【きな粉の保存方法】保存容器や期間、場所(冷凍・常温・冷蔵)など



きな粉の日持ち

色々な食べ方ができるが余りやすい

きな粉と言えば、和菓子やお餅のお供に欠かせないアイテム。お餅をよく食べる冬場には、きな粉を常備している家庭は多いですよね。つきたてや、焼きたてのお餅と、きな粉との相性は最高! 他にも、わらび餅やくず餅に振り掛けて食べても美味しいです。また、最近では、ミルクやヨーグルトに入れたり、トーストに掛けたりなどといった食べ方も人気があります。しかし、色々な食べ方ができるきな粉ですが、一回に使う量が多くはないため、余らせてしまうことが多いです。

 

きな粉の原料は?

きな粉の原料は、大豆です。ちょっと意外に思うかもしれませんが、きな粉とは、大豆の粉末なんです。きな粉が健康食として知られるのは、まさに大豆で出来ているから。大豆は、すごく栄養価が高く、エネルギーの源となる食べ物です。ひと昔前に、きな粉牛乳が流行った理由も、きな粉の栄養価の高さにあったわけです。たんぱく質が取れるため、赤ちゃんの離乳食としてもよく使われています。

 

きな粉の作り方

きな粉は、大豆を炒ってから、細かい粉末状にして作ります。原料となる大豆は、乾燥した状態のものを使うため、水分がないサラサラとした粉末になります。実は、家庭でも簡単に、大豆を作ることができます。作り方は、乾燥大豆を買ってきて、フライパンで炒ってから、ミキサーで粉砕すれば出来上がり。市販のきな粉のように、粒が細かくはありませんが、大豆の甘みを感じる美味しい仕上がりとなりますよ。きれいな粉末にしたい場合は、すり鉢とすりこぎで擦ったり、ふるいに掛けて仕上げるといいです。

 

日持ちはするが劣化もする

乾燥した大豆を使っているので、きな粉は割と日持ちがします。ですが、何年も持つものではなく、粉物としては賞味期限が早い方です。と言うのも、きな粉には、大豆の油分が含まれています。この油分が、月日が経つうちに酸化してしまい、劣化する原因となります。

 

きな粉が劣化すると

きな粉が劣化したと言っても、すぐに変色や異臭が生じるわけではないです。見た感じ、サラサラのきな粉のままであることもあり、劣化したかどうかの判断は難しいです。ですので、古くなったきな粉は、とにかく食べない方がいいかなと思います。また、次のような状態のきな粉は、劣化しているので、食べずに捨ててしまいましょう。

 

・塊ができている、ゴワゴワと固くなっている

・変な臭いがする、カビ臭い

・濃い茶色になるなど、変色している

・カビが生えている

・異物がある、ダニなどの虫がいる

 

 

きな粉の保存方法

 常温保存

きな粉は、常温で保存できます。開封前、開封後のどちらであっても、常温に置いて大丈夫です。ただし、非常に高温となる場所や、直射日光の当たる場所は避けて置いてくださいね。扉の付いた戸棚やパントリーなど、冷暗所に置いておくのがいいです。

 

冷蔵保存

きな粉は、冷蔵で保存できます。常温でも冷蔵でも、保存できる期間にそれほど違いはありません。しかし、夏場の暑い時季や、梅雨などの湿気が高い時季では、冷蔵庫で保存した方が長持ちさせやすいです。また、冷蔵で保存した方が、香りなどの風味が落ちにくいとも言えます。なお、冷蔵庫の中は、意外と湿気が溜まりやすいことにご注意。きな粉は密閉袋などに入れ、しっかりと口を閉じてから、冷蔵庫に置いてください。

 

冷凍保存

冷凍方法

きな粉は、冷凍して保存すると長持ちします。空気を抜いて、真空状態で冷凍すると、風味やサラサラ感を保ちやすいです。ジップロックやタッパー容器などで密閉してから、冷凍庫で保存しましょう。なお、冷凍庫で長く保存する場合、匂いが強いものの近くには置かないでくださいね。

 

冷凍したきな粉が固くならない?

きな粉は、冷凍しても固くならないです。凍ってはいますが、サラサラな粉末の状態を保ちます。ですので、冷凍庫に入れたきな粉が、いつまでも固くならなくても大丈夫です。凍ったのか心配になる余り、きな粉を冷凍庫から出し入れしたり、指でギュウッと押したりしないでくださいね。粉のままで凍っていますので!

 

冷凍きな粉を食べるとき

きな粉を食べるときには、常温で置いて解凍します。テーブルの上などにちょっと置いておくだけで、すぐに解けます。言ってしまえば、わざわざ解凍させなくても、すぐに食べることもできます。冷凍庫から取り出してすぐ、お餅やおはぎにサラサラと振り掛けて、食べても大丈夫ですよ。また、牛乳に入れて飲む場合は、冷凍きな粉を入れる方が、ひんやりと美味しく仕上がります。

 




きな粉を保存するときの注意点

きな粉の弱点

湿気

きな粉は、湿気に弱いです。湿気ると、虫が付いたり、カビが生えたりすることがあります。また、湿気を吸ったきな粉は、ポロポロとした塊状になったり、ゴワゴワと固くなってしまうことがあります。そのため、湿気の高い場所には、きな粉を保存しないようにしましょう。たとえば、キッチンシンクの周りや、シンク下の収納などは、水気が付きやすいので止めた方がいいです。

 

酸化や虫、カビ、匂い移り

きな粉は、密閉して保存しましょう。きちんと密閉しておけば、油の酸化や湿気り、虫やカビ菌が入り込むことを防ぐことができます。また、粉末状であるきな粉は、とにかく匂いを吸いやすいです。きな粉の隣に、ニンニクスライスやスパイス類など、匂いの強いものを置いておくと、ビックリするぐらい匂いが移ってしまいます。匂い移りを避けるためにも、しっかりと密閉して保存することをお薦めします。

 

保存するときの工夫

食品クリップで口を閉じる

開封したきな粉は、しっかりと口を閉じてから保存してください。輪ゴムで口を縛るよりは、食品クリップなどで閉じた方がいいです。食品クリップは、100均で5本入りなどが買え、粉物を保存するときにとても便利です。なお、口を閉じた袋は、もう一度ビニール袋などに入れて縛っておくと、密閉度が高くなります。

 

タッパー容器や密閉袋に移す

余ったきな粉は、容器などに移し替えてから保存することもできます。たとえば、タッパー容器では、袋ごと入れても、きな粉だけを移し替えてもOK。ジップロックなどの密閉袋では、きな粉だけを移し替えて保存するといいです。この場合、中の空気をしっかりと抜いてから、ジッパーと綴じてください。なお、容器や密閉袋には、きな粉であることと、開封した日を記載しておくと、後で分かりやすいですよ。

 

きな粉の賞味期限

開封前の賞味期限

市販のきな粉には、必ず賞味期限が記載されています。賞味期限は、だいたい半年から1年であることが一般的です。手作りのきな粉や、簡易な包装であるものは、もっと賞味期限が短い場合もあります。なお、賞味期限は、開封前の状態で、おいしく食べられる期限です。開封した後は、賞味期限は関係なく、早めに食べ切るようにしましょう。

 

開封後の賞味期限

開封したきな粉は、1ヶ月を目安に食べ切ってください。これは、常温保存、冷蔵保存のどちらでも同じです。冷蔵保存の場合は、1ヶ月を超えても食べられることはあります。ですが、長く保存したきな粉は、風味が落ちていたり、ダマが出来たりしています。たとえ見た目に問題がなくても、1ヶ月ほどで食べてしまうのが安心です。

 

冷凍きな粉の賞味期限

冷凍保存したきな粉は、数ヶ月は日持ちします。それでも、日が経つうちに、風味が落ちてはきます。だいたい3ヶ月を目安に食べるといいでしょう。半年を超えたら、ちょっと微妙な場合もあります。見た目や匂い、味などで、食べられるかどうかを判断してくださいね。