【猿の駆除・撃退法】サルよけグッズや対策の仕方、追い払い方など【天敵・嫌いなもの(匂い・音)】


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ニュースなどでも取り上げられるサルによる深刻な食害被害。

 

畑や民家にある野菜を奪い取って逃げ回る姿が映されています。

 

サルは知能が高いため、捕獲するのは一筋縄ではいきません。

 

本記事では、サルの退治・撃退法を紹介しています。

 

サルの駆除について

サルについて

具体的な対策をお伝えする前に、基本的なサルの生態について学びましょう。

 

サルの生態

・早朝と夕方が採食のピークになり、基本的に日が出た明るい時間帯に行動します。

 

・群れる習性があるので、他のサルが失敗談や成功談が集団内で共有され、学習レベルが上がっていきます。

 

・サルの出産ラッシュは春と秋、数年に1匹の割合で出産をします。しかし、畑・民家荒らしを行って栄養を蓄えたサルは、それに伴い出産回数も増えて、サルの数も増加します。

 

・触覚や嗅覚など五感は人間とほとんど差がありません。

 

サルの得意なもの

・サルは高い運動能力と知能を持っており、記憶力もあります。

・木登りとジャンプが得意分野です。

 

サルの好物

・主に果物を好み、水稲、草や芽、昆虫などを食べることもあります。

 

サルの苦手なもの

・長距離走行が苦手です。そのため、普段生活する山の集落から離れた場所へ畑荒らしすることはありません。サルが走行する1日の距離は約2キロと言われ、サルを遠くまで追い詰めれば、疲れてその日は集落に戻ってこないでしょう。

 

・アクや匂いが強い食べ物を嫌う傾向にあります。例えば、トウガラシ、ゴボウ、コンニャク、シソ、ショウガ、ワラビなどが当てはまります。

 

・サルの天敵はオオカミです。

 


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サルの撃退法

※サル撃退法を紹介する前に※

 

注意

「鳥獣保護法」により、サルを捕獲(おり罠など)・捕殺するには自治体の許可が必要です。

詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。

 

サルの撃退は数日で完了するわけではありません。心理戦でサルに恐怖心を覚えさせて、物理的に立ち入らせない仕組み作りが必要です。

 

撃退法①追い払う

以下の道具を使って、集落にいるサルを追い払いましょう。追い払う方のポイントとしては、できるだけ大人数で行うということです。サルの集団は一旦、人がいない逆方向へ横に散らばるようにして逃げます。逃げた後に人影がなくなると、油断している隙を狙って違う場所から再び戻ってくるケースもあります。複数方向・場所に人員を設置して、入る隙間をなくすというのも重要です。

 

◆ロケット花火を使う

ロケット花火をサルに向かって打ちます。ロケット花火発射用のランチャーなども市販されているので、合わせて検討しましょう。本来は飛花するものなので、取扱い方法を誤ると大変危険です。人がいない、枯草など燃え移る心配がない場所へ向けて使用するように十分注意しましょう。

 

エアガンを使う

エアガンを発砲し、サルを撃退します。例え命中しないとしても、サルにとっては威嚇になるので効果的であると言えます。

 

パチンコや爆竹、投石を使う

爆竹など大きな音がするものに驚き、サルは逃げます。ただし、サルに命中させ傷を負わせたら法に抵触します。脅し程度に留めるよう、さじ加減も注意しましょう。

 

撃退法②侵入を防ぐ

サルを集落へ侵入させないために、道具を使って対策を取りましょう。

 

電気柵+αを使う

害虫駆除に便利な電気柵でも、すばやいジャンプと駆け登りが得意なサル相手では突破される可能性が高いです。通電部分に触れる可能性を高めるため忍び返しを設け、電気柵に樹脂ネットを重ねましょう。サル対策用の電気柵も市販されています。

また、ネットに使う支柱に柔らかな素材のものを選ぶと、登る際に不安定になるので効果が増します。ただし、周囲に高い木や建物がある場合、簡単に飛び越えられてしまいます。他の対策と重ねて行うのが良いでしょう。

 

サル対策用電気柵

 

オオカミの尿を使う

サルが嫌いな匂いの、オオカミの尿を使った忌避剤が市販されているので使用します。高速道路のサービスエリアなどでも動物避けとして使用されており、高い効果が期待できます。

 

 

苦手な作物を畑のまわりに植える

サルの苦手なトウガラシ等を畑や柵の周りに植えましょう。ここの畑は近寄りづらいと思わせることができるでしょう。

 

ヘビのおもちゃを設置する

サルの祖先が毒蛇などの恐怖を子孫に教え込んだことから、サルはヘビを怖がる習性があるとされているようです。リアルなヘビのおもちゃを、畑と山林の境に複数置いたらサルが近付かなくなったというケースもありました。マムシ・ヤマカカシに似た黒っぽいものが効果的です。

 

撃退法③捕獲する

サルを捕獲する際には、必ず自治体の許可・指示を得て、オリ罠を設置しましょう。オリ罠へ続く道へ、誘引エサを点々と置きます。オリの中にもかぼちゃやサツマイモなどのエサを準備し、誘導していくと良いでしょう。

また、オリ罠の設置に適す場所は、見晴らしが悪い、木や藪の中などです。設置場所付近にエサとなるものがある場合、誘引エサに食いつかないこともあるので注意が必要です。

 

撃退法④サルの行動を監視する

サルがどんな方法で餌を捕獲するのか、逃げる方向はどこかなど、サルの行動を監視することで対策を明確に立てることができます。最近ではサル用自動撮影カメラが販売されています。サルの捕獲に成功した場合、サル用テレメトリー(遠隔計測装置)をつけて一旦山へ帰すことで、サルの生息区域や行動範囲を知ることができます。

 

サル用発信器

 


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サルにターゲットにされないために

現在は被害が出ていない地域も、いつ狙われるか分かったものではありません。

サルのターゲットにされる可能性が少しでも減るよう、次のことを実践しましょう。

 

餌付けをしない

珍しいからといって、食べ物を与えてはいけません。

「ここに来れば楽に美味しいものが食べられるぞ!」と学習してしまいます。

 

野菜クズや生ゴミを放置しない

サルのエサになるものを置いておくことは間接的に餌付けをしているのと同じことです。

お墓参りのお供え物なども必ず持ち帰りましょう。

 

果実がある木を放置しない

一気に実って収穫しきれていない果物の木は、サルのかっこうのエサです。カキや栗、みかんの木など管理しきれないものは、思い切って切り倒した方が良いかもしれません。

 

薮など、サルが身を隠す場所を減らす

特に集落と山林の間は見通しをよくしておきましょう。伸びきった草木は切って、視界がクリアになるようにしておきましょう。サルは普段森の中で生活しているので、茂みがある場所を好む傾向があります。

 

番犬を活用する

ご家庭で飼育されている犬が大型である、吠え声が大きい、警戒心が強い性格であれば、犬に追い払ってもらうのも一つの手でしょう。実際にサルの捕獲作業や追い払いに教育犬を使用する場合もあるようです。

 

 

サル対策のおさらい

 

サルは優れた知能や記憶力を持つので、他の動物と同じような撃退法では歯が立たないことが多いでしょう。まずはサルの習性や生態を知って、その上で理にかなった方法で対策を取らねばなりません。

 

また、サルは一度覚えた満足感や恐怖感は忘れません。その特有の学習能力をうまく利用し、「この場所へ近付くと怖い目にあうぞ」と気長に学習させることも重要です。

 

過去に餌取りに成功した家は、周辺民家一体がターゲットとなってしまいます。一部の民家だけが対策を取っていては、いつまでもサルは出現し続けます。被害を長引かせないために大事なことは「地域ぐるみで対策を取る」ということです。

 

サルは一度好んだ場所に執着する傾向があるので、一旦標的にされるとなかなか追い払うことが難しいのが現実です。しかも、サルは毎回のエサ取りでどんどん学習していきます。途中でくじけそうになることもあるかもしれません。しかし、そこで諦めずに地道に対策し続けることで、「ここは餌取りに時間を取って面倒だ」と思わせることができます。頑張りましょう!

 

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