爪のゴミ
爪と皮膚の間にいつの間にか溜まっているゴミには、大きく分けて2種類あります。
一つ目は、外から入って来るほこりや土などのゴミです。
二つ目は、古くなった皮膚の角質です。
皮膚は細胞分裂を繰り返しながら毎日新しい細胞を作っています。
爪は古くなった皮膚から成されています。
また、爪と皮膚の間に白く溜まっているものも古くなった角質です。
では、それらの爪のゴミはどうして爪と皮膚の間にはいってしまうのでしょうか。
ゴミが入る原因
外的ゴミ
一つ目の外から入って来るほこりや土などのゴミが入ってしまう原因は、爪が伸びていたりネイルなどで長い状態にあることにあります。
手先を使って作業するときに必然的に外から爪の隙間に入ってしまうからです。
小さなほこりが爪の間にはいると、安定して中々とれません。
また、力を入れることで土などがどんどん押し込まれてしまいます。
このため、爪の長さに原因があると言われています。
内的ゴミ
二つ目の古くなった皮膚の角質が溜まってしまうのは、細胞分裂によるものなので防ぎようがありません。
爪の間に白く溜まっているゴミに気が付いたら、生きている証拠と思いましょう。
ゴミの取り方
次に、爪の間のゴミのとり方を4つ紹介します。
爪ブラシ
◆必要な物
・爪ブラシ
・せっけん
◆手順
①まずドラッグストアで爪ブラシを購入しましょう。
安いものだとナイロン製で硬いものが多いです。
馬の毛などある程度柔らかい毛を選ぶと、皮膚を傷つけずに済みます。
②水で濡らしながら、爪ブラシで爪の間をごしごしこすります。
③最後にせっけんで手を洗う時に、爪を立てて手のひらをこすり洗うと爪の汚れも落ちやすくなります。
爪垢とり専用棒
◆必要な物
・爪垢とり
・せっけん
◆手順
①まずドラッグストアで爪垢とりを購入します。
②それを用いて、爪の間の汚れをとっていきます。
手先だけではなく、足にも使用できますのでとても便利です。
③最後にせっけんで手を良く洗いましょう。
綿棒とオイル
◆必要な物
・綿棒(先端が細く、尖ったものが◎)
・クレンジングオイル
◆手順
①爪の間のゴミをとるため、先端が細くとがった綿棒での作業をおすすめします。
綿棒にクレンジングオイルを染み込ませ、やさしくゴミを掻きだすようにします。
②最後にせっけんで手を良く洗いましょう。
シャンプー
◆必要な物
・シャンプー
◆手順
①手順は、普段のシャンプーをする時に指の腹で洗うだけです。
そうすることで、爪の間に髪の毛や泡が入り込み一緒に爪の間のゴミもとることができます。
②最後にお湯やぬるま湯で洗い流すと、ゴミも落ちていることでしょう。
ゴミの予防方法
爪の間に入ってしまうゴミは、爪が長ければ長いほど入る可能性が高まります。
そのため、常に爪を短く保っていれば外からのゴミを防ぐことができます。
短く爪を切りすぎると深爪になってしまい抵抗がある方は、爪やすりを用いて短くすると徐々に短くすることができるためおすすめの方法です。
ネイルを楽しまれる方は、こまめに手を洗うようにしましょう。
爪を立て手のひらをこするように洗うとより効果的です。
手を洗いすぎると乾燥の原因になりますが、その際はハンドクリームを塗って対策することができます。
爪は何ゴミ?
爪は『燃えるゴミ』や『一般ゴミ』として分類し回収している自治体が一般的です。
爪だけでなく、生活で出る他の燃えるゴミと一緒に捨てましょう。
分別方法
爪を爪切りできると飛び散ってしまいますよね。
そんな時は、下にティッシュを敷いて爪を切るようにしましょう。
切り終わった後はティッシュ毎まとめて捨てることができるので、後始末が楽です。
また更にビニール袋に入れて捨てると、ゴミ袋から飛び散ることなく捨てることができます。
捨て方
爪を燃えるゴミや一般ゴミとして捨てるには、自治体で決められたゴミ袋に入れて決められた日時にゴミステーションに出しましょう。
他のゴミとして出してしまうと、ゴミを分別する際に処理をする方の手間になってしまいます。
必ずお住まいの自治体のルールやマナーを守って捨てるようにしましょう。