【蛇よけ対策】嫌い(苦手)なもので撃退!駆除グッズ・退治方法(薬・タバコ・木酢液・ハーブなど)

ヘビよけ

嗅覚を刺激する!

ヘビは、嗅覚が優れている生物です。目や耳が悪い分、鼻や舌が発達しており、匂いや味覚で外界を感じ取っています。そのため、ヘビを撃退するときには、嗅覚を刺激すると効果的だと言われています。ヘビの嫌いな臭いを巻いておくと、ヘビが近寄ってこなくなります。

 

タバコのヤニ

タバコのヤニの臭いで、ヘビを遠ざける方法です。

 

①タバコの吸い殻をたくさん、ペットボトルなどに集めます。

②吸い殻を入れたペットボトルに、水を入れてから、一日ほど置いてください。水が黄色く濁るまで、ヤニの臭いをよく染み込ませます。

③ヤニ臭がする水を、ヘビが出てくる場所に撒いてください。

 

レモンの絞り汁

ヘビには、レモンなどの酸っぱい匂いを嫌う傾向があります。レモンの絞り汁を、ヘビが出てくる場所に振りまいてみましょう。玄関先や縁側など、狭い空間でヘビ除けを行う場合に向いています。

 

ハーブ(ミント、ローズマリー)

ヘビは、ハーブのような、スーッとした香りを嫌うという言い伝えがあります。お庭にミントやローズマリーなど、香りが強いハーブを植えてみるのもいいでしょう。ですが、ヘビ除けとしての効果を期待するというよりは、気休め程度だと思ったほうがいいかもしれません。

 

樟脳、ナフタリン

昔の人は、ヘビ除けに、樟脳やナフタリンなどの防虫剤を撒いたそうです。今では、化学薬品を使った防虫剤が増えており、天然樟脳やナフタリンを手に入れることは難しいです。ですが、和服を保管している家庭では、着物用の樟脳などを利用できるでしょう。ただし、小さな子どもがいる家庭では、樟脳やナフタリンを敷地内に撒くことは避けてください。誤って口に入れてしまうリスクがあります。

 

 

蚊取り線香

蚊取り線香の臭いで、ヘビが近寄らなくなるという声もあります。しばらく焚いたままにしておける蚊取り線香は、お庭や玄関などのヘビ除けに便利です。ただし、煙が消えてしまうと臭いがなくなるため、ヘビ除け効果を期待できる時間は長くはないです。

 

木酢液、竹酢液

木酢液とは、木材から炭を作るときに、発生する水蒸気を冷やして液体としたものです。同じく、竹炭を作るときに発生するものを、竹酢液と呼んでいます。木酢液には、殺菌効果があり、水虫の治療などの民間療法に用いられています。

 

木酢液には、スモークフレ-バーと言われる、独特のツンとした香りがあります。この香りを苦手とする生き物は多く、虫除けやヘビ除けなどに重宝がられています。町中では、野良猫を近づけないために、木酢液を撒く家庭も多いです。

 

◆使い方

木酢液は少量ずつ、お庭や玄関、軒下などに撒いてください。木酢液は、草木に害を与えず、かえって土壌を豊かに整えてくれるため、園芸に用いられているほどです。そのため、花壇や畑などにも、安心して撒くことができます。自然成分から作られているため、赤ちゃんがいる家庭でも安全に使用できます。

 

 

 

ヘビ忌避剤

 

ヘビ忌避剤は、ヘビなどの苦手な臭いを発することで、ヘビが近づいてこなくなる薬剤です。価格が手ごろなものが多く、いちど撒くと効果がしばらく続きます。成分などを考えると、家周りや花壇に使える、日本製の忌避剤を選ぶのが安心です。

 

使うときの留意点

  • 花壇の花や、畑の作物など、植物には直接掛けない
  • 池や井戸の中には撒かない
  • 自動車や家具などの上には撒布しない
  • 口に入れない、子どもの手の届くところに置かない
  • 臭いがキツいので、撒くときには、マスクをはめたり、家の窓を閉めておく

 

ヘビレス

ヘビレスは、特殊な臭いでヘビを遠ざけてくれる害獣忌避剤です。ナフタリンや硫黄、木酢液のトリプル作用に、特殊な忌避剤をプラスしており、効果抜群。粒状なので、お庭や花壇などに撒きやすいです。水に溶けにくいので、雨が降っても効果が長持ちします。

 

 

へび・ムカデ忌避剤

へび・ムカデ忌避剤は、ツンとくる刺激臭のする害獣忌避剤です。刺激臭を放散させることで、ヘビの進行方向を惑わせて、敷地に近づけないように翻弄できます。木酢液や硫黄、ハッカ粒などから作られており、液体です。

 

 

 

ヘビを捕獲する

ヘビが敷地内に住みついてしまうと、忌避剤を使っても、効果が出にくいときがあります。となると、どうしてもヘビを追い出したいときには、自分で捕獲するしかないことも。ヘビに立ち向かうのは勇気が要りますが、慣れてしまえばなんてことはありません。ですが、くれぐれも、毒ヘビを安易な気持ちで捕獲しないように。手慣れていないと、噛まれてしまうことがあり、とても危険です。

 

ヘビ捕獲棒

ヘビ捕獲棒では、棒の先についたハサミ部分で、ヘビを捕まえることができます。アルミ製で軽いので、女性や高齢者でも扱いやすいのが魅力。キャンプなどのアウトドアや、農作業などのお供としても携帯しやすいです。なお、ヘビを挟むときには、首の根本に狙いを定めてから、速やかにハンドルを握ってください。

 

 

ハブ捕獲器三角トラップ

ハブなどの毒ヘビに悩んでいる人には、ハブ捕獲器三角トラップが便利です。トラップなので、ヘビと直接格闘せずに済むのが有り難いです。ただし、生きたままの捕獲となりますので、捕まえた後の処分には、充分気を付けてください。なお、ハブの場合には、捕獲後、市町村の担当者に連絡して、引き取ってもらうことになります。

 

 

ヘビレス毒蛇スプレー

毒ヘビを一気にやっつけたいときには、ヘビレス毒蛇スプレーがお薦めです。エアゾール剤を強力噴射して、毒ヘビを死に至らしめることができます。2~3メートル離れたところから、5秒以上噴射して、ヘビに薬剤を振り掛けてください。なお、スプレーを受けたヘビは、飛びかかって対抗してくることがあります。ヘビと充分に距離を取り、後ずさりできる場所を確保しながらスプレーしましょう。

 

 

ヘビとの接触

ヘビは庭や玄関、道などに潜む

山あいの家では、庭や玄関先に、ヘビが入ってくることがあります。田舎の古い一軒家では、いつのまにかヘビが、室内に鎮座していて驚かされることも。また、田畑に囲まれた地域では、あぜ道や農道などで、ヘビに出くわすこともしばしばです。山の中でヘビに遭遇するのと違って、家の近くや敷地内でヘビに出くわすのは、なんとも気持ちが悪いものです。

 

毒のないヘビ

庭や田畑に現れるヘビは、シマヘビやアオダイショウが多いです。これらのヘビは、毒を持っていないため、それほど怖がらなくても大丈夫です。しかし、無毒といえども、鋭い牙を持っているため危険です。とくに、小さな子どもがいる家庭では、うっかりとヘビを触ろうとして、手や足を噛まれてしまう危険があります。

 

毒のあるヘビ

毒ヘビとして知られるのが、ハブやマムシ、ヤマカガシです。これらの毒ヘビには、噛まれると相当ヤバいです。すぐに医療機関を受診して、血清などを打ってもらわなければなりません。状況によっては、救急車を呼ぶことも必要。急いで病院へ向かうことが、何よりも大切です。