【ヨーグルトのカビ】見分け方(色:ピンク,黒,白,赤,緑,茶など) 対処方法【カビ臭い】



ヨーグルトにカビは生える?

ヨーグルトも腐ることがある

ヨーグルトは腐らない!と思っていませんか。発酵食品であるヨーグルトは、腐ることはないと思っている人がいるかもしれません。しかし、ヨーグルトだって腐るときはあります。これは、ヨーグルトだけでなく、納豆もそう、キムチもそうです。発酵して作られている食べ物といえども、腐ってしまい食べられなくなることはあります。

 

 

ヨーグルトにもカビは生える

ヨーグルトが腐る、つまり劣化すると、カビが生えてくることが多いです。これは、発酵食品全体に言えることなのですが、腐ったとしても、一般的にイメージする腐敗した状態にはなりにくいです。それより先に、カビが生えてしまって、処分することになるからです。トロリとしたヨーグルトの形状から考えると、少し意外ではありますが、ヨーグルトにはカビが生えることがあります。

 

ヨーグルトのカビはカビらしくない

ヨーグルトに生えるカビは、食べ物によく見られるカビとは、ちょっと見た目が違います。そのため、カビが生えていても、一見気付きにくいです。普通、カビと言えば、フワフワと毛のようなものが生えている状態を想像しませんか。しかし、ヨーグルトに生えるカビでは、フワフワと苔のようなものが伸びてくるわけではありません。一見、カビらしくない見た目をしているので、カビだと気付かずに口に入れてしまう人もいるほどです。

 

 

ヨーグルトの種類とカビ

市販のヨーグルト

カビが生えたヨーグルトを食べてしまうなんて、想像しただけでゾッとしますよね。しかし、スーパーで買ってきたヨーグルトは、未開封であれば、カビが生えることはほぼありません。ですので、少しぐらい賞味期限が過ぎたとしても、食べても大丈夫。賞味期限から1週間以内であれば、お腹を壊すこともほとんどないでしょう。

 

個別パック

個別パックのヨーグルトについては、カビの心配はほぼないです。個別パックとは、100グラム前後入りのヨーグルトを、3~6個ひとまとめとして、パックとしているヨーグルトのことです。1個あたりの容量が少なく、食べ切りサイズとなっています。大人であれば数口、子どもでもおやつ代わりに食べられる量となっていますので、食べ残すことはほぼないでしょう。個別パックのヨーグルトについては、開封したら早めに食べてしまえば、カビの心配はほとんどありません。

 

大容量パック

大容量パックのヨーグルトでは、カビが生えることが稀にあります。大容量パックとは、400グラム前後が入っている、ドスンと大きな容量のヨーグルトのことです。こちらは、1人がいちどに食べ切るサイズではないため、食べ残しが出やすいです。また、1個のヨーグルトを、複数人で取り分けながら食べることが多いです。このように、食べ残しを保存したり、取り分けて食べたりすると、カビが生えやすくなります。

 

自家製ヨーグルト

手作りはカビが生えやすい

市販のヨーグルトではなく、自宅でお手製のヨーグルトを手作りする人がいます。この手作りヨーグルトは、とくにカビが生えやすいです。たとえば、ヨーグルトメーカーを持っていれば、ボタンを押すだけで簡単にヨーグルトが作れます。また、カスピ海ヨーグルトのように、機械を使わなくても、種菌を移してはヨーグルトを作る方法もあります。どちらにしろ、特別な技術がなくても、市販のヨーグルト顔負けの美味しいヨーグルトを作ることはできます。しかし、市販のヨーグルトと違って、きちんと保管をし、早めに食べてしまわないと、カビが生えてしまうリスクはあります。

 

市販よりも劣化しやすい

ちなみに、市販のヨーグルトは、滅菌処理などを施してから、密封した状態で販売しています。しかし、自家製ヨーグルトでは、滅菌処理は行われず、密閉状態もいい加減です。ですので、ヨーグルトが劣化しやすく、残念ながらカビが生えてしまうこともあります。

 




 

ヨーグルトに生えるカビ

赤カビ

赤カビが最も多い

ヨーグルトに生えるカビで多いのが、赤カビです。赤カビでは、真っ赤な斑点状に現れるケースや、ほんのりと薄くピンク色に色付くケースとがあります。赤カビは、ご飯やパンなどに生えることもあり、割とポピュラーなカビです。

 

ピンク色には注意!

白いヨーグルトに、真っ赤な斑点ができていたら、さすがにおかしいと思いますよね。でも、ピンク色に色付くケースでは、それほど違和感を覚えないことはあります。と言うのも、イチゴ味のヨーグルトなどでは、薄ピンク色に着色されていることがあるからです。ヨーグルトにイチゴジャムなどが混ざった状態にも似ているため、スプーンに付着したジャムが、ヨーグルトの中に溶け込んでしまったのかなと、思い違いをしてしまうこともあるようです。ジャムだと思ったものが実は赤カビだったなんて、恐ろしい思い違いですけどね。

 

表面がうっすら色付くと

赤カビは、ヨーグルトの表面にうっすらと生え始めます。最初は、目の錯覚かと思うほど、ごく薄くピンク色に色付きます。日が経つうちに、ピンク色が濃くなってきたり、ピンク色が増殖してきたら、ほぼ間違いなく赤カビです。赤カビが生えたヨーグルトは、かなり劣化している状態です。放っておくと、徐々に、黒カビや緑カビが顔を見せ始めることもあります。

 

白カビ

白カビも生えやすい

ヨーグルトに生えやすいカビには、白カビがあります。白いヨーグルトに、白いカビが生えるなんて、致命的だと思いませんか。気が付かずに、食べてしまう可能性大です。白カビと言えば、カマンベールチーズの表面に生えるカビのように、食べても無害であるカビを想像するかもしれません。しかし、ヨーグルトに生える白カビは、チーズと同じものとは言えず、食べるとお腹を壊すリスクがあります。

 

手作りヨーグルトはリスク大

市販のヨーグルトや、ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトには、白カビが生えることはほぼありません。リスクがあるとしたら、カスピ海ヨーグルトなど、種菌で作るタイプのヨーグルトです。種菌タイプのヨーグルトは、白カビが生える可能性があることを踏まえて、慎重に保存するようにしましょう。

 

黒カビ、青カビ

ヨーグルトにも、黒カビや青カビが生えることはあります。ヨーグルトの表面に、黒色や緑色をした見慣れぬものが浮いていたら、まずカビを疑ってみた方がいいかもしれません。黒カビや青カビは、ヨーグルトの表面にポツポツと、丸く斑点状になって現れてきます。薄いグレーや緑色に色付く程度のこともあります。どちらにしろ、見るからに違和感ありまくりでヤバそうな感じがするので、間違えて食べてしまうリスクは少ないと思います。

 

カビたら食べずに捨てる!

カビが生えたヨーグルトは、食べずに処分しましょう。市販のヨーグルト、自家製のヨーグルト、どちらであっても同じです。カビが生えた部分だけを取り除いたとしても、カビ菌はヨーグルト全体に侵食しているリスクがあります。そして、カビが生えたヨーグルトを食べると、腹痛や吐き気などを引き起こす恐れがあります。ほんの少しでもカビが生えたヨーグルトは、食べずに捨ててしまうのが安全です。

 

 

ヨーグルトをカビさせないために

開封したら早めに食べる

開封したヨーグルトは、数日以内に食べ切るようにしましょう。開封した場合、賞味期限の日付まで、安全に日持ちするとは限りません。封を開けたら、早めに食べてしまうのが基本です。

 

唾液の付いたスプーンを入れない

口を付けたスプーンを直接入れて食べたヨーグルトは、カビが生えやすくなります。スプーンに付着した唾液や雑菌が、ヨーグルトに混ざることで、カビが増殖しやすくなってしまうからです。取り分けずに直接食べたヨーグルトを残した場合、1~2日中には食べてしまうのが安心です。また、食べ残す前提のときには、取り分け用のスプーンを使うこととし、唾液をヨーグルトに付着させないようにしましょう。

 

フタを密閉する

食べ残したヨーグルトは、密閉してから保存しましょう。フタを開けたものは、アップやアルミホイルなどで覆って、口を閉じておきます。カップのままビニール袋に入れ、口を縛ってもOKです。フタが半開きのまま保存すると、冷蔵庫の中でカビ菌などを拾ってしまい、カビが生えてしまうリスクがあります。

 

冷蔵庫で保存

当たり前のことですが、残ったヨーグルトは冷蔵庫で保存してください。しばらく後に食べるつもりで、常温に置いておくと、ヨーグルトが劣化してしまいます。劣化したヨーグルトには、カビが非常に生えやすくなるので注意しましょう。数時間以内に食べるつもりでも、ヨーグルトは冷蔵庫に入れて保管するべしです。

 

手作りでは道具を殺菌

手作りのヨーグルトでは、使う道具をよく殺菌しておくことが大切です。ヨーグルトを入れるタッパー容器や、軽量するスプーンなど、全てを殺菌してから使うようにしましょう。殺菌は、熱湯に浸したり、煮沸するなどして行ってください。

 

発酵中はフタを開けない

ヨーグルトを発酵させている間は、密閉容器のフタを開けないようにしましょう。無事にヨーグルトが作られているかどうか、のぞき見したい気持ちは分かりますが、果報は寝て待てです。無駄にフタを開けると、カビ菌などが入ってしまい、ヨーグルトがカビだらけとなるリスクがあります。見たい気持ちをグッと我慢して、ヨーグルトをゆっくりと発酵させてあげましょう。

 

手作りは3~4日以内に食べ切る

手作りヨーグルトは、市販のヨーグルトのように日持ちはしません。作ってから、3~4日以内には食べ切るのが安心です。手作りを楽しみたい余り、ちびちびと味わったり、牛乳を足して量を増やす人がいますが、どちらもNGです。長く保存していると、じわじわと雑菌が増え、カビが増殖するリスクも高まります。自家製ヨーグルトは、美味しいうちに手早く食べてしまう方がいいです。

 

カビが生えたら種ヨーグルトにしない

カビが生えたヨーグルトからは、種菌を取ってはいけません。つまり、種ヨーグルトとして使ってはいけないということです。いちどカビが生えたヨーグルトは、カビ菌が侵食している可能性があります、種菌として使うと、次に作ったヨーグルトにもカビが根付いてしまう恐れがあります。美味しく安全に食べるためにも、カビの恐れがあるヨーグルトは、種ヨーグルトとして使わないようにしましょう。