【炊飯器のカビ・臭い】掃除方法や加熱処理のやり方など(蓋も!)【ハイター・酢・重曹・熱湯・クエン酸など】



 

炊飯器は日本人なら高頻度で使う必需品ですね。

 

お米を入れたまま放置してしまい、カビだらけになってしまった経験はないでしょうか。

 

いつも通り洗うだけでいいの?また使えるのか?不安に思うことはたくさんありそうですね。

 

本記事では、炊飯器のカビ取りや臭い取りの方法について紹介しています。

 

炊飯器のカビ・臭い

炊飯器がカビたら捨てるしかない?

炊飯器全体にカビが生えたら捨てるしかないのでしょうか?結論からいうと、炊飯器がカビたとしても、きちんと対処すれば継続して使うことができます。

 

カビの種類にもよりますが、赤カビや青カビなどは比較的取り除きやすいです。厄介なのは頑固で取りづらい黒カビですが、炊飯器に生えた場合、お米に菌糸を植え付けて繁殖している可能性が高く、炊飯器自体がカビたという場合はあまりありません。そのため、炊飯器についたカビを完全に取り除けば、再び使うことができると考えられます。

 

炊飯器はこうしてカビる!

炊飯器がカビてしまう原因として、「温度」「湿度」「栄養分」などカビにとっての好条件が揃っているからです。

 

特にお米はカビの大好物なデンプンを含む食べ物です。

 

炊き上がりの蒸気が炊飯器内に残って結露が発生し、お米に落ちると、そこからカビる危険性もあります。

 

お米につきやすいカビは、強い耐熱性がある種類も存在し、60~70℃前後にもなる保温機能を使ったとしても増殖してしまうこともあるでしょう。

 

個人的には保温機能を過信せず、残ったお米は別容器に移して保管することをおススメします。

 

 

カビの取り除き方

 

ではさっそくカビをどうやって取り除くのか、手順を見ていきましょう。カビを処理する場合、スポンジやタオル、雑巾は使い捨てする方が衛生的に良いです。捨てても良い物を用意して、処理後はビニール袋に密閉して捨てましょう。

 

◆必要なもの

・ビニール袋

・不要な布2枚(内側用、外側用)

・キッチンペーパー

・スポンジ

・食器用洗剤

・消毒用エタノール

・手袋

・マスク

 

手順

①取り外せる部品は全て取り外します。

 

②布で残った米粒や、カビを拭き取ります。

 

③取り外せる部品は全て食器用洗剤とスポンジで洗って、すすぎます。

 

内蓋や蒸気口、パッキンは結露や蒸気、お米のデンプン質が残りやすい上、洗い忘れも多い場所です。取り外し可能な場合はキレイに洗いましょう。

 

④洗った部品は水気を拭き取ります。

 

⑤布もしくはキッチンペーパーに消毒用アルコールをたっぷり噴射し、洗った部品を拭いていきます。

 

カビはアルコールに弱いとされ、除菌することが可能です。拭く時は、同じ面を何度も使い回しせず、1か所につき1面使うようにしましょう。衛生面が気になる場合は、キッチンペーパーを複数枚使って作業して下さい。

 

⑥炊飯器外側もアルコールを使って拭きましょう。

 

⑦部品を取り付けたら、内釜に水7分目まで入れ、通常の炊飯モードで加熱します。

 

炊飯時の高温で除菌効果が期待できます。

 

⑧炊き上がりが完了したら、冷えるまで待ちます。

 

⑨水を捨て、すすぎ洗いして乾燥させましょう。

 

掃除する時の注意点

カビを処理する時は、通常の掃除よりも注意して作業しなければならない点がいくつかあります。

 

作業中はマスク・ゴム手袋を着用

空気中に舞ったカビを体内に取り込むと、気管支等のアレルギーや皮膚炎になる方もいます。肌はあまり出さず、マスクやゴム手袋を着用し、終わったら別の服に着替えるようにしましょう。

 

屋外で処理する

作業中にカビの胞子が飛び散ることがあるので、屋外での掃除をオススメします。特にご高齢の方や小さな子供は、カビによってアレルギーを発症する事例もあります。

どうしても室内で掃除しなければならない場合は、炊飯器をビニール袋で被せて、カビの胞子が舞い散らないようにするのが重要です。カビたご飯は内釜にビニール袋を被せ、ひっくり返して落としましょう。

 

カビキラー等の漂白剤は避ける

カビの処理にはカビキラーを連想される方も多いと思います。しかし、炊飯器の多くに使われている内釜の素材(アルミニウム合金)はカビキラーに含まれる成分により腐食させてしまう危険性があります。極力使わないように注意して下さい。

どうしても使いたいという場合は20倍に希釈した溶液をキッチンペーパーなどに染み込ませ、拭き取るようにしましょう。長時間作業することで、炊飯器を傷めたり変色させます。手短に行いましょう。

 

メラミンスポンジ、たわしで洗うのはNG

研磨剤効果があるメラミンスポンジやタワシは内釜を傷つけてしまう可能性があります。表面に傷がつくと傷の間に雑菌を繫殖させる原因になります。柔らかいスポンジで洗うようにしましょう。

 

炊飯器は臭いが残りやすい!

炊飯器は厚い釜内で蒸気や熱を巡回させながら料理する点において、内側にニオイが残りやすい調理家電といえるかもしれません。その理由として、フライパンや鍋と比べて構造が複雑なことから掃除が不十分になり、調理中のニオイが残る場合も考えられます。

 

また、パッキンなど部品に破損がある場合も、適温が保てず、雑菌の繁殖を招く可能性もあります。ニオイが残った状態で使い続けると、ニオイの元となる雑菌が繫殖してどんどんニオイが悪化する上に、ニオイが染み付いてしまいます。上に挙げた事例に思い当たる方は、使い終わった時に十分な清掃を心がけた方が良いでしょう。

 

 

ニオイの取り方

 

ニオイは一種の細菌や残臭の成分が付着していることから発生するので、ニオイの元を取り除くことが大切になります。殺菌効果や消臭効果があるものを使ってニオイを取り除きましょう。

 

クエン酸・レモン汁を使う

殺菌作用と消臭効果があるクエン酸やレモン汁を使ってニオイを落とします。他にもお酢で代用してもかまいません。定期的に行うことでニオイ残りを防ぎ、除菌もできます。毎日炊飯する場合は週に1度、数日おきに使っている方は、月2~3回を目安に行うと良いでしょう。お米の炊飯以外に使った場合もニオイが残りやすいので、その都度行うとより効果的です。

 

手順

①炊飯器にクエン酸20gを溶かした水を5分目まで入れ、通常の炊飯モードで加熱します。

 

ニオイが強い場合は水の代わりにお湯を使うと効果的です。時間短縮したい方は早炊きモードでもかまいません。

 

レモンの場合はスライス2切れ、お酢の場合は水に対して3倍に希釈しましょう。

 

②炊き終わったら保温を切り、水が冷めるまでそのまま待ちます。

 

③完全に冷めたら、炊飯器の内側の部品を取り外して、水でよくすすぎましょう。

 

④すすぎが終わったら、風通しの良いところに置き、よく乾かします。

 

重曹を使う

掃除で大活躍の重曹はニオイ消し効果が高く、靴や部屋の消臭でも使われる優れもの。重曹を入れた状態で炊飯することで、ニオイの他、汚れも落としやすくなります。特に、肉などの油が多い料理をした場合、酸性の汚れになるので重曹のアルカリ性が最適です。

ただし、重曹は加熱することで強アルカリ性になり、手肌への影響も心配です。ゴム手袋を着用してすすぎ作業を行いましょう。

 

手順

①内釜の7分目まで水をはり、重曹小さじ1~2を溶かし入れ、炊飯ボタンを押します。

 

②炊き終わったら保温を切り、水が冷めるまで待ちます。

 

③完全に冷めたら、炊飯器の内側の部品を取り外して、水でよくすすぎましょう。

 

④すすぎが終わったら、風通しの良いところに置き、よく乾かします。

 

重曹湿布を使う

炊飯機能を使うと毎回電気代がかかるので心配、という方は重曹湿布でニオイ&汚れ落としが可能です。この重曹湿布は、内蓋を外した背面など丸洗いできない場所に有効的です。キッチンコンロ周りなどにも使える便利な方法なので、ぜひ試してみて下さい。

 

必要なもの

・重曹

・食器用洗剤

・キッチンペーパー

・薄めの容器(なければボールなどでも代用可)

 

手順

①容器の中に重曹、食器用洗剤を入れ、水で溶かします。

 

重曹小さじ1~2、洗剤数滴に対し、水100mlで溶かします。ニオイや汚れがひどい場合は重曹や洗剤の量を増やしてもかまいません。その場合は拭き取り作業を入念にしましょう。

 

②①の液にキッチンペーパーを十分に浸します。

 

③ニオイや汚れが気になる箇所へ湿布のように貼り付け、30分ほど放置します。

 

さらにラップで上から覆うと浸透率が高められます。

 

④汚れが拭き取り、乾いた別のキッチンペーパーで仕上げの拭き上げをしましょう。

 

⑤しばらく炊飯器の蓋を開けておき、乾燥させます。

 

炊飯器の寿命は一般的に4~5年と言われています。

 

使用頻度や使用状況にもよりますが、古い家電を長く使い続けると逆に電気代を高くしたり、品質の性能を下げてしまいます。

 

パッキンや内釜の破損、傷などが目立つようになったら買い替え時期です。

 

大切に使い続けるために使用後はすぐに洗うようにしましょう。

 

また、見落としがちなパッキン、蒸気口、内釜横の溝などは特に気を付けて下さい。

 

日頃のお手入れを心がけて大切に使いながら、適切な買い替え時期を見極めましょう。