に一回までの使用とし、毎日連続して使うことは避けてください。

 

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浣腸を使用する前の準備

人肌程度に温める

寒い時期に浣腸を使うときは、薬液の入った容器を使用前に温めておくことをオススメします。

 

冷えたままの薬液を大腸に注入すると、悪寒がするなど不快に感じることがあるからです。

 

浣腸を温める際は室温から人肌程度が適温(約25~38℃)とされています。

 

それほど高い温度である必要はないため、使用前に暖房の効いた部屋に置いておくだけでも充分です。

 

急いで温めたい場合は、ぬるま湯を張ったボールに浣腸の容器を浸して温めてください。

 

薬液が体温以上に熱くなると腸への刺激が強くなるため、温めすぎには注意しましょう。

 

 

ノズルの長さを確認

浣腸の容器には、肛門に挿入するパーツとしてノズルが付いています。

 

このノズルは、対象年齢などに応じた長さで作られています。

 

年齢や体格により、皮膚の厚みや腸の幅が違うため、自分の体に合わせてノズルの長さを選ぶことが大切です。

 

また、ノズルにストッパーが付いている場合は、ストッパー部分を指でつまみながら挿入すると深く入れすぎることを防ぐことができます。

 

他にも、ストッパーの位置が調整できる容器の場合は、説明書を確認しながら年齢などに応じて正しい長さに調整しましょう。

 

ノズルが長すぎると、腸などの粘膜を傷つける可能性があります。

 

反対にノズルが短すぎると、薬液が腸内に届かずに漏れ出してしまいます。

 

また、ノズルのキャップを外した後は、先端が欠けたり傷がついていないかを確認してから使用しましょう。

 

 

肛門周りの保護

いざ浣腸を行おうとしても、痛みを感じたり滑りが悪いために、なかなかノズルが挿入できないこともあります。

 

それを防ぐためにも、浣腸の前に肛門周りをお湯などで濡らしておくか、オリーブオイルやベビーオイルを塗って滑りを良くしておくのがオススメです。

 

もしくは、浣腸の薬液を少し押し出してから、肛門付近をなぞるようにして塗ってもよいでしょう。

 

無理にノズルを挿入すると粘膜が傷ついてしまい、痔などの原因となることもあります。

 

オイルなどを塗って滑りを良くしておくと自然にノズルが入るので、気負うことなく浣腸を行えます。

 

やり方

大人の使用方法

浣腸はトイレの便座の上で中腰になって行うのがやりやすく、失敗したときも安心です。

 

①手洗い後の清潔な手で容器のノズル部分に付いているキャップを外します。

 

②薬液が入った部分を下にして手に持ち、ノズルをゆっくりと肛門に挿入していきます。

 

力を抜いて息を吐きながら、そっとノズルを差し込んでください。

 

③根本まで挿入できたら、容器を押しつぶしながら薬液を注入します。

 

片手でノズルを支え、もう片方の手で軽く押していくとノズル先がズレないので注入しやすいです。

 

④薬液が注入できたら、便意が強まるまで3~10分程度待ちます。

 

腹痛などを伴うことがあり苦しい時間となりますが、腰掛けるなど楽な姿勢をとってリラックスしながら待ちましょう。

 

⑤我慢できない便意を感じたら排便します。

 

もし効果がない場合でも連続して使用するのは避けましょう。

 

赤ちゃんや子どもの使用方法

子どもに浣腸を使用する際には、リラックスした状態してあげてから行いましょう。

 

また、子どもは肛門が小さくて傷つきやすいので、ベビーオイルなどで滑りを良くしてあげるとよいでしょう。

 

赤ちゃんの場合は、おむつを替える姿勢で両足を上げて浣腸します。幼児や子どもの場合は、左側臥位の姿勢がオススメです。

 

緊張するなどして体に力が入っているとノズルが入りにくいです。そのようなときは、話しかけるなどして緊張をほぐし、ハーと息を吐き出させながら挿入してください。

 

ゆっくりと薬液を注入した後は、しばらくティッシュなどで肛門を押さえておきます。

 

赤ちゃんや幼児には紙おむつを装着しておくと急に便が漏れてしまっても安心です。

 

注意点として、子どもには子ども用の浣腸を使用し薬液の用量をきちんと守りましょう。

 

 

左側臥位での浣腸

左側臥位とは

左側臥位とは体の左側を下にして横たわった状態のことです。

 

左側臥位で浣腸を行うと腸の走行に沿った形となるため、薬液を注入しやすくなります。

 

肛門から大腸は、体内で一度左に曲がった後、上方に上がってから右下に下がるという構造になっています。

 

左側臥位の姿勢をとることで腸が圧迫されにくくなり、薬液が大腸の中をスムーズに流れるようになります。

 

左側臥位のやり方

左側臥位で浣腸を行うときは、まずビニールシートなどを敷いた上に横たわります。

 

横たわったまま浣腸を行うと、薬液が肛門からあふれ出てしまったり、急な便意を我慢できずに漏らしてしまうことがあります。

 

このような汚れを防ぐためのビニールシートなので、ゴミ袋を切り開いたものや新聞紙などで代用しても充分です。

 

浣腸のやり方は通常の方法と同じです。

 

薬液を注入した後は、ティッシュなどでしばらく肛門を押さえておくと薬液が漏れ出るのを防ぐことができます。

 

また、横たわった状態から立ち上がるまで何度か姿勢を変える必要があるため、予想外に時間が掛かって強烈な便意を抑えきれないこともあります。

 

左側臥位での浣腸は、できるだけトイレから近い部屋で行うのがよいでしょう。

 

 

出ない場合の対処法

食物繊維を摂る

 

 

浣腸の効果がすぐに現れないときは食物繊維を摂ってみましょう。

 

食物繊維が体の中に働きかけて、便が出やすい状態へと促してくれます。

 

食物繊維は水溶性と不溶性の2つに分けられます。

 

水溶性の食物繊維は、便が固くなるのを防ぎ善玉菌を増やしてくれます。水溶性の食物繊維は、ワカメやヒジキなどの海藻類、果物やきのこなどに多く含まれています。

 

特にバナナやりんごなどの果物は水分と繊維が適度に含まれるため、便を出したいときには最適です。

 

不溶性の食物繊維は、腸内の水分を吸収して膨らむことで腸壁を刺激して排便を促してくれます。

 

こちらは、ゴボウや芋などの根菜類や豆類などの野菜に多く含まれています。

 

これら食物繊維は、胃などで消化されにくいため大腸まで届いて便を作る材料となります。

 

同時に善玉菌を増やして腸内バランスを整えてくれるので、腸の運動が活性化されて便を押し出しやすい環境を作りをサポートしてくれます。

 

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乳酸菌を摂る

体の中から働きかける方法として、食物繊維以外に効果が期待できるのが乳酸菌を摂ることです。

 

乳酸菌を摂取すると悪玉菌が減って善玉菌が増えるので、腸内バランスが良くなり便通が良くなります。

 

乳酸菌を多く含む食べ物として、ヨーグルトやチーズ、納豆や味噌などの発酵食品が挙げられます。

 

しっかりと排便につなげるためには、生きた乳酸菌を腸まで届けることが大切です。

 

ですので、ヨーグルトや乳酸飲料、サプリメントなどを利用して、効率よく乳酸菌を摂取するのがオススメです。

 

即効性はありませんが、便を気持ちよく出すためには乳酸菌を取ることが必須です。

 

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水分摂取や運動などの工夫

日々の暮らしの中で排便を促すような工夫をしてみましょう。

 

例として、水や野菜ジュースなどを飲んでいつもより多めに水分を摂ってみましょう。

 

食事については、便が出ないからといって食べる量を抑えるのではなく適量をしっかりと食べることで、上から便を押し出す効果が期待できます。

 

また、便を出す力をつけるには、適度に運動を行うことも大切です。

 

できるだけ階段を使ったり一駅前で降りて歩くなど、できることから少しずつ体を動かしてみましょう。

 

こまめに体を動かすことで消化器官の動きも活性化されるため、腸の動きが良くなります。

 

 

睡眠をたっぷりと取り規則正しい生活を送るなどして、ストレスを溜めないようにも心がけましょう。

 

便が出ないことを気にしすぎるとかえって便が出にくくなることがあります。

 

下剤に切り替えてみる

浣腸を使用した便秘対策をいったん止めて、下剤に切り替えてみるという方法もあります。

 

便秘と一口に言っても、便秘を引き起こしている原因は人によって様々です。そのため、便秘の原因によっては浣腸では効果が出にくいこともあります。

 

浣腸には大腸を刺激し活性化させ、排便を促す働きがあります。しかし、浣腸の薬液は大腸の上部までは達しにくいため、固い便が大腸いっぱいに詰まっている場合に効果が発揮できないこともあります。

 

一方下剤は、腸を刺激し活性化させて便を出すタイプと、便に水分やカサを与えることで排便を促すタイプとがあります。

 

ですので、自分の便秘の状態に合わせて下剤を使い分けるという方法を取ることができます。

 

浣腸とは違うアプローチをすることで腸が新しい刺激を受けるので、詰まっていた便が動き出すこともあります。

 

注意点として、浣腸を行った後すぐに下剤を使用するのを避けてください。

 

体への負担やリスクなどを考えると、一日ほど様子を見てから下剤を服用するのが安心です。

 

腸内洗浄を行ってみる

腸内洗浄とは、肛門から温かい蒸留水などを注入して便をかき出す方法です。

 

一般的には病院の消化器科や肛門科などで受けることができます。

 

医療機関のスタッフが、専用の機械を使用して洗浄してくれるので安全です。

 

腸内洗浄では、浣腸では届かない大腸の奥深くまで温水を入れて、洗い流すことができます。

 

1時間ほど横たわっているだけで、固い滞留便をスッキリと排出することができるのでとても便利な方法です。

 

保険の効かない自由診療になりますが、美容クリニックで行っていることもあるので、気構えずに受けることができるでしょう。

 

ショッピングサイトなどでも、自宅で腸内洗浄を行うためのセルフキットが販売されています。

 

セルフキットは繰り返し使用できるため、医療機関などで腸内洗浄を行うのに比べるとコストが掛かりません。

 

腸に直接蒸留水を入れる操作などがあるため、衛生面や副作用などのリスクを考えると医療機関などで洗浄してもらう方が安心です。

 

病院を受診する

色々な方法を試してみても便が出てこない場合は、早めに病院を受診しましょう。

 

病院を受診するときは、胃腸などを扱う消化器科や痔などを専門とする肛門科などに行きましょう。

 

総合病院などでは、便秘に特化した診察を行う便秘外来が設置されていることもあります。

 

病院では、便秘の原因として他の病気が影響している可能性も含めて、腸などを丁寧に診察してくれます。

 

浣腸を行ったり下剤を処方してくれることが一般的で、市販で手に入るものよりも効果的であることが多いです。

 

他に便の状態によっては摘便という、医師が指を差し込んで便をつまみ出す施術を行ってくれます。

 

機器などの設置状況によっては、保険診療として腸内洗浄を行ってくれることもあります。

 

 

便秘は重症化すると、他の消化器官に影響を与えたり炎症などを引き起こすこともあります。

 

市販の浣腸を試しても便が出てこないときは、早めに病院の診察を受け適切なケアを受けることも大切です。

 

 

浣腸ダイエットと便

浣腸ダイエットとは

浣腸ダイエットとは、浣腸で腸内に溜まった便を出すことにより体重を落とす方法です。

 

毎日のお通じが良くない方の腸内には、滞留便という便秘で溜まった便や宿便という古い便の塊が残っていることがあります。

 

浣腸ダイエットではこれら滞留便や宿便を一気に出すことができるため、その分の体重が減りダイエットできるということです。

 

特に便秘しがちな方は、浣腸を行うことで一時的に数百g~数kg体重を落とすことができます。

 

腸内の詰まりがなくなり滞りなく便が流れるようになるので、腸内に便が溜まりにくい状態を作ることができます。

 

浣腸ダイエットの方法

浣腸ダイエットは、便が出ないままお腹が重たく感じたり、体重が増加してきているときに行うのがよいでしょう。

 

トイレなどで浣腸をして一気に排便することで、お腹周りがスッキリとし微量でも体重を減らすことができます。

 

ただし、これまでと同じような食生活を続けていると、再度便通が悪くなり、リバウンドしてしまうこともあります。

 

浣腸ダイエットを行った後も減らした体重をキープするには、一度ご自身の食生活を見直してみましょう。

 

ダイエットを成功させるには、浣腸で便を出すだけではなく野菜などの食物繊維をよく摂り、適度に運動を行うなどして便が溜まりにくい体作りを心がけることも大切です。

 

浣腸ダイエットを行った後は、ヨーグルトなど乳酸菌が多く含まれる食べ物を摂り、腸内環境を整えておきましょう。

 

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宿便と滞留便

宿便とは、ずっと排出されない古い便が腸の中にへばりついて残留している状態を指します。

 

この宿便は、便通のいい人の腸内にも3~4キロは残っているという説もあります。

 

ただし、大腸には便を捕えるようなヒダがなく粘膜が常に流れているので、便がへばりつきにくくなっています。

 

ですので、一般的に宿便と呼ばれるものは、便秘による滞留便と同じ意味合いで使われていると考えてもよいでしょう。

 

宿便や滞留便はどちらも体内に残しておく必要がないものであり、早く排出することで腸内環境を良好に保ちやすくなります。

 

また、滞留便などを体内に残したままにしておくとお腹が張って膨らむので、太く見られる原因にもなりがちです。

 

腸内環境のためだけでなく、体型を維持するためにも不要な便は早く排出してしまうのが理想的です。

 

様々な浣腸ダイエット

コーヒー浣腸

一昔前にハリウッドセレブの間で流行ったダイエット方法としてコーヒー浣腸があります。

 

日本でも女性誌などのメディアでよく取り上げられていたので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

コーヒー浣腸は、コーヒーを肛門から注入することで腸内の滞留便などを排出させます。コーヒーに含まれるカフェインが、腸を刺激して動きが活性化し、通常の浣腸よりもすっきりと滞留便などを排出することができると言われています。

 

コーヒー浣腸はエステなどの専門施設で施術してもらうほか、コーヒー浣腸用のキットを購入して自分で行うことができます。

 

しかしながら、このコーヒー浣腸は医学的には根拠がなく、健康に害がおよぶ可能性もあります。例えば、コーヒーの刺激が強すぎて下痢が止まらなくなったり、胃まで達して炎症を起こしてしまった事例もあります。

 

そのため、コーヒー浣腸は通常の浣腸と比べて医学的にリスクが高いとされています。

 

通常の浣腸の方が安全性が高く便を出す効果も充分にあります。

 

腸内という粘膜に接するものだからこそ、リスクのあるコーヒーを注入するよりも、医療行為としても認められている浣腸を注入するほうが安心です。

 

内服浣腸

内服浣腸は、塩水洗浄やレモネードダイエットとも呼ばれ、海外で人気があるダイエット法です。

 

浣腸といってもお尻から注入する浣腸とは違い、大量の塩水を短期間に飲むことで水と一緒に便をはき出す方法です。

 

水に塩とレモン汁を加えたものを飲むだけという手軽さから、日本でも各メディアで紹介されたことがありました。内服浣腸をすると強制的に下痢状の便を出すことができるので、ある程度のダイエット効果は期待できるでしょう。

 

しかし、この内服浣腸についてもいくつかのリスクが指摘されています。

 

1リットルの濃い塩水をわずか20分程度で飲み切る必要があることから、胃に負担がかかって嘔吐などを引き起こしたり、血液中のナトリウム含有量が薄まって意識を失う恐れもあります。

 

通常の浣腸に比べると体にかかる負担が大きく、オススメできない方法です。

 

腸内洗浄

腸内洗浄は、肛門から温水を注入することで滞留便などを排出する方法のことです。

 

胃腸科や美容クリニックなど病院で受けることができる医療行為であり、健康保険が効かない自由診療となります。

 

腸内洗浄では専用機器を使って大量の温水を腸の奥深くまで送ることで腸内を洗浄します。市販の浣腸では到達できないような、大腸の根本付近まで温水を流し入れることができるのが腸内洗浄の強みです。

 

そのため、浣腸や下剤などを使用しても排便がないなど、非常に頑固な便秘である人の便秘対策として人気があります。

 

滞留便が一気に排出されるだけでなく腸が自分の力で動こうとする力を促すので、日頃のお通じが良くなりダイエットにつながります。

 

この腸内洗浄の費用は医療機関で受けた場合、1回あたり1~2万円ほどです。

 

 

1個数百円から購入できる浣腸に比べると割高感があり、気軽に使用するというわけにはいかなさそうです。

 

浣腸をはじめとした色々な便秘対策を行ってみても効果がなかったときに、腸内洗浄を利用してみるのがよいかもしれません。

 

 

グリセリン浣腸

グリセリン浣腸の働き

市販の浣腸の多くは、薬液にグリセリンが使用されています。

 

グリセリンが利用されている理由として、水分を吸収する性質が挙げられます。

 

グリセリンを腸内に注入すると腸管からの水分を吸って重みを持つので、中から便を押し出すサポートをしてくれます。

 

また、便に溶け込みながら吸水するので、便を柔らかくする作用もあります。

 

ヌルヌルとした液体であるため、便の滑りが良くなり排便しやすくなるというメリットもあります。

 

グリセリンとは

グリセリンはアルコールの一種で、無色透明でほのかな甘みがあるトロトロとした液体です。

 

水に溶けやすく吸水性があるという特徴から、保湿剤や潤滑剤として化粧品や医薬品に含まれています。

 

食品に使用すると乾燥を防いで柔らかさを保持することができるため、保湿剤や保存料として含まれていたり、甘味料として使用されることもあります。

 

グリセリンは、食品や化粧品に含有されるほど安全な成分であるため、浣腸の薬液として体内に注入してもほぼ害はありません。

 

市販のグリセリン浣腸

コトブキ浣腸40

 

【第2類医薬品】コトブキ浣腸40 40g×10

 

コトブキ浣腸40は初心者でも使いやすいスタンダードタイプです。

 

コトブキ浣腸シリーズでは、大人向けとして薬液が30gと40gの2種類を販売されています。40gは男性など体格の大きな型や、便秘で苦しんでいる方に向いています。

 

コトブキ浣腸40の容器は、自分自身で挿入しやすいイチジク型です。

 

ただし、薬液が入った部分を押すときに、体勢によっては力が入れにくく少し固く感じることがあります。

 

力が入りにくい女性やお年寄り向けには、容器をジャバラ状にして押し出しやすくしたコトブキ浣腸ひとおしシリーズがあります。

 

【第2類医薬品】コトブキ浣腸ひとおし 30g×10

 

 

ケンエー浣腸S40

 

【第2類医薬品】ケンエー浣腸S40 40g×10

 

 

ケンエー浣腸S40はイチジク型容器でノズルが短いため、自分自身で使うときに便利な形状です。

 

薬液の容量は40gで植物性グリセリンからできています。

 

大人向けの浣腸であるため、便秘が重い方や30gでは効果がなかった方に適しています。

 

自分以外に浣腸を行うときはケンエー浣腸L40がオススメです。

【第2類医薬品】ケンエー浣腸L40 40g×5

 

 

挿入チューブがとても長いので、ストッパーを調整して肛門管の深さに合わせて使います。

 

薬液が入った容器部分は薬液を注入しやすいアコーディオン型になっています。

 

病院などで使われている医療用の浣腸容器を家庭向けに製品化したものなので、介護用として使うのに適しています。

 

イチジク浣腸40E

 

【第2類医薬品】イチジク浣腸40E 40g×10

 

 

イチジク浣腸40Eは、自分自身ではなく他人に行うための浣腸として作られています。

 

そのため、一般的なものと比べると、オリジナル性の高い形状となっています。

 

特徴として、ノズルが5センチと長めに作られています。これは、大人の肛門管の長さの平均がおおよそ3~5cmとされているためです。

 

ノズルが肛門管の長さに近いことにより、薬液を大腸の根本までダイレクトに届けることができ、液漏れなどの無駄がありません。

 

左側臥位の姿勢などで浣腸すると薬液が大腸の奥深くまで流入しやすくなり、効き目が良くなります。

 

他の特徴では、ノズルの付け根部分が数段のジャバラ式となっており、くねくねと曲がるようになっています。

 

例えば寝た状態の方に浣腸するときでも、容器を動かしながら角度をつけることができ挿入しやすいです。

 

また、容器が柔らかいので、薬液量を調整しながら少しずつ注入することができます。

 

容器の押しやすさを求めるときはイチジク浣腸ジャバラという商品があります。

 

【第2類医薬品】イチジク浣腸ジャバラ 30g×10

 

 

通常のイチジク型容器だと、押し出しがうまくいかず薬液が残ってしまう方にオススメです。

 

容器が自立するので、ノズルのキャップを開けた後もトイレの棚などに置いたまま浣腸の準備ができるので便利です。

 

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