【油揚げのカビ】見分け方(色:ピンク,黒,白,赤など) 対処方法【冷凍・冷蔵】



油揚げの賞味期限

あまり日持ちはしない

油揚げは、案外と日持ちしません。いちど油で揚げ、火を通している加工食品ですので、日持ちしやすいイメージがあるかもしれませんね。でも、スーパーで買ってきた油揚げの賞味期限を見てみてください。意外と期限が短いことに気付かれると思います。油揚げは、それほど長く保存できるものではないと覚えておきましょう。

 

豆腐よりも日持ちしない?

油揚げは、豆腐よりも日持ちしないことがあります。豆腐を揚げたものが厚揚げ、火を通しているのだから豆腐よりも日持ちがする!と思われがちですが。豆腐の方が日持ちしやすいのは、豆腐のパッキング方法のためです。豆腐の中でも、充填した後に殺菌してパッキングしたものは、保存しやすく賞味期限が長いです。一方、油揚げは、殺菌することなくパッキングされているものが多く、それほど賞味期限は長くありません。ただし、乾燥したものや、真空パックにしたものでは、豆腐と同じぐらい長持ちする油揚げもあります。

 

油揚げの種類

スーパーで手に入る油揚げには、色々な種類のものがあります。一般的な厚揚げや薄揚げのほか、煮込むと味がよく染みるすき焼き用の揚げや、焼くと表面がパリッとする厚揚げなどがあります。また、おいなりやうどんの具として使うために、甘く煮て味付けをした揚げもあります。さらに、水分を抜いてから揚げた、軽い感触が売りの松山揚げもよく見られます。他にも、お味噌汁の具材として使うために、乾燥させた揚げなども売られています。

 

賞味期限

油揚げの賞味期限は、製造日から4~5日程です。実際には、店頭に並ぶまでに日数が経ってしまうため、2~3日後が賞味期限となっていることは多いです。ただし、パッキング方法によっては、1~2週間ほど日持ちができるものはあります。また、昔ながらのお豆腐屋さんでは、出来たての油揚げを、ビニール袋にポイと入れるだけで渡すことがあります。この場合は、賞味期限は1~2日程と短くなります。他に、松山揚げのように特殊な方法で作られた油揚げでは、数週間から数ヶ月程、日持ちができるものもあります。

 

賞味期限が過ぎたら

賞味期限が過ぎても、すぐに油揚げが食べられなくなるわけではありません。実際には、賞味期限が過ぎて1~2日以内であれば、食べても問題ないことがほとんどです。この場合は、油揚げが劣化していないかをよく確認し、必ず火を通してから食べましょう。

 

油揚げが劣化すると

油で揚げて作る油揚げは、油が酸化することで劣化し始めます。加工食品と言えども、劣化しやすい食べ物です。日にちが経った油揚げを食べる場合は、よく確認してから使いましょう。

 

・油揚げが入った袋がパンパンに膨らんでいる

・酸っぱい臭いがする

・食べると酸味がある

・表面がヌルヌルして糸を引く

・カビが生えている

 

油揚げのカビ

油揚げに生えるカビ

黒カビ

油揚げには、黒カビが生えやすいです。黒カビが生えると、油揚げの表面に黒い点々ができ、斑点のようになって増えていきます。油揚げの淡い茶色に、真っ黒な点ができるので、見た目で非常にわかりやすいカビです。

 

赤カビ

油揚げには、赤カビが生えることがあります。赤カビと入っても、真っ赤なカビではなく、薄いピンク色のものであることが一般的です。そして、生えると言うよりも、ピンク色に色付くと言えるような生え方をします。油揚げの表面や断面が、淡いピンク色に染まっているように見えるときには、赤カビである可能性があるため注意しましょう。

 

青カビ

油揚げには、青カビが生えることがあります。青カビとは緑色をしており、点々とまとまって生えたり、うっすらと全体に広がって生えることがあります。また、青カビではないのですが、腐敗菌に汚染されることで、緑色に染まってしまうこともあります。油揚げの緑変と呼ばれる現象ですが、カビでないにしろ、油揚げが劣化しているので食べないようにしましょう。

 

白カビ

油揚げには、ごく稀に白カビが生えることがあります。ですが、余程ひどい環境に置かない限り、白カビまみれになってしまうことはないでしょう。あるとしたら、買ってきた油揚げを冷蔵庫に入れ忘れてしまい、常温で長く放置してしまった場合でしょうか。滅多にないですが、白カビが生えることはあり得るので、白いフワフワが見えたときには注意です。

 

 

カビが生えたら

カビが生えた油揚げは、食べずに捨てましょう。カビが生えた部分だけを取り除いて食べる・・・という人がいるかもしれませんが、衛生的にはお薦めしません。目では見えなくても、カビの菌糸が油揚げの中に侵食している可能性があります。たとえ小さなカビだとしても、カビが生えた油揚げは、丸ごと捨ててしまう方が安心です。

 




油揚げをカビさせないためには

冷蔵保存する

油揚げは、買ってきたらすぐに、冷蔵庫に入れて保存しましょう。加工食品だからと安心して、常温で放置していると、劣化しやすくなります。スーパーから持って帰るときにも、できるだけ直射日光に当てないよう、ショッピングバッグの奥に入れるといいですね。夏場は、お肉やお魚と一緒に、保冷できるショッピングバッグに入れて帰る方がいいです。

 

早めに使い切る

2枚入や大判は使い切れないことも

薄揚げでは、2枚入りや大判なものがあり、一度では食べ切れないことがあります。そもそも、焼き厚揚げのように、メインで食べるメニューでない限り、油揚げは脇役としてしか使わないという人もいるでしょう。このようなときには、余った油揚げは保存することとなります。しかし、開封した油揚げを保存することが、カビが生えやすくなる原因となることは多いです。

 

手やまな板などから雑菌が

残した油揚げにカビが生えやすくなる理由は、手や空気中からの雑菌に触れてしまうためです。油揚げを半分にカットして残した場合は、まな板や包丁などから雑菌が付着することがあります。また、まな板に水分が残っていると、この雑菌混じりの水分を吸うことで、カビが生えやすくなります。

 

開封したら早めに使う

カビを生やさないためには、開封した油揚げはいちどで使い切るのが一番です。しかし、どうしても食べきれない場合は、翌日までには食べるようにしましょう。とにかく劣化してカビが生える前に、早めに食べ切ることです。

 

 

密閉して保存する

残した油揚げを保存するときには、密閉してから冷蔵庫に入れてください。封をパカパカと開けた状態でしまうと、雑菌が入りやすくなります。冷蔵庫の中には、他の食品や野菜から生じたカビの胞子や雑菌が、うようよと飛んでいる可能性があるからです。開けた封を、折り畳むだけで保存するのはNG。輪ゴムで縛るだけの方法も、少々不安が残ります。食品クリップなどで封を閉じるか、ビニール袋やジップロックなどに入れて、しっかりと密閉しておく方が安心です。

 

 

冷凍保存する

冷凍すれば長持ちできる

残した油揚げは、冷凍して保存することができます。明日までに使う予定がないときには、開封してすぐに、残りを冷凍してしまいましょう。冷凍した油揚げは、だいたい2週間から1ヶ月は保存できます。ちょっと具材が足りないときに、サッと出して使えるので便利です。

 

薄揚げをカットして冷凍庫へ

油揚げは、カットしてから冷凍しましょう。カットしておくことで、冷凍庫から出してすぐに使うことができます。一枚のまま冷凍するよりも使いやすく、保存にも適しています。なお、厚揚げはあまり冷凍保存には向いていません。薄揚げの方が、冷凍しても風味が落ちず、解凍したときにも使いやすいです。

 

冷凍保存のやり方

①水気を拭き取った、清潔なまな板と包丁を使います。まな板の上にラップやキッチンペーパーを敷いてから、薄揚げを置いてもOKです。

②薄揚げを短冊状にカットします。形は短冊でなくてもよく、日頃使っている形にカットすればいいです。ちなみに、短冊状にしておけば、煮物やお味噌汁、炊き込みご飯など、色々なメニューに活用しやすいです。

③カットした薄揚げを、ジップロックなどの密閉袋に入れて、冷凍庫で保存します。数時間置いて、軽く固まったら、ジップロックの上からザクザクと手でほぐしましょう。ここで平らに均しておくと、団子のような塊にならず、保存や解凍が楽になります。

④使うときには、凍ったままお鍋などに投入できます。煮物や味噌汁など火を通すメニューであれば、ジップロックから取り出したままを使えばOKです。なお、油抜きをしたい場合は、ザルに凍った薄揚げを入れてから、熱湯をジャーと掛けてください。

 

冷凍油揚げにお薦めレシピ

油揚げには、ひじき煮や炊き込みご飯など、和風のメニューに使うイメージがあるかもしれません。しかし、意外かもしれませんが、パスタやスープなど、洋風メニューにもよく合います。たとえば、パスタだったら、ペペロンチーノやたらこパスタ、キノコの醤油パスタなどとの相性が抜群。スープだと、コンソメスープやオニオンスープに浮かべると美味しいです。また、野菜炒めや焼きそば、炒飯などの中華メニューに入れるのもお薦めです。冷凍した薄揚げは、少量ずつ使うことができるので、ぜひ色々なメニューに足してお試しください。