【帽子(ハット)の保管方法】型崩れさせない収納の仕方や保管箱(ケース)を紹介!

帽子の保管方法

帽子を保管する前のお手入れ

帽子は汗腺の多い頭を覆っているものなので、内側は汗や皮脂汚れが付着しやすいです。女性の方なら化粧などのファンデーションがつく場合もあるでしょう。また、外側はホコリやゴミが付着しやすく、汚れを放置したままになると変色や黄ばみ、虫食いなどを引き起こします。使用後は正しいお手入れしてから保管するようにしましょう。

 

基本的なお手入れ

外側はブラッシングしてホコリや塵などの細かいゴミを取り除きます。内側・外側ともに目立った汚れがある時は濡らしタオルで拭き取るか、中性洗剤を溶かした水にタオルを濡らし、硬く絞ったもので優しく拭き取りましょう。洗剤が残ると輪ジミの原因になるので、最後は水で濡らしたタオルで叩くようにして洗剤を取り除きます。濡れたまま放置するとカビが生えてしまうので、必ず日陰干しで乾燥させましょう。

 

濡れタオルで拭き取っても汚れが落ちない場合は、洗濯可能な帽子であれば手洗いで丸洗いしてもかまいません。家での洗濯ができないものは専門店でクリーニングして下さい。

 

 

型崩れさせない収納方法

 

基本的に、帽子は頭の形に沿うように型入れされています。そのため、その形を損なわないようにして収納しなければなりません。重ね置きは下に置いた帽子に重圧がかかりがちですし、畳んでの収納は、帽子の形が崩れるので保管方法としてNG。

 

型入れしているハットやキャップは単独で平置きする収納方法がベストです。中に厚紙や新聞紙などを詰めて、中心部が重みで下がらないようにするとより良いでしょう。(※型入れしていないニット、布製の帽子は重ねて置いたり、場合により畳んで収納も可能です。)

 

吊り型洋服収納を使う

クローゼットなどのポールに取り付けて、収納できる吊り型収納があります。4~5段と複数しまう場所があるので、お気に入りの帽子を1つずつ入れていけばキレイに保管できます。一目で何が入っているか分かる上に、きちんとしまっているので衛生的な状態も保てますね。中敷きに防湿性が高い素材を使った商品や、ホコリなどのゴミから守りたい場合は全面が閉められるファスナー付きや引き出し付きの商品も使っても良いでしょう。

 

 

 

専用帽子スタンドを使う

型崩れ防止とデザイン性を重視するなら、帽子スタンドを利用するのも良いでしょう。帽子のツバや頭の形を損なわないように工夫されつつ、インテリアを邪魔しないアイテムです。下に紹介したスタンドは、見た目もおしゃれで、玄関先やリビングなど場所を問わずに重宝しそうな商品ですよ。

 

 

専用の収納箱を使う

ハットなどのツバがある帽子を長期保管するようであれば、専用の収納箱を使うのも良いでしょう。長期保管中は空気の入れ替えができないので、湿気やカビが発生しやすいです。乾燥剤を入れておいたり、和紙や新聞紙などの吸湿性のあるもので包むとよりキレイな状態も保つことができます。他にもダイソーやセリアなどの100均で円柱の蓋付きギフトボックスがあります。デザインが凝ったものも多く、とても可愛いですよ。大きさが合うようであれば、利用しても良いかもしれません。

 

時谷堂百貨 ハット専用収納箱(白)

 

 

キャップラックを使う

キャップに特化して整列できるラックもあります。ドアに設置しておけるタイプなので新しく収納スペースを確保する必要がありません。

 

 

 

オリジナルの収納をしよう!

 

専用品を使うのではなく、オリジナルで収納スペースを作ってみませんか?100均で販売しているアイテムを組み合わせて、自宅のデッドスペースを活用すれば場所の有効活用にもなります。帽子をコレクションするのが趣味な方は、たくさんある帽子をすぐに探すのも一苦労ですね。たくさん帽子を持っている場合は、一か所にまとめて整列させるとキレイかつ見つけやすさも抜群です!

 

つっぱり棒を使う

デットスペースに100均で販売されているつっぱり棒を2本並べて設置すれば、帽子を置くことができます。帽子の大きさに合わせて、並べるつっぱり棒の幅を調整しましょう。つっぱり棒がずれたりこすれると、壁面を傷める場合があります。同じく100均で販売している耐震マットを利用すれば、ずれにくく傷つけることもありません。耐震マットは粘着性があるジェル素材で、テレビやパソコンなどの下に敷くことで震動を吸収して転倒を防止できるアイテムです。

 

伸縮性ポールとフックやピンチを組み合わせる

クローゼットや家具の間などにポールを設置して、S字フックやピンチを掛けていけば簡単に帽子の収納が可能になります。壁を傷つけずにすむので賃貸マンションでも使える便利な方法です。耐重性があるポールを選べばS字フックを増やしていけば、どんどん帽子を掛けられます。見せない収納にしたい場合はクローゼットなどのスペースに、見せる収納にしたい方や毎日帽子を被る習慣がある方は玄関窓などにかけてみてはいかがでしょうか?玄関窓など必ず通る場所へ設置すれば、出かける時につけ忘れず、帰ってきた時にも定位置に戻しやすいです。

 

壁に直接フックやピンを刺す

大胆に壁へ直接フックやピンを刺して、帽子を飾るという方法もあります。装飾物がついた重みのある帽子は、重さに耐えきれずにピンが外れる可能性があるので注意!また、女優帽などツバが大きいタイプはツバが反り返りする原因になるので、この収納方法はあまりおススメできません。賃貸マンションなど傷つけられない環境なら、取り外しが簡単な両面テープのフックなどを利用しても良いかもしれません。用意するものも少なく簡単にすむので、実践しやすい方法ですよ。

 

麻紐とウッドピンチを使う

写真やポストカードを飾る方法としても人気な麻紐×ウッドピンチの組み合わせです。麻紐にウッドピンチを取り付け、ピンチで帽子の先端を挟んで飾ります。麻紐の先端は安全ピンなどで固定しましょう。ガーランド風でナチュラルな雰囲気を醸し出してくれますよ。麻紐やウッドピンチは100均で販売している定番商品です。自宅でラッピングする時には麻紐で結んでウッドピンチにメッセージカードを取り付ければ、オリジナルラッピングが完成します。

 

ワイヤーネットとS字フックを使う

壁面にワイヤーネットを取り付け、網目にS字フックをかけても帽子を収納できますね。ワイヤーネットは硬質で丈夫なので、比較的重さにも耐えられます。強粘着テープがついたフックを使えば、色々な場所にワイヤーネットを取り付けられますよ。S字フックは完全に固定されず若干揺らぐので、クリップで代用すれば固定力抜群です。クリップは身近な文房具なのでお持ちのご家庭も多いのではないでしょうか?ただし、強力タイプのクリップだと帽子に跡がついてしまう可能性もあります。跡がつきにくいタイプを使うようにしましょう。

 

アコーディオンフックを使う

これは既製品になりますが、省スペースでいくつもの帽子を飾ることができて便利なアイテムです。お気に入りのカバンやストールなどを飾ることもできておしゃれですね。

 

 

プラスチック段ボールを使う

プラスチック段ボールを切って組み合わせれば、帽子の収納棚にもなります。厚みや色も豊富で、100均の他、ホームセンターなどでも販売しています。ホームセンターであれば、好みのサイズにカットしてくれる所もあり、道具を揃えて自分でカットする手間が省けます。

ちなみにプラスチック段ボールとは名前の通り、プラスチックでできた段ボールです。通常の段ボールと比べ、水や衝撃にも強く変形しにくいので、長期に渡り使えるものです。カッターなどで均等な長さに切って、瞬間接着剤やグルーガンでくっつければ完成です。道具があれば自分でも簡単にできるため、DIYを行う人にとっては実践しやすいかもしれません。