【ネックレスの変色・酸化の洗浄方法】汚れ(汗、黄ばみ、黒ずみ)の落とし方【アクセサリー】



 

本記事では、ネックレスに付いた様々な汚れの落とし方を紹介しています。

 

ネックレスの変色

ショック!ネックレスが変色

久しぶりに身に付けようと、取り出したネックレス。真っ黒に変色していたことはありませんか。黒ずんだネックレスを身に付けるわけにはいかず、せっかくのコーディネートも崩れてしまうので、ガッカリですよね。実は、ネックレスが変色するのは、よくあることです。そして、よく使うネックレス、たまにしか使わないネックレスのどちらにも、変色は起こり得ます。

 

変色する理由

ネックレスが変色するのは、保管しているうちに、金属が変質してしまうことが理由です。汗や皮脂などで汚れた金属が、酸素などに触れるうち、酸化などの化学反応が起きて変色するとされています。とくに、長く保管していると、変色し始めていることに気付かず、次に使うときには、黒く変わり果てていることがよくあります。

 

変色の原因となる汚れ

ネックレスに汚れが付いていると、黒ずみやくすみなどの原因となります。

 

◆汗や皮脂

ネックレスの主な汚れは、汗や皮脂です。ネックレスを付ける首筋は、汗をかきやすい場所です。見た目では分からなくても、知らず知らずのうちに、汗が付着していると思ってください。そして、素肌に直接触れるネックレスは、指紋や、皮脂による汚れが付きやすいです。たとえば、チェーンの隙間や、ペンダントの窪みなどを見ると、小さな塊が詰まっていることがありませんか。これは、皮脂などに雑菌が付き、汚れの塊となったもの。嘘のようですが、皮脂も溜まれば、目に見える汚れとなります。

 

◆化粧品

ネックレスはなにげに、化粧品が原因でも汚れます。女性の多くは、服を着替えて、メイクやヘアセットをした後、最後にネックレスを付けるのではないでしょうか。このように、仕上げに付けるときには、頬やあごにネックレスが触れると、ファンデーションなどが付いて汚れてしまいます。また、顔を触った後に、なんとなくアクセサリーを触れるクセがあると、化粧品がネックレスに付いて汚れることとなります。

 

◆ヘアワックスやヘアオイル

ヘアワックスやヘアオイルを使っている人は、これらによる汚れにも注意です。髪に付けたワックスなどの油分が、ネックレスに付着すると、手触りがぬるっとしたり、くすみなどの原因ともなります。また、ヘアアレンジの仕上げにヘアスプレーを使っていると、ネックレスにも一緒に付着してしまいます。

 

◆雑菌

お出掛けに付けたネックレスには、外の雑菌が付着しています。また、海で見に付けたネックレスには、塩分が付着し、サビなどの原因となることがあります。

 

◆温泉や入浴剤

これは汚れではありませんが、温泉などが原因で、ネックレスが黒ずんでしまうことがあります。たとえば、シルバー製のネックレスは、温泉に含まれる硫黄との相性が悪いです。身に付けたまま温泉に入ると、シルバーが硫化して、黒ずみや変色が起きてしまうので注意しましょう。また、家庭で使用する入浴剤にも、硫黄が含まれていることがあり、ネックレスに影響を与えることがあります。

 

 

ネックレスの汚れ・変色を落とすには

プチプライスのネックレスの場合

◆プチプライスは変色しやすい

ファッションビルや雑貨屋などで売っている、プチプライスのネックレス。これはもう、変色するものだと思ってください。値段で言うと、数百円から千円前後のものは、ほぼ間違いなく、いつかは変色します。ただし、数千円するネックレスは、メッキ加工されているものが多く、やや変色しにくいです。と言っても、あまり長持ちはせず、数年経つと、黒ずみやくすみが気になるようになります。

 

◆変色したとき

プチプライスのネックレスは、変色してしまうと、手の施しようがないです。そもそも値段が安いので、お金や手間を掛けてまで、黒ずみを落とす必要がないかもしれません。サクッと新しいネックレスを買ってしまうのも手です。

 

◆対策

汗や皮脂などの汚れを拭き取ることで、ネックレスの輝きを長持ちさせることができます。身に付けた後は、柔らかい布やティッシュを使って、汚れをよく拭き取りましょう。

 

シルバー製のネックレスの場合

◆こまめなケアで輝きを保って

シルバー製のネックレスも、とにかく変色しやすいです。いちど使ってから仕舞い、次に使うときには、黒ずみやくすみが生じていることも多いです。ちなみに、シルバーアクセサリーは、こまめなケアなしでは、輝きを保つことができません。しかし、汚れ落としと、日頃のケアを行えば、輝きを取り戻しやすく、長く愛用することができます。

 

◆日々の汚れの落とし方

①身に付けた後はすぐ、ティッシュなどで、表面の汚れを拭き取ります。

②指紋など、目に見える汚れがあるときには、軽く水洗いをしてもOKです。油汚れなどがベッタリと付いたときは、食器洗い洗剤をほんのちょっと塗り、水で洗い流してください。

③ガーゼなど、柔らかい布を使って、水気を拭き取ります。ネックレスを布に包んで、水分をしっかりと吸い取らせてください。

 

◆専用クロスで磨く

黒ずみやくすみがあるネックレスには、シルバー用の専用クロスを使うのがお薦め。専用クロスには、微細な研磨剤が含まれています。そのため、このクロスで磨くと、皮脂汚れなどが落とせるともに、より輝きが増した仕上がりとなります。なお、専用クロスは、貴金属を取り扱うお店で購入できます。ほかにも、雑貨屋やデパート、ダイソーなどの100均でも、銀みがきの名前で販売しています。

 

 

◆シルバーポリッシュに浸す

シルバーのネックレスが真っ黒に変色してしまったとき、頼りになるのが、シルバーポリッシュです。シルバーポリッシュとは、銀専用の研磨剤のこと。アクセサリー用のポリッシュでは、浸け置きタイプのものが多く、使い方も簡単です。

 

磨き方

①手荒れ防止に、ゴム手袋を付けます。磨くときに、溶剤が垂れ落ちることがあるので、ビニールシートなどを敷いておくと安心です。また、溶剤から独特の臭いがするので、窓を開けて換気しながら行いましょう。

②シルバーポリッシュの中に、ネックレスを浸します。容器の中にそのまま入れてもいいのですが、ネックレスは後で取り出しにくいです。フタや浅いお皿などに溶剤を入れ、その中に浸すといいです。

③数秒から数十秒、浸け置きします。シルバーポリッシュの種類により、浸け置き時間は変わってきます。商品の説明書きを守ってください。なお、時間通り浸しても、変化が見られないときは、少しずつ時間を延長してみてください。

④シルバーの色が戻ってきたら、溶剤から取り出してください。見ていてハッキリと、シルバーの輝きを取り戻したのが分かるはずです。

⑤まだ黒ずみが残る部分は、ブラシでこすってください。ブラシに溶剤を含ませてから、シュッシュッと小刻みに動かして、黒ずみを落としましょう。

⑥磨き終わったら、溶剤を流水で洗い流します。洗い終わったら、柔らかい布などで水気を拭き取ってください。

 

 

◆重曹を使う

重曹で手軽に落とす

重曹を使って、シルバーの黒ずみを落とすことができます。黒ずみの原因である硫黄が、重曹に促されて、アルミホイルに結合しようとする性質を利用した落とし方です。重曹のほか、家にあるものを使って、手軽に行えます。

 

用意するもの

・重曹

・アルミホイル

・耐熱容器

・熱湯

 

落とし方

①耐熱容器の底に、アルミホイルを敷きます。アルミホイルは、くしゃくしゃに丸めてから開き、シワを付けた状態で敷いてください。

②アルミホイルの上に、大さじ1杯の重曹を起きます。そこに、熱湯を注ぎ入れ、軽くかき混ぜます。

③②の中に、シルバーネックレスを浸します。熱湯が冷めるまで、しばらく放置してください。

④ネックレスを取り出してから、流水で洗い流します。柔らかい布で、水気を拭き取ってください。

 

ゴールド製(ホワイトゴールド、ピンクゴールド)のネックレスの場合

◆ゴールドのネックレス

ゴールドのネックレスは、変色しにくいです。と言っても、変色することはあり、これは金の含有量により変わってきます。ちなみに、24Kや18Kと呼ばれる、金の純度が高いものでは、滅多に変色することはありません。純度が低くなるにつれ、くすみなどが生じる可能性が高くなります。

 

◆ホワイトゴールドのネックレス

ホワイトゴールドのネックレスは、ゴールドのものに比べて、変色しやすいです。実は、ホワイトゴールドとは、金に、パラジウムなどの金属を混ぜて作られています。そのため、金の含有率が低くなり、変色などが生じやすくなります。また、ホワイトゴールドのアクセサリーでは、ロジウムでメッキ加工されているものが多く、メッキが剥がれることで、黒ずみなどが生じることがあります。

 

◆ピンクゴールドのネックレス

ピンクゴールドも、比較的、変色しやすいです。ピンクゴールドでは、金に、銅や銀などを混ぜて作られています。銅や銀は、酸化により、変色してしまうことがあります。また、化粧品などに含まれる油分や、入浴剤などに含まれる硫黄などが原因で、化学反応が起き、変色することもあります。ピンクゴールドが変色すると、くすんだような鈍い黄色や、茶色っぽい色となります。

 

◆汚れ・変色の落とし方

 

用意するもの

・コップなどの容器

・30℃~40℃のぬるま湯

・食器洗い洗剤などの中性洗剤

 

◆落とし方

①コップなどにぬるま湯を入れ、中性洗剤を少量溶かします。

②①の中に、ゴールド製のネックレスを浸して、5分~10分放置してください。

③コップから取り出したら、流水で軽く洗剤を流します。仕上げに、柔らかい布などで、水気を拭き取ってください。

 

ネックレスを変色しにくくするには

使用後は汚れを拭き取る

身に付けた後は必ず、柔らかい布などで、汗や皮脂などの汚れを拭き取るようにしてください。ネックレスの素材にかかわらず、これは基本です。拭き忘れを防ぐには、ネックレスを取り外したタイミングで行うのがベスト。わざわざ布で拭くのが面倒な人は、ティッシュで軽く撫でるだけでもOKです。とにかく、付けた汚れは、その日のうちに落とすことを心がけましょう。

 

お風呂や温泉では外す

お気に入りのネックレスを、肌身離さず、身に付けていたい気持ちは分かります。ですが、入浴剤や温泉に含まれる成分は、ネックレスを変色させる大きな原因となります。面倒ですが、入浴前にはネックレスを取り外す習慣をつけましょう。ただし、温泉などでネックレスを外した際には、更衣室に置き忘れないように注意してください。

 

ケースに収納する

使わないネックレスは、アクセサリーケースなどに保管しましょう。きっちりとフタが閉まるケースに仕舞うと、酸化が防げるので、変色しにくくなります。なお、ケースに入れるときには、必ず汚れや水気を拭き取り、清潔な状態で保管するようにしましょう。