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気づかないうちに、蛇口が汚れていることはありませんか。
水道水に含まれているミネラルなどが白く固まった水垢、金属部分の酸化によるサビができやすく、さらには常に水分が残りやすいことによってカビも繁殖しやすい部分なのです。
今回はそんな蛇口の掃除方法をご紹介します。
蛇口の掃除方法
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サビ取り剤や酸性洗剤など効果的な洗剤は色々ありますが、今回掃除する箇所は蛇口なので、すすぎ残しがあった場合にそのまま口に入る危険性もあります。
そこで今回は、クエン酸と重曹を使った安全な掃除方法をご紹介していきます。
水垢やサビには「酸性」のクエン酸のが効果的で、カビの栄養源になる手垢や石鹸カスなどの汚れには、「アルカリ性」の重曹が効果的です。
カビと水垢の落とし方
■用意するもの
- 重曹、
- クエン酸
- 水
- 混ぜ合わせる容器
- 古歯ブラシ
■手順
①容器に、重曹とクエン酸を1:1の割合で混ぜ合わせ、水を少量加えてペーストを作ります。
②①で作成したペーストを、古歯ブラシで汚れの気になる部分に塗布します。
③少し置いた後、古歯ブラシで軽くこすり、お湯で流します。
しつこい汚れの落とし方
上記の方法を行っても残る汚れには、作ったペーストを塗った上からラップを貼ったり巻いたりして、洗剤を浸透させましょう。
■手順
①汚れにペーストを塗布し、その付近をラップで包んで一時間ほどおきます。
②その後、古歯ブラシでこすり、お湯で流して乾拭きします。
これで、カビや水垢はきれいになります。
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サビの落とし方
続いては、サビの落とし方をご紹介します。
サビ落としには、お酢やクエン酸のもつ「還元作用」が効果を発揮します。
サビは金属が酸化して起こるものですが、その酸化した金属から酸素を切り離し元に戻す作用を「還元作用」といいます。
クエン酸の還元作用を利用し、更に研磨作用のある塩を加えることでサビ取り効果を上げます。
■用意するもの
- クエン酸
- 塩
- 水
- サビ取り剤を作る容器
- スポンジや古歯ブラシ
- 雑巾
①容器にクエン酸と塩を1:1で合わせたものに少量の水を入れ、できるだけ混ぜて溶かします。
完全には溶けきらないので、ざらざらしていても大丈夫です。
②古歯ブラシやスポンジに①をとり、サビの部分に塗ります。
オレンジ色のサビばかりではなく、「緑青」と呼ばれる緑色のサビも発生していることがあるので、見落とさないよう気をつけましょう。
③塗り終えたら、ごしごしこすって落としましょう。
④落とし終えたら、しっかり水ですすぎます。
⑤濡れたままにしておくと、新たなサビの原因になるので、必ず最後に雑巾やタオルでしっかりと拭きましょう。
さいごに
いかがでしたか。
蛇口は使用頻度が高く、生活には欠かせないもののひとつです。
お風呂のお湯を張ったり、体や頭を洗ったり、洗面所では手や顔を洗ったり、歯を磨くのに使ったりと家族みんなの健康に大きく関わる部分なので、キレイにしておきたいですよね。
重曹やクエン酸を使った安心な掃除方法を、ぜひ試してみてください!
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